レッスンで大切にしていること。

教室で大切に考えていること (保護者向け)

1番大切に考えていることは、習われる楽器や歌を通して音楽を好きになってもらうことです。お子様のペースがありますので、たとえ上達がゆっくりでも、成長に合わせて出来ることも増えて、楽器が弾けたり歌が歌えたりする喜びを得て行きます。また、一つの楽器の成功体験が他の楽器への興味をひきおこしたり、合唱や吹奏楽、バンド活動などへの参加に積極的になります。現に、教室で習われた生徒さんの多くは中学や高校で吹奏楽部に入部されます。

教えるにあたり気をつけていること

多くの教室では、幼いころから自主自学を求めることがあります。自分で楽譜を読み、弾き方を工夫し、保護者の方が練習のサポートをするという、本来ならば理想的な指導法ですが、習われる方の多くはつらいと思っています。私は3者(生徒さん、保護者、指導者)にストレスのない方法を考えてレッスンを進めています。幼い頃のつらい記憶は、将来的に音楽を楽しむ気持ちを奪ってしまうと考えています。わかりやすく、無理をさせないように配慮された教本、一回のレッスンで複数のことを教えないこと、家での練習はわかっていることしかさせないようにすることなどお子様の状態や発達を常にみながら進めています。