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Welcome

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この度は「えびすやクリーニング」のホームページをご覧いただきありがとうございます。


当店は秋田県横手市十文字町にございます。
十文字といえば
そう!中華そば!
2020-03-13 13.24.56.jpg
丸竹食堂裏メニュー「トリプル」(通常の3玉分)

十文字の中華そばは細縮れ麺、煮干し出汁、トッピングにお麩が乗るのが特徴
所さんの「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」2015年6月17日(水)放送 にも取り上げられました。

そんな町で煮干し出汁をうぶ湯に使い、客が来れば中華そばの出前を取り、おやつに
中華そばを食べ、「そば」と言えば蕎麦ではなく中華そばのことを言う
この町でえびすやクリーニングは親子2代、昭和28年創業から60年にわたり
地元のお客様に愛されてきた、十文字で一番古いクリーニング店です。

 

しかし、ただだらだらと長く営業してきたわけではありません。
それまでまともな休みが盆・正月しかなかった業界で、父の代からいち早く
日曜休日を取り入れて従業員の福利厚生を充実させたり
横手市内では早くから営業で車を利用し始め
大量の荷物を一度に運べるように体制を整えました。


また、アイロンの手仕上げで行っていた大量のシーツ・白衣等のプレスを
綿プレス機の導入で迅速に仕上げ、急ぎの依頼にも対応するなど
常に先進的な取り組みをしてきた店です。 

二代目の私は高校卒業後、秋田県内でも当店以外では2、3名しか行っていない
東京クリーニング学校」で技術を学びました。
大学受験に失敗したから、なんですが(泣)

落ち込んでいるときに父から「東京に行くか?」とお声が
(あこがれの東京に行ける!)
一も二も無くその言葉に飛びつくと
「クリーニング学校に行くなら」
まんまとはめられたわけです(笑)

昼は武蔵野の個人クリーニング店でクリーニングのいろはから
店主や兄弟子に教えていただきました。
今思えば勉強ばかりで頭でっかちな私によく辛抱強く教えてくれたものだと感謝しています。

ささら(水洗いの時に使用する竹製のブラシ)がうまく使えなくて
しょっちゅう生地にしわを寄せてしまったものでした。
なかなかうまくならなくて悩みました。
水の冷たさよりそちらのほうがつらかったです。

あるとき
いくら悩んでもしょうがない!
兄弟子の出すささらの音だけに注目しよう!同じ音が出せるようになろう!
と集中したら、いつのまにか同じように動かせるようになりました。
ささら掛けの模様 (5).JPG

夏場になるとささらを使う場面が増えて、卓球やバドミントンで鍛えた手首も
さすがに悲鳴を上げました。外交で控え帳に書くペンがふるえるほどに。

今はこのささらの技術も廃れようとしています。
洗剤や機械の進歩でささら要らずで洗えるようになったからですが
今でも当店では時として活躍するときがあります。

それは泥汚れや衿、袖口、ポケットのひどい汚れを落とすとき!
機械で洗うとひどい汚れのところはすっかり取れなかったり
何回も洗って全体が傷んだりしてしまうのですが
ささらですと広範囲に部分汚れを落とすことができます。
全体が痛むこともなくきれいになるのです。

当時の武蔵野は周りに畑があったり銭湯があったりする、のんびりした雰囲気の時代
それが田舎から出てきた私には性に合っていたのでしょう。
意外とすんなりとなじみました。ホームシックにもならず過ごせました。

バスで30分くらいのところに吉祥寺があったのも大きかったですね。
日曜になると吉祥寺へ行っていました。
吉祥寺はデパートもたくさんあるし駅の近くには昔ながらの商店街もありました。
とにかくいろいろなお店がありましたから見て歩くだけでも楽しかったです。

当時の愛読書は「POPEYE」
アメカジファッションやアメリカ西海岸カルチャーにあこがれましたから。
その影響でソニープラザのおしゃれな小物を買ってみたり
フリスビー専門店で少ない小遣いの中からやっとこさフリスビーを買ったり

たまにお客様から株主優待期限切れまじかの映画チケットをもらって
土曜からオールナイトを見に行き、そのまま夕方までぶらぶら
井の頭公園でのんびりしたりと退屈しなかった、というのが大きかったですね。

それでもICU(国際基督教大学)を見に行ったときはさすがに嫉妬が湧きました。
眞子さまや佳子さまが通った大学です。
外国語系の大学は志望でもなく興味もなかったのですが偏差値が高い大学としては
知っていましたから、どんなものなのかなと興味が湧きまして。
あわよくば学生食堂で安い昼飯にでもありつこうかというよこしまな気持ちを抱きながら(笑)

お店から歩いて行ける距離にありました。
入り口からキャンバスに向けて街路樹に囲まれた広い道路が続いています。
キャンバスの中も緑がたくさん!
入り口の警備員にビビりながら入学し(笑)学生のふりしてあの広大なキャンパスの中を
学生らといっしょに歩いているとなんだか自分が惨めになってきて・・・
けっきょく食欲も失せ引き返しました。
2度と行きませんでした(笑)

週に3回、バス代と夕飯代として500円をいただいて1時間かけて飯田橋のクリーニング学校に通いました。
その日だけは早引けさせてもらうわけです。
でも始業時間ぎりぎりに間に合うような時間なので夕ご飯を食べずに授業を受けなければならず
最初はお腹がすいてしょうがなかったですね。

