商品紹介
こんにちは
当店が店を構える場所は海の街
そんな街にぴったりなマリンウェアを紹介します
フランス北西部に位置するブルターニュ最古のマリンウェアブランド”KANELL”
代表的なボートネックの長袖シャツは2型
その中の”BONAPARTE”を紹介します
BONAPARTEに使われているVINTAGE JERSEYは一般的なヘビーウェイトのバスクシャツより2割以上多いコットンで編まれています
しっかり目も詰まっており、ゆったりした形なので一枚で着るだけでなくこんなふうにコットンセーターの様に着る事も
KANELLの製法はカット&ソーでは無くニットの製法
船乗りのワークウェア、フランス海軍のユニフォーム
それを感じるディテールがBONAPARTEでは楽しめます
耐久性を増す為に前見頃と後見頃を三角に重ねた縫い合わせ
縫い目を2本に分けて力を分散
ニットならではの裾の処理
袖口にも
可動域を広くする為の脇下の三角
当て布では無く減らし目で、こうする事で内部のゴロ付きも減らせます
このモデルのボーダーだからこその特徴がこれです
サイズが違っても身頃、腕のボーダーの数が同じ
カットソーだとサイズに合わせてパーツを裁断すると本数が変わる
これはニットの製法なので機械の設定を変える事で本数が同じになる様作られています
マリンボーダーの由来、条件の中に、ボーダーの数は身頃21本、袖15本という説があります
合計36本、それはナポレオン・ボナパルトの戦勝記録
1858年、フランス海軍が船乗りの服であるマリンボーダーをユニフォームに採用する際の条件
ただ全てのサイズで同じ本数にしようとすると多大なロスと労力を要する為
限られた条件でしか出来なかった
1923年KANELLが創業し、ニットの製法で全てのサイズでそれを可能にした
フランス海軍のナポレオンの偉業に捧げた想いを数年かけて実現させた
BONAPARTEのボーダーはそんな真のマリニエール、マリンボーダーという意味合いがあります
海にまつわる、海を越えてやってきた
インポートの洋服を着る楽しさと結びつく
海のストーリーを持つ服だと思います
Live F 店主