日記
2023-12-08 11:45:00
下山小学校 伐倒見学会
12月4日に下山小学校の3,4年生を対象に伐倒見学会を実施しました。
下山地内でクヌギが大きくなり伐倒する事ができず、周辺の整備ができていない箇所は鹿が見られるようになってきているという話をうかがいました。
当組合で小学校の生徒さんに椎茸の植菌体験を実施している事もあり、そのクヌギを活用してもらいたいと言っていただきました。
当組合が普段施業している箇所での伐倒見学となると目的地までの移動方法などいくつもの問題点がありますが、今回は小学校から徒歩で移動できる距離であったり生徒さんに木が倒れる所を見てもらうには好条件であったので、小学校へ相談し快く承諾していただきました。
チェーンソーの音、クヌギが倒れる瞬間、倒れる時の音、どれも迫力があり、中にはジャンプして喜んでいる生徒さんの姿も。企画して良かったと思えた瞬間でした。
その後、細いクヌギを代表2名の生徒さんが交代でのこぎりを使って伐倒体験。
チェーンソーでの伐倒とは違い時間のかかる手作業を「頑張れー」と応援する周りの生徒さんに励まされ無事に伐倒できました。
次に、伐倒されたクヌギの枝をのこぎりで伐る体験を全員で行いました。
質問コーナーでは、木の年齢の見分け方や山の仕事で一番つらい事、伐った木の利用方法などの質問がありました。
毎年実施している植菌と収穫体験で森林の大切さや組合の仕事について話をさせていただき、少しずつ関心を持ってもらえているのかなと思いました。
後世に残す森林の大切さを引き続き伝えていきたいと思います。