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「クヌッセン機関長救急艇保管庫」建築工事(元請西組様)
みなさんはクヌッセン機関長をご存じですか?
現在でもクヌッセン機関長の物語は、日本とデンマークの友好の原点として知られています。
[海の英雄 ヨハネス・クヌッセン機関長]
1957年(昭和32年)2月10日。
デンマーク船エレンマークス号が神戸へ向けて航海中、
紀伊日ノ御碕灯台(日高郡美浜町)沖で、火災を起こしている日本の機帆船「高砂丸」を発見しました。
エレンマークス号は救命艇を下ろし直ちに救助を試みましたが、
その日は風が吹き荒れる悪天候で、思うようにいきません。
そこで作戦を変更し、機帆船の風上から救助することにしました。
近づくエレンマークス号から綱が投下され、それを頼りに最後の一人となった乗組員が綱はしごまで到達しました。
しかし、あと少しのところで力尽きてしまい海に転落してしまいます。
それを見たクヌッセン機関長は、救命ベルトを装着し自ら「極寒の荒れ狂う海」に飛び込んでいったのです。
決死の救助活動を行いましたが、願いは叶わず
クヌッセン機関長と乗組員の姿が海の中に消えていきました。
その後エレンマークス号は救命艇を下ろし再び救助活動したものの、荒波にもまれ救命艇も海に沈んでしまいます。
次の日の朝、田杭港(日高郡日高町)周辺で大きな裂け目のある救命艇とクヌッセン機関長の遺体が発見されます。
昨夜の話を聞いた田杭地区の方たちは、この勇気ある行動に感銘を受け供養塔を建設しました。
現在でもこの「クヌッセン機関長救急艇保管庫」には、漂着したエレンマークス号の救命艇(実物)が保存されています。
先日、発電機を購入しました!!
・この発電機の良いところ
・エンジン発電機の運転可能時間を表示してくれる。
・大容量燃料タンク搭載で、長時間の連続運転ができる。
・国土交通省NETIS登録製品であること。
環境面では
・「超低騒音型建設機械指定機」であること。
・「第3次排出ガス対策型建設機械指定機」であること。
・「環境保護ベース」が付いているため、燃料やエンジンオイルなどが外部への流出を防いでくれる。
現場作業ではとても重宝されていて、なくてはならないものになっています!!
・災害時での活用方法
この発電機を購入するにあたってのもう一つの活用方法として
40年以内に90%の確率で起こるとされている南海トラフ地震を含めた大きな災害時の電力供給があります。
私たちが主に活動している日高町は海に面しており、南海トラフ地震の被害が大きいと予想されています。
比井避難道路などの避難場所の建設に力を入れてきましたが、
今度は大規模災害が発生したときに、私たちになにができるのか考えました。
新潟県中越沖地震、東日本大震災では約3日間の停電が続いたとされています。
そこで「災害時、みんなに電気を届ける」ことを考えました。
これらの発電機が多くの人達の助けになることを願っています。
クレーン操縦席からの景色 |
クレーン操縦席からの景色は見たことがありますか?
実はこのようになっています。はじめてみる方も多いと思いますが、なんといっても視界が悪い・・・
一瞬でも気を抜くと事故につながる危険性があります。
作業員全員「合図・指示」を徹底し、今日も一日安全第一で頑張ります!
令和4年3月2日
地元の小学生の現場見学会に協力させていただきました。
主な内容は
1,建設現場の説明 |
2,測量体験 |
3,重機試乗体験 |
でした。
子供たちの中には、積極的に質問してくれる子がいて、とてもうれしい気持ちになりました。
これを機に建設業に少しでも興味・関心を持ってもらえればと思っています。