土地家屋調査士とは?
⚫︎土地家屋調査士とは
土地家屋調査土は不動産の「表示に関する登記」と土地の境界に関する専門家です。
「表示に関する登記」とは不動産(土地・建物)の物理的状況、土地であれば、どこに、どれだけの広さで、どのように利用されているのかを示す登記です。
土地家屋調査士は測量及び不動産の「表示に関する登記」の専門家のことであり、他人の依頼を受けて、土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査して、図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続などを行います。
日本土地家屋調査士会連合会では以下、具体的に仕事の内容を公開していますのでご紹介します。
1.不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量を行います。
2.不動産の表示に関する登記に必要な申請手続を代理します。
3.不筆界を特定する手続を代理します。
4.動産の表示に関する登記に関する審査請求の手続を代理します。
⚫︎土地家屋調査士と相続
相続の手続に伴い、専門家である税理士、司法書士、弁護士の先生方と連携して土地家屋調査士も仕事をする場合があります。
相続に際して主な手続きは、
(1)土地をいくつかに分ける
(2)土地の境界を明確にして、正確な面積を測る
(3)賃貸マンションなどの集合住宅を部屋ごとに区切る
(4)亡くなった方が建築して登記のされていない未登記の建物を登記すること
このようなケースで、土地家屋調査士が必要とされています。