学校に慣れてくると吉祥寺駅そばのパン屋さんで細長いチーズパン2本と牛乳を買って
電車に乗り込むようになりました。このパンが大好きだったのです!
しかし、それも数ヶ月もすると飽きてしまって、しばらくは夕飯抜きで(笑)
当時はコンビニなんてなかったですから駅について夜10時過ぎにあいてるお店はなかったのです。

バス代を浮かすために帰りは一番近い駅、武蔵境で降りるのですが
あるとき明かりがついている店を見つけまして
そちらへふらふらと行ってみると定食屋さんがありました。
300円くらいで大盛飯のさんま定食が食べられました。
それからは店を移るまでずっとここで食べていました。

クリーニング学校は基本科の1年で卒業ですが、その後に有志で2ヶ月に1回
学校や見学先に集まって勉強するということになり私も参加しました。
かってに研修科と言っていたように記憶しています。

それを機に店を移りました。
組合に相談し、紹介していただいたのが都心の高級クリーニング店
社員30人くらいだったでしょうか。
通うのに楽だったというのもありますが、高級クリーニング店なら
また違うものを身につけられるだろうと思ったからです。

高級クリーニング店とは言っても寮がすごかったですね。
寮というか、道路拡張で取り壊される予定の旧社屋の二階の20畳はあろうかという大部屋でした。
1階は工場だったようでそれはすでに仕事場である社屋へ移されがらんどう。
地価で考えるとけっこうな立地なので私の布団を敷いてる畳1帖分で前のアパート一部屋分にも足りません。
かなりの高級住宅地www

以前はアパートの4畳半一部屋に兄弟子といっしょだったので住環境は似たり寄ったり(笑)
というより人数が多い分さらにプライバシーなんかまったくありません。
そんなわけで同じ寮住まいの先輩社員達は夜な夜な飲みに行ってて、こちらが寝る頃に帰ってきて起こされるみたいな。
なるべく気にしない、というかいちいち気にしていたら仕事に響きますから、とっとと寝入っていましたが
たまに先に寝られていびきでもかかれようものなら・・・orz

ただ、これも半年くらいで取り壊しになり、社屋まで同じ距離くらいのアパートへ引っ越し。
核家族が住むような広さで一部屋に2段ベッドが2つ。
このベッドが唯一の自分の空間です。
平日3食ついて寝るところがあって、給料も前の3倍になったので文句はありませんでした。

入社早々に与えられた仕事がズボンプレス。
延々と毎日数百本のズボンをプレスする日々。
とにかく機械に慣れてスピードが上がるように努力しました。
数をこなせるようになると手が空いてくるので、ほかの溜まっている仕事を手伝うことができるからです。
それが自分の技術や知識につながっていきますからね。
休憩時間にはメンズ専門の職人さんやレディス専門の職人さんに缶飲料を渡してコツを教えてもらっていました。

それが2ヶ月も続いた頃、山梨と神奈川から新入社員が入っていました。
どちらも年上ですが、山梨の人はクリーニング店の息子で経験ゼロ、神奈川の人は正社員としての採用でこちらも経験ゼロ。
二人が慣れるまで私が1週間指導することになりました。
この二人とは年も近いので退社するまでつるむようになります。

そして私はワイシャツの手仕上げに異動。
入社時に前の店でワイシャツの手仕上げをしていたことをアピールしていたので、会社側も人員を増やしたかったそうです。
高級店だけあって普通のクリーニング店より手仕上げの枚数がはるかに多かったですから。
こんどは一日中来る日も来る日もワイシャツ仕上げ。
1日120枚は仕上げたでしょうか。時間当たり15枚ペース。
最高は1日160枚、時間当たり20枚ペースにまでなりました。

途中、希望して機械仕上げにも回してもらいました。
こちらは1日480枚、時間当たり60枚ペース。
1分で1枚のペースですが3人体制なのでどこかが遅くなるとペースが乱れます。
いかに無駄な力を入れずに最小の足運びで移動するかが学べたように思えます。
たたみも機械でやるのですが、ものすごい音でたたむのでびびっていたらワイシャツ担当主任が
「はさまれてみ?痛くないから。」
おそるおそる手を入れてみると・・・
あら!ほんと!いたくない!
慣れると一番楽な部署でした(笑)

夏が過ぎる頃になるとるないような環境個人店や高級クリーニング店における様々な部署での修行や営業の経験が継いだ今に生きています。


父の店を手伝うようになってからは、万能プレス機や自動水洗機の導入
各種メディアに多数取り上げられた「スーパーシミヌキ」技術など
次々と新しい技術を導入し続けました。
現在でも飽くなき設備増強、技術や知識の吸収に努めています。

大手クリーニングチェーン店や個人店で落ちなかったシミを取ったり
ブログを見た他県のクリーニング店からご依頼いただいたり
プロのクリーニング屋さん相手にシミ抜きや色掛けの講師も務めています。
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左:シミ抜き指導 右:色掛け指導

主な活動:
東日本大震災時のチャリティシミ抜き
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地元の中学生の職業体験
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地元の中学校あおぞらキャリア講座セミナー講師
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一般の方向けのクリーニングセミナー等
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アイロンかけセミナー
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主なメディア出演:
読売新聞、朝日新聞、さきがけ新聞、
FM秋田、FMユートピア、横手かまくらFM
NHK秋田
ラ・クラRAKRA、よこて市商工会報、クリーニングニュース

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衣類、和服、ふとん、カーペット、革、毛皮、財布、バッグ、靴、リュックetc,etc・・・
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店主 齊藤 秀夫

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