日記
2026.6月 発行会報 488号
会 報
No488
Cima Eterna
2026. 6. 18
1982
大分山の会
1.6月例会 報告
1)日 時
・6月4日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、吉武、大倉、橋本、工藤、若狭、次森夫妻、安部(9名)
3)事務局連絡
① 7月例会
・日 時 ; 7月2日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
4)山行計画
① 場照山
・日 時 ; 令和8年7月5日(日)
・集 合 ; 戸次神社前駐車場 7時
・コース ; 場照山登山口~山頂 ピストン
2.山行報告
1)七ツ石山(623m)・経塚山(610m) 次森 記
・日 時: 5月26日(日)
・メンバー: 若狭、次森久雄、久江 計3名
・天 候: 曇り
・コ ー ス: 山田湧水~鹿鳴越西峠~七ツ石山~経塚山 ピストン
5月10日前後のテレビで経塚山のミヤマキリシマが満開との放送を見て、是非登りたいと思ったが、天候や所用で延期したため、26日と遅くなってしまった。
通勤ラッシュを避けるため、大分を6時に出発し、7時に山田湧水場に到着した。
西鹿鳴越道登山口からの道は比較的広くて登りやすかったが、石切り場跡付近からはゴロゴロとした岩が多くなり歩きにくくなった。
途中「ザビエルが通った道」という標識が立っていたり、標高が高くなると別府の街が左側眼下に見えた。
1時間10分ほどで西鹿鳴峠へ到着したが、まずは七ツ石山をめざすことにした。
七ツ石山では紫と白のアザミの花が咲いていて、別府湾や、日出、別府、大分を眺めることができた。
また西鹿鳴峠へ戻り経塚山へ登ることにしたが、ルートが、
A(距離は長いがゆるやか)
C(距離は短いが急でロープあり)
B(距離も傾斜も中間くらい)
の3コースがあった。
この日は朝から曇り空で午後からは雨との天気予報が出ていたので、時間短縮のためCコースを選んだ。途中ロープが数か所あり、約40分かけて経塚山頂に到達した。
ミヤマキリシマの満開時期は過ぎていたが、数本にまだきれいな花が咲いていて「来年こそは満開の時期に見に来たい。」と思った。
山頂で昼食をとったが、風が強く天気も怪しくなってきたため、今度はBコースを通って急いで下山した。Bコースは楽だった。来年はBコースで登ろう。
山田湧水場へは12時30分に到着した。
・風強き経塚山頂にまだ残るミヤマキリシマの紅花揺れをり
・曇り空の山頂なれば目にぞ沁む七ツ石山のアザミの紫
久雄 記
2)夏木山(1,386m) 大倉 記
・日 時: 5月10日(日)
・メンバー: 高路木、河野、工藤、安部、中本、大倉 計6名
・天 候: 晴れ
・コース : 夏木新道登山口→アケボノ平→夏木山 ピストン
5月10日、藤河内渓谷のさらに奥、宮崎県との県境にそびえる夏木山に登ってきた。国道326号線を宇目の唄げんか大橋から宮崎方面へ渡り、トンネルを越えるとすぐに左折。藤河内渓谷へ向かう林道を進むにつれ、舗装は途切れ、山深い空気が濃くなっていく。
やがて現れたのが夏木新道登山口の標識。駐車場はないが、登山口付近は道幅が少し広くなっていて、若干台数は駐車できる。いつもは他の登山者はいないのだが、この日は珍しくすでに3台が停まっていて、空きがない。少し先の広いスペースに車を寄せ、装備を整えて出発。
案内板には「山頂まで1920m」とあるが、その短さに油断してはいけない山だ。
登山口からすぐ、容赦ない急登が始まる。木の枝や根を両手で掴みながら身体を引き上げるように進む。息が上がり始めた頃、ふっと視界が開けて シャクナゲ平 に到着。
ここから一度わずかに下り、再び登り返しが始まる。最初ほどの急角度ではないが、長く続く登りが脚にじわじわ効いてくる。
