ブログ(3/20)NEW
出逢いの意味
大和市鶴間駅から徒歩9分にあります
障がい者向けグループホーム おちょこ庵です。
お隣大和駅から快速急行で約20分、江の島方面へ。
先日江島神社にある「杉山和一」の像を観てきました。
杉山和一はご存知でしょうか?
実はこの方すごい人で鍼灸の世界では神様のような人なのです。
武家の長男として生まれたのですが、幼い頃に病気になり失明してしまうのです。
その後、鍼灸師の医師へ弟子入りするのですが当時の鍼は今と違って細くない分とても痛い。
杉山和一は怖がりで不器用で、手が震え鍼がうまくうてない。
一生懸命教えても記憶力も悪いわ、技術も上達しないわ、ビビってるわ、師には愛想をつかされてしまいました。
こんな痛い鍼をうつなんて自分も怖いし、相手も痛いだろうしかわいそう…手が震える…あぁできない…。
そう優しい人だったんです。優しすぎた。
しかし「眼の見えない自分が生きていくにはどうにか鍼灸の技術を上げるしかない」と思い
盲目の守護神が祀られる江ノ島神社に7日間飲まず食わずの断食修行をし、弁天様に祈願をしたのです。
修行を終え、ふらふらになりながら帰ろうとした矢先、和一は石につまずきふらっと倒れてしまいました。
そこにたまたま竹筒に入った松葉が自分の体に刺さったが不思議と痛くなかった事から、管鍼法を思いついたと言われています(諸説あり)
手で触りながらそれを理解したのでしょう。その管鍼法で猫の足も治した、なんて話もあるほど。
この石は「福石」と呼ばれ、ここで拾いものをすると運気がよくなるなんてことも言われています。
私が行った時も像を撫でている若い方がいました。鍼灸学校の学生さんもよく訪れるそうです。
この時、杉山和一の強い思いが神様に伝わったんでしょうね。
もし
そこに行かなかったら?
そこに石がなかったら?
ふらふらして倒れなければ?
その竹筒の中に針葉樹の松が入ってなければ?
・・・?
それはすべては偶然。
何もできない落ちこぼれと言われ、師にも「要らぬ」と言われてしまった。
しかし、そんな繊細な人だからこそ誰にとっても優しい管鍼法を生み出し人生が好転。
その噂は徳川綱吉の元にも届き、綱吉の病まで治したと言われています。
その綱吉から「お礼に好きな物を何でも言うがよい」と言われた和一は「一つでいいので目が欲しいです」と答え
綱吉が「江戸の一つ目(地名)」に3000坪の屋敷を与え、そこで和一は世界初の盲目教育の学校を設立、
職業訓練所ができたと言われています。
ここで沢山の鍼灸師が誕生し、現在まで受け継がれてきたのですかね。
自分へのご褒美をみんなへ繋げて行って、現代私達が痛みもなく鍼を打ってもらえるようになったのかもしれません。
誰かにとっては「怖がりで不器用な人」に見えても、
誰かにとっては「相手の気持ちがわかる優しい人」かもしれません。
どこで誰と出逢うか、何を頑張るか、何に気づくか。
どんな事ができたら、どんな未来に変化していくのか。
私自身もおちょこ庵の社長に出会っていなければ今の自分はありません。
ご利用者にとって、おちょこ庵が通過点でも構いません。
一歩進むと次にできることが増えていくかもしれません。
ご縁あって私共とおちょこ庵で過ごす時間が、皆様の次の未来につながってほしいなと
思います。
是非、一度見学にいらしてください。
お待ちしております。
おちょこ庵 西鶴間
神奈川県大和市西鶴間4-8-3
電話:046-293-8160



