ごあいさつ
ブログ
能登ボランティア
こんにちは!虹いろ鍼灸院の冨田です😊
久しぶりのブログ投稿になります。
先日、同じ鍼灸師の友人から
「能登のボランティアに行ってみない?」とお誘いがありました。
震災直後は、様々な情報がTVのニュースで流れているのを毎日見ていましたが、ここ最近は目にする機会も減ったような気がしていました。
現地に行くか悩みましたが、どのような状況か気になっていたのと何か役に立つことがあればという事もありボランティアに参加することにしました。
今回の活動場所は羽咋。車で約3時間半の道のりです。
交通網にやや不安はありましたが、参加したボランティアを取り仕切っているチームの拠点まで問題なく進むことが出来一安心。
参加したのは「チームJAPAN」というチームです。
炊き出しやマッサージなど身体のケア、そして復興イベントなど様々なサポートをされていました。
今までも災害が起きたときに駆けつけて活動しているチームで災害ボランティアの経験も豊富なため、必要な物資や道具が揃っていて依頼された内容に対応できるようとても整備されていて驚きました。
今回は一緒に参加した友人に加えて現地でチームを取り仕切るリーダーと最近隣町に引っ越してきた男性の合わせて男4人衆で挑みました。
気になる依頼内容は……
「用水路に面していた塀が崩れた瓦礫の撤去」です。
所有している方は高齢でとても重い物を運ぶのが難しいためお願いしたいということでした。
当初の状況はこのような状況でした。↓
ここから少しずつ瓦礫を撤去して今回の作業前にはこのような状況でした。↓
水は少し濁っており、瓦礫が流れを遮ってしまいほとんど流れが無く臭いも気になります。
衛生面でとても心配な状態が続いていました。
到着してさっそく午前11時頃から作業を開始。
大きな瓦礫はハンマーやトンカチなどで割って大きさを変えながら運びます。
ここで4人のマンパワーが活きました。
用水路の上下で2人ずつ分かれてバケツリレーの様に2トントラックに積み込みます。
最初はこんなに大きいトラック必要ないかなと思ったのが大間違い。
午後も合わせると荷台が2回もいっぱいに😓
車に乗せた瓦礫は近くの臨時集積場に運び込みます。
当時参加していた方の話では集積場の入り口からゴミを捨てるまで3時間くらいの行列が出来るほど並んでいたという話を聞きびっくり‼
とても体力も根気もいる作業です。
しかし、今回の作業でやっと用水路の流れが開通する事が出来ました。↓
まだ半分は塞がっていますが、左側半分に流れが生まれて水面も透明になりました😄
最初と比較すると……
持ち家の方も大変喜んで下さりました。
行政も個人個人の案件にまでは手が回らない状況で、今回のようにまだまだ困っている方もたくさんいます。
傾いた家や住めない家の取り壊しにも1年以上の待ちが続いていたり、大きなホテルや旅館もまだ閉館しているところが多いです。
しかし、徐々に営業を再開している飲食店や施設も出てきています。
現地の方も少しずつ日常生活を取り戻す中で私たちに出来る事はわずかしかありませんが、現地の方の生の声を聞いたり触れあうことで初めて知ることがたくさんありました。
皆さんにも現地の様子が少しでも伝わったら幸いです。
国府宮はだか祭り
先日愛知の稲沢市にある国府宮で行われたはだか祭。
今回は3回目の参加となりました😄
当日は雨の心配もありましたが、曇り空の間から日差しが少し差す天候。
少し安心したところ外へ出るとものすごい強い風が吹いており最後まで完走出来るかスタート前から不安でした。
まずは奉納する笹の木に祈念された「なおい布」をくくりつけ、まとめ上げて奉納準備は完了。
次はさらしでふんどしを順番に巻いていきます。
待っている間に身につける布や紐を編んで着飾る準備も整えていきます。。
これは身につけて奉納をすることで御利益が生まれるとされ、お守りのような役目をするため時間の許す限りたくさん持てるようみんな必死に編んでいました。
残りの時間でお昼ご飯を食べて準備万端。
スタート位置までバスで移動して他の地域の会とぶつからないように順番を待ちながら待機します。
いよいよ順番が来てスタートです。まずは、近くの公園まで歩きいよいよ鳥居がある大通りに入りました。
500メートルくらいありましたが、平日開催にもかかわらず両沿道には多くの観客の姿がありました。
はだか祭の人気を実感しました。
そして鳥居まで来るといよいよ最後の見せ場がやってきます。
先に到着していた裸男達と一緒に奉納をお祝いするかのように盛り上がりは最高潮。
楼門までの長い道のりを左右へ練り歩きます。
体力の限界に近づいてきましたが最後の力を振り絞って無事奉納を終えました😊
最初は不安でしたが、努め上げることが出来て良かったです。
しかし、奉納した途端に急に寒さが身体を襲います(笑)
急いでバスに戻り帰りは温泉で身体をリフレッシュ♨
奇祭と言われるはだか祭ですが、いろんな経験を代々伝えたりする機会としてとても有意義だなと思いました。
このようなお祭りやイベントが形は変わっても続いて行くことの大切さを実感しました。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか😄
節分👹
2024年2月3日は節分です。
旧暦では二四節気の立春は新年にあたりその前日の節分は大晦日にあたる大事な1日でした。
翌年1年間の健康や幸せを願い、また冬から春に切り替わる季節の邪を追い払う行事として豆まきが行われていました。
実はこの豆まきに使われる大豆にも意味があるのが後々分かるかもしれません……
現在は恵方巻きを鬼門の方角を向いて食べるという習慣も浸透してきていますね!
