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2024-12-15 08:00:00

引越し

 

今日は「住まい」についてスタッフの私がつぶやきます。

 

今週、15年間暮らしたマンションから引っ越しをした。

 

今となっては高校生になった我が子が

 

幼稚園に通うのを嫌がり

補助輪付きのの自転車の練習をし

大きなランドセルを背負って小学校へ通い

共に暮らした犬をお空に見送り

私が夜勤の時は一人で留守番をし

小学生の子供が自炊をし、

なぜか大根もちを作り、片栗粉を入れると固くなりすぎることを覚えた。

夜勤明けの日の晩は沢山おしゃべりをしてくれた。

毎日朝晩と部活を頑張り、塾に通い、

その子供はやがて高校受験をし

母一人で育った子供は自分の将来に向かって勉学に励み、

荷物を出した子供の部屋は消しゴムのカスが沢山おちていた。

 

子供の人生の大半を過ごした家には、家族の人生がいっぱい詰まっている。

まだ十数年の子供が未経験を1つ、1つ経験値に変えていった場所。

 

子供はその場所から離れるのを嫌がった。安心、安全な居場所だったのだから当たり前だ。

 

20代で結婚した私が30代で母になり

子供のイヤイヤ期に一緒にイライラしていた未熟な時に暮らし始め

多少の事なら「しょうがない」と

自分の感情を自分で我慢できるようになった50歳という区切りの目前で

思い出いっぱいのその場所から離れることになった。

 

転勤族でもない私は小さい頃から一軒家で育ち、建て替えを経験したくらいで引越しの経験がない。

 

引越し不慣れな私が、引っ越し業者に依頼した際「朝早く」という言葉を伝えず15時に到着の連絡。

師走の極寒の日、思い出いっぱいの家を出るときにはすでに日没。

約3時間玄関や窓を開け搬出をし手や足がかじかんだ。

玄関を出る頃には思い出に浸る暇も、日の光もない。

 

転居先には手に荷物をいっぱい持ってタクシーを使った。

心身ともに冷えた私は、やっとタクシーに乗り込む。

マンションを見上げると綺麗な月が出ていて、ぐっとこらえ上げた感情を抑えた。

「タクシーでGO」で3分で到着して感動したもののそのタクシーの運転手は道に迷い、

さすがに道案内をずっとする羽目になった。

 

新天地へ向かう旅立ちなのに「出だしが悪い」と心の中でつぶやく。

日没後から搬入する羽目になり、ご近所迷惑もありエアコンが付かず気分が萎えた。

 

疲れた体に、想定外の連続、2024年12月。

私にとって、クリスマスソングも聞こえないほど多忙なとき。

 

凍えるような寒い新居のリビングで前もって用意していたいたホットカーペット。

子供が小さい頃喘息が酷く、母が購入してくれたが使っていなかった加湿器付きの電気ヒーター。

母はすごい、この日を想像していたのだろうか。

結果、この何十年も前にもらった母からの加湿器付きのヒーターで暖をとり、

大きくなった子供と狭いリビングで夜を過ごした。

 

きっと子供にとって、新しい思い出が刷り込まれただろう。

笑い話になればいい。

 

まだまだ荷物に埋もれ、筋肉痛の真っただ中の週末。

私と子供の人生のページがここからスタートする。第何章になるんだろうか。

ハッピーエンドにするかしないかは、作家次第。

 

おちょこ庵では、

ご利用者さんにも「沢山の想い出」が刻まれるようなグループホームを目指し、

3棟目のオープンに向け物件探しをしています。

 

ご相談させて頂けるようでしたら、是非ご連絡下さい。

 

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