ピアノをひくとき、指には番号を振って曲を弾きやすくしてありますね。
左右ともにお父さん指から1.2.3.4.5となっていますが、なんと、違う番号が振ってある時代と場所があるんです。
今から300年位前、クレメンティという作曲家でピアニストの人がいたイギリスでは、お母さん指から数えて1.2.3.4 そしてお父さん指は0なんです。
いつも数字を指折りで数える時、お母さん指から数えますよね。じつはその方が覚えてやすかったのかもしれないし、もともとローマ数字には無かった0を使ってみたのかもしれませんね。