今年の方角は東北東です。実はこの方角にも前回ご紹介した陰陽五行説の十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)が関係しています。
実は知らないうちに日常生活の中で皆さんは利用していることになります。
これは陰陽五行がそれぞれの地域による生活の違いを元にして考えられたとされていることもあると思います。
さて、邪として現されている鬼、それが出入りする鬼門の方角は北東です。
これは牛と寅の方位を現すため、鬼の見た目は牛の角と寅模様腰布を身につけたイメージがあります。
一方で鬼が出てくる物語で有名な桃太郎もこの陰陽五行や十二支が深く関係しています。
それは鬼門の反対裏鬼門の位置するところから始まる申、酉、戌になります。
五果の桃が主人公と関係し、五穀の黍(きび)でお供にした十二支「申🐵酉🐦戌🐕」で鬼を退治という物語になっていると思うとまた一層面白く感じたりします。
他にも日常の中に十二支や十干が利用されているかもしれません。いろいろ探してみると面白いかもしれませんね😄
2024年は辰年
こんにちは、虹いろ鍼灸院の冨田です。
まずは、能登半島地震で被災・被害に遭われた方にご冥福とお見舞い申し上げます。
2024年は大変な1年の始まりとなりましたが、今年は「甲辰」(きのえたつ)の年です。
十二支は良く耳にしたことがあるかもしれませんが、
「十干」は聞いたことがあるでしょうか?
十干とは「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の事を指します。
もともと、中国で考えられたものでそれぞれに日にちに当てることで10日間を1つの基準としています。
今ではひと月を区切るときに使う上旬・中旬・下旬は10間毎に分ける目安にもなっています。
「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」は5行(木・火・土・金・水)に対してのそれぞれの陰陽を現し、
陽の性質を現すものは「甲(きのえ)・丙(ひのえ)・戊(つちのえ)・庚(かのえ)・壬(みずのえ)」
陰の性質を現すものを「乙(きのと)・丁(ひのと)・己(つちのと)・辛(かのと)・癸(みずのと)」としています。
たとえば、今はあまり言われなくなったかもしれませんが、「ひのえうま」という言葉があります。
丙(ひのえ)は臓の中で最も陽の性質を持つ心の陽である陽性の陽であり、午は時間で言うと正午を指し陽が極まる一番陽の性質が強い組み合わせです。
そのためこの年に生まれた子どもは活発で活動的な面が強く、激しい性格になりやすいという事が言われていました。
しかし、これはあくまでも一要素であり、その他の要因や環境などでいくらでも変化するものです。
これまで十干についてお話ししてきましたが、十二支と組み合わせると60通りになりそれが一回りすると生まれたときと同じ干支を60歳で迎えます。
暦を巡ったということで「還暦」のお祝いをする風習が今も残っています。
そしてこの十二支の「支」と十干の「干」を合わせて「干支」と呼ばれています。
では今から60年前は日本でどんな事が起きていたのでしょうか?気になったので少し調べて見ました。
主な出来事
- ■東京オリンピック初開催 ■東海道新幹線開通・東京モノレール開業 ■王貞治55号ホームラン日本記録 ■異常気象,東京の水飢饉,新潟地震発生
- 主な 新商品やヒットした食品
- ■家庭用ビデオテープレコーダ (ソニー) ■デンターライオン(ライオン歯磨) ■ガーナチョコレート(ロッテ) ■かっぱえびせん(カルビー)
- ■ワンカップ大関(大関酒造)
他にもたくさん出来事はありますが、大きなイベントや公共交通機関が大幅に便利になった面もあれば、気象や自然災害も大きな被害が出た年でした。
また今では使われる機会は少なくなりましたが、テープレコーダーや卓上式の電卓が出たり、今でも愛されているチョコレートやお菓子が世に出てきました。
今年1年は一体どのような年になるのでしょうか。
これまでは、世の中の出来事を見てきましたが、身体への影響などは何か考えられることはあるでしょうか?
甲は肝の陽であるため「胆」、辰は「胃」に配当されています。
例えば、めまいや難聴、胃のむかつきや消化器の問題を慢性的に抱えている方は特に普段の生活習慣を見直して改める機会にしてみてはいかがでしょうか。
毎日が楽しい生き生きとした生活を送れるように情報を発信していきますので、引き続きチェックしてみて下さい!