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2016/06/26

釈迦岳・岳滅鬼山に登りました。 

大分、福岡の県境にある釈迦岳・岳滅鬼山を縦走しました。写真がないのが残念ですが、山頂付近からの展望は雄大です。

途中、棚田公園もあり、観光としても楽しめます。昔は、登山口までが大変でしたが、現在では寄り付きも良くなりました。

日 時 : 2016年5月23日(月)

天 候 ; 晴れ

 今月の山行は、大分百山にも入っている岳滅鬼山である。この山にも福岡県側、大分県側といくつかルートがあるが、今回選んだのは、斫石峠から釈迦岳を超えて、岳滅鬼山へ到るルートである。

6:35、挾間元川の駅を出発。日田から北上し、小石原へ向かうコースに入る。蛍で有名な宝珠山(というか、今日初めて知ったのだが。)から筑前岩屋駅に向けて右折する。しばらく走ると全国棚田百選で有名な(これも、今日知ったのだが。)竹地区の棚田や棚田親水公園などがあり、目を和ませてくれるが、目指す斫石峠には、なかなか着かない。いくら何でももう着くはずだ、と何回か繰り返した頃、ようやく峠に着く。トンネルの手前が広くなっており、登山口にもなっているので、そこに車を停める。登山口には、概念図の看板があり、参考になる。

8:36、いざ出発。けっこう急な道をちょっと登ると、大日岳との鞍部に出る。左へ向かえば大日だが、これはいつか登ることにして、まずは釈迦岳に向かう。急な登りを30分弱、時間にしたらわずかだが、感覚的にはかなりきつい。釈迦岳山頂からは日田北部の山々や英彦山の形が良い。天気が良いので、英彦山頂上の神社まで、くっきりと良く見える。あまりにも、すぐ近くに見えたので、岳滅鬼山に登った後は、英彦山に登ろう、などと冗談を言いながら、岳滅鬼への縦走に入る。

縦走路は、比較的上り下りが少ないが、岳滅鬼への最後の登りは辛い。あれこそ山頂となんどか期待を裏切られながら、11:21ようやくたどり着いた。一度登ったことがあるはずだが、全く記憶がない(それも当然で、もう30年も前のこと。)。登りは汗びっしょりとなったが、山頂で腰をおろして休んでいると、寒くも暑くもなく、爽やかそのもの、新緑も美しく、ひたすら楽しいときを過ごす。

帰りは、釈迦岳ショートカットのコースを歩いたので、2時間ちょっとで下山した。これらの山々の名称から信仰の遺構があると期待していたが、それらしきものは何もないのが、少し残念だった。

帰りは、筑前岩屋駅に立ち寄り、湧水を汲むが、これがなかなかうまい。陽に照らされたホームに立つと、子供の頃、夏休みに田舎に帰省したころのことを思い出す。

ほど良き山歩きで満足と言えば満足。はるかに遠い山のようだが、高速を使えば、登山口まで思ったより時間がかからない。少し、お金がかかるのが難点と言えば難点。

 

8:36出発→10:02釈迦岳頂上→11:21岳滅鬼山頂上→

12:05山頂発→14:15駐車場着