ブログ(3/20)NEW
支援者として大切な事
障害福祉サービスでは個別支援計画書に沿って支援が行われます。
「個別支援計画書」
厚生労働省が作成の流れを決めていて支援者はそれに沿って作成していくのです。
誰でも作成できるわけではなく、一定の経験を持ったサービス管理責任者が作成できます。
就労継続、就労移行、グループホーム、生活介護など事業所には必ず1人配置され
ご利用者さん1人1人のニーズや目標に基づき、オーダーメイドで作られています。
グループホームで言えば、「どんな生活を送りたいか」「どんな支援が必要か」を明確に
していきます。
わかりやすく言うと、
障がいのある方が自立して生活できるように支援するための計画書
この計画書、 1番大切なことは本人主体の計画であること
「支援者の考え」ではなく、「本人の希望・意志・価値観」に基づいていること
我々現場の職員も、人間なので迷う時があります。そのために研修があるんですね。
例えば、
障がい者を抱えた方が「自分なりのゴール(=安心して暮らす、好きなことをする)」を持っているとします。
それに対して支援者が、良かれと思って本人が望んでいない道を案内してしまうことがあります。
-
本人は「静かに一人でお部屋で過ごしたい、この時間がとても大切」と思っている。
-
でも支援者は「この人にはもっと体力をつけてほしい」と考えて、散歩に行こう、運動をしようと声掛けをする。
すると、
-
本人は疲れて、やる気もなくし、職員に言われるから外出をしなければならないと思うようになる
-
支援者は「なぜ頑張らないの?」と思い始める
-
お互いが同じゴールを目指しているのに、気持ちがすれ違い、信頼どころか不信感を持つようになる。
このように、本人の歩きたい道(目標)を一緒に見ずに、支援者だけが別のルートで先に進もうとすると、
支援は「良いこと」のはずなのに苦しいものになるのです。
支援者はご本人を思って声掛けしたはずなのに…うまくいかない。
これが支援の難しさだと私は思います。
不思議なことに、同じことを思い、同じ声掛けをしても支援者によって
ご利用者さんが「苦しい」と思わない時があります。
これはどんな違いがあるのか。単純に好き嫌いの問題なのか。
「寄り添った支援」とは何なのか。
それはテキストを読んでもわからない。
おちょこ庵では、現在サビ管OJTで頑張っている職員さんがいます。
外部のサビ管さん達から話を聞く機会を取り入れ、勉強会も行っています。
支援者にとって「どう関わるか」「どう気づくか」が最も大切なことだと
沢山の先輩たちから学んでほしいと思います。
