褥瘡予防
褥瘡はどんな人がなりやすいのでしょうか?
自分で体位変換ができず長期間寝たきりで、栄養状態が悪い、皮膚が弱くなっている(高齢者、排泄物や汗により
皮膚のふやけがある、むくみが強い、抗がん剤やステロイドなど薬の副作用で免疫力が低くなっている)人が、
「圧迫」だけでなく「摩擦」や「ずれ」などの刺激が繰り返されている場合は褥瘡になりやすいといえます。
褥瘡になりやすい体の部位はどこでしょうか?
骨が突き出した部位は強く圧迫されて、褥瘡ができやすくなります。褥瘡のできやすい部位は、寝ているからだの向きや
姿勢によって違ってきます。
上図:日本褥瘡学会編:在宅褥瘡予防・治療ガイドブック第3版. 照林社. 2015より引用
褥瘡予防方法
1) 椅子に座っている時は、30分に1度「除圧」「圧抜き」を行います。
2) ズレ力を与えないケア方法を選択
・介助グローブの使用
ベッド上での横移動は褥瘡好発部位(床ずれができやすい部分)を介助者の手で保護をして移動します。
介助時は介助グローブ(滑る手袋)を使用して実施します。対象者に不快な思いをさせないように
「上半身・腰部・下半身」と3ブロックに分けて少しずつ移動していきます。
・滑るシートを使用
ベッド上での上方移動は強引に引きずると多くの褥瘡好発部位にズレ力を与えてしまうことになります。
ズレ力を与えないように滑るシートを用いて上方移動介助を行います。
・ベッド上でのギャッチアップ
ギャッチアップ時には足側から上げて頭側を上げていく。
ギャッチアップ・ダウン後には必ず圧抜きを実施
3)ポジショニング
褥瘡(床ずれ)防止や関節拘縮の緩和、摂食・嚥下や呼吸など身体機能の活性化、
ストレス軽減などを目的に体位変換や良肢位保持を行うことです。
マットレス+ポジショニングで、利用者様の心身に良い状態を支援しております。
四肢拘縮、円背の場合 株式会社タイカ ホームページより抜粋
部位ごとにしっかり重さを支える
株式会社タイカ ホームページより抜粋
局所の圧を取り除き負担をなくすために、頭部、胸部、大腿、下腿、それぞれの重さを、その部位で支えるようにクッションを敷き込む。
骨盤・骨格のゆがみが改善され、体軸も真っすぐになっていることを確認する。