途中、また小広場のような場所に出る。ここが アケボノ平。名前の通り、春にはアケボノツツジが美しい場所だろう。さらに高度を上げていくと、岩場やロープ場が現れ、山の険しさが増していく。大きな岩が船の形に見える 船石 を抜けると、犬流登山口への分岐に到達。ここまで来れば山頂まであと200m。
最後の急登を一気に登り切ると、ようやく夏木山山頂へ到着。
山頂では風が心地よく、ランチタイムにぴったり。食後の休憩中、ふと大崩山方面を見ると、ヘリコプターが長時間ホバリングしているのが見えた。救助か、調査か、何かが起きているのかと気になったが、特に動きはなく、結局理由は分からないまま下山することに。
夏木山は登りも急だが、下りはさらに気を遣う。
滑りやすい急坂が続くため、足元を確かめながら慎重に降りていく。登りで見た景色を思い返しながら、無事に登山口へ戻った。
夏木山は距離こそ短いものの、急登・岩場・ロープ場と変化に富んだ、手応えのある山だった。藤河内渓谷の奥深さと、山頂からの展望が魅力的で、静かな山歩きを楽しみたい人にはぴったりの山だと思う。
3)武甲山(1,304m) サコ 記
・日 時: 5月3日(日)
・メンバー: サコ単独
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 羊山公園→武甲山御嶽神社~武甲山山頂~横瀬駅 ピストン
ゴールデンウィーク後半初日の5月2日、埼玉県秩父市の武甲山へ登った。午前中は羊山公園を訪れ、見頃を終えた芝桜を鑑賞。色鮮やかな花のじゅうたんを妄想した後、武甲山の登山へ向かった。
羊山公園でタクシー待つこと40分、登山口に到着したのは13時ごろ。武甲山御嶽神社一の鳥居から歩き始める。武甲山といえば石灰岩の採掘で知られる山であり、登山口へ向かう道中から巨大な石灰工場や採掘場が目に入る。山肌が大きく削られた独特の景観は他の山ではなかなか見ることができず、その規模の大きさに圧倒された。
登山道はよく整備されており、木々の間を進みながら標高を上げていく。連休中ということもあり登山者の姿も見られたが、混雑するほどではなく、自分のペースで歩くことができた。午後からのスタートだったた
め時間を気にしながらの登山となったが、順調に高度を稼いでいく。
そして山頂に到着。
武甲山の山頂で最も印象に残ったのは、その眺望の良さだった。樹林帯の中を歩いてきたため景色が開ける瞬間のインパクトが大きく、目の前には秩父の街並みと周囲の山々が一気に広がった。
晴天にも恵まれ、遠くまで見渡せる絶好の展望を楽しむことができた。午前中に見た芝桜とはまた違う、秩父の自然の魅力を満喫できる時間だった。
下山はタクシーを呼ぼうとしたが全部断られ、そのまま横瀬駅方面へ向かうルートを選択した。地味に距離があるが、途中から見える採掘場や工場群の風景も印象深い。
山と産業が共存する秩父らしい景色を眺めながら 歩き続けた。
17時30分、横瀬駅に到着して今回の登山は終了。午前中の枯れた芝桜観賞から始まり、午後は武甲山登山という盛りだくさんの一日となった。秩父を代表する名峰である武甲山は、山頂からの素晴らしい展望はもちろんのこと、石灰採掘によって形作られた独特の景観も大きな魅力であることを実感した。花と山、そして産業遺産のような風景を一度に楽しめた、印象深い秩父の一日となった。
4)美ヶ原(王ヶ鼻) (2,008m) サコ 記
・日 時: 5月5日(火(祝))
・メンバー: サコ、友人 計3名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 山本小屋ふるさと館から美ヶ原(王ヶ鼻)
ゴールデンウィーク後半の5月5日、友人二人とともに長野県の美ヶ原高原を訪れた。この日は山本小屋ふるさと館に宿泊しており、早朝に開催される宿のガイドツアーへ参加した。
朝6時30分、マイクロバスに乗り込み出発。ガイドの案内を聞きながら高原内を巡る。美ヶ原は広大な高原地帯として知られているが、実際に訪れるとそのスケールの大きさに驚かされる。どこまでも続く草原と空の広さは、普段歩く山とはまったく異なる魅力を感じさせた。
ツアーの目的地は王ヶ鼻である。途中で何度か停車しながら景色を楽しみつつ進み、やがて展望地へ到着した。
そこで目にした景色は圧巻だった。北アルプスをはじめ、中央アルプス、南アルプス、さらに八ヶ岳連峰の赤岳方面まで見渡すことができる。360度の大パノラマが広がり、まさに日本を代表する山岳展望台と言える景色だった。晴天にも恵まれ、それぞれの山並みがくっきりと浮かび上がる様子に思わず見入ってしまう。これまで数多くの山に登ってきたが、ここまで広範囲の山々を一度に眺められる場所はそう多くない。日中は高原の爽やかな空気の中でのんびりと過ごし、美ヶ原ならではの開放感を満喫した。
宿泊した山本小屋ふるさと館も非常に印象的だった。温泉でゆっくりと疲れを癒やした後は、美味しい食事を楽しむ。さらに夜には星空観察ツアーや野生の鹿を探すツアーも開催されており、高原の夜を存分に満喫することができた。街では見ることのできない満天の星空と、静かな高原の雰囲気は忘れがたい思い出となった。
今回の美ヶ原は、登山というよりも山岳景観を楽しむ旅だった。王ヶ鼻から望む360度の大展望、充実した宿のサービス、温泉や食事など、どれを取っても満足度の高い滞在となった。これから美ヶ原を訪れる方には、ぜひ山本小屋ふるさと館に宿泊し、早朝ツアーへ参加することをおすすめしたい。美ヶ原の魅力を存分に味わうことができるはずである。
5)霧ヶ峰(車山) サコ 記
・日 時: 5月5日(火(祝))
・メンバー: サコ、友人 計3名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 車山登山口から霧ヶ峰(車山)
美ヶ原でのなんちゃって登山を楽しんだ後、友人二人とともに霧ヶ峰の主峰である車山へ向かった。午後も空は雲一つない快晴。美ヶ原に続き、絶好の登山日和となった。
車山肩駐車場に到着すると、すでに多くの観光客や登山者で賑わっていた。見上げれば抜けるような青空が広がり、その時点でこの日の山行が素晴らしいものになることを確信する。
登山道はよく整備されており、山頂までは約1時間ほど。なだらかな高原歩きが中心で、気持ちよく足を進めることができる。振り返るたびに雄大な景色が広がり、なかなか前へ進めないほどだった。
やがて到着した車山山頂からは、美ヶ原にも負けない360度の大展望が待っていた。周囲を見渡せば、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、そして八ヶ岳連峰まで続く山々が一望できる。この時期はまだ残雪を抱いた山も多く、青空とのコントラストが実に美しい。前日に訪れた美ヶ原とはまた違った魅力があり、信州の山岳風景の素晴らしさを改めて実感した。
山頂ではベンチに腰掛け、宿泊した山本小屋ふるさと館で持ち帰ったパンを食べる。心地よい風を感じながら景色を眺めているうちに、ついうとうとしてしまった。目を閉じても暖かな日差しと爽やかな風が心地よく、何とも贅沢な時間だった。山頂でこれほどのんびりと過ごしたのは久しぶりかもしれない。
下山後には以前から気になっていたコロボックルヒュッテの前を通った。しかし到着して驚いたのは、その長蛇の列である。人気があるとは聞いていたが、当日中に入店できるのだろうかと思うほどの行列ができていた。誰か行ったことはありますか?
振り返れば、このゴールデンウィークは天候に恵まれた山旅だった。美ヶ原では王ヶ鼻からの大展望を楽しみ、霧ヶ峰では青空の下でゆったりとした時間を過ごすことができた。残雪をまとった山々、美しい高原の景色、そして仲間との楽しい時間。まさに最高のゴールