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指定なし

2022-06-28 13:51:00
清武の物件1
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現在進行中の戸建住宅から。

 

カウンターは既存製品を合せるのではなく大工さんによる作り付けです。こういった作り付けの什器や家具で求められるのは『高い精度』と『日常に使える強度』、そして『使う方への配慮』です。つまり大工さんの腕と気持ちが問われる部分と言えます。

 

見映えを第一にということであれば無垢材か金属製、アクリル製の素材になりますが、温かみのある雰囲気を重視するのであればやはり木材です。しかし無垢材にも難点があり、まず費用面で決して安いものではないことが挙げられます。そしてもっとも重要なのがお引き渡し後の反りです。

 

反りや歪みは素材に問題があるのではなく吸水・含水しやすい無垢材の特徴ともいえるものですが、「水を拭き取れば大丈夫」と考えるのは少し安直です。何故なら木材は吸湿もするからです(この点については今後詳しくご説明します)。集成材を選択したのは吸湿・吸水しにくいからという理由です(もちろん施工と使用方法に問題がなければ無垢材もありです)。

 

素材の選択ひとつを取ってみても、日常の使用をしっかりと考えないといけませんね。

2022-06-28 12:27:34
事前調査(展望ハイツ霧島)
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築年数を考えるとかなり良い状態で保全されてきたアパートです。オーナーさまの細やかな配慮が分かります。決して広くないワンルームでその分部屋数が多くなるのでメインテナンスは大変だったはずですが、もし私が借りる側であればこういうオーナーさまの物件に住みたいと思った物件でした。

 

昨年(令和3年5月)に改正大気汚染防止法が施行となり、ほぼすべての建築物・工作物で事前調査が必要になりました。新型コロナウィルス対策などで行政側に周知する余裕がなかったためあまり知られていませんが、工事の予定がなくても調査ができます。また早期に調査をしておくことで費用を抑えられるメリットもあります。

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