おしらせ
【実習レポート】介護施設でのフットケア実習を通して
2025 / 04 / 24 23:06
3月期の実習と復習のために参加した受講生たちとともに介護施設を訪問し、入居者の皆さまへのフットケアを行いました。 この日は主に爪切りを中心としたケアを行い、巻き爪や肥厚爪など、加齢や生活習慣による変化が見られるケースにも多く触れることができました。
入居者の方々の中には、変形した爪を「こんな爪でごめんなさいね」と申し訳なさそうにされていた方もいらっしゃいましたが、 ケアが進むうちに次第にリラックスされ、気持ちよさそうに眠ってしまう方も。 終了後には「ありがとう!」と笑顔で声をかけてくださる場面も多く、受講生たちもその反応に励まされ、手応えを感じていた様子でした。
また、施設の職員の方からは、「こうした肥厚した爪は自分たちではなかなかケアが難しい」とのお話もあり、 フットケアの専門的な技術が求められている現場の声を直接伺うことができ、 現場で求められているスキルの重みを生徒たち自身が実感できる貴重な機会となりました。
生徒たちは、実際にご利用者様と接する中で、単なる技術の習得だけでなく、コミュニケーションの大切さや“触れるケア”の奥深さを学んだように思います。
一人ひとりがこの経験を糧に、より実践的な力を身につけていってくれることを願っています。
ご協力くださった施設の皆さま、心より感謝申し上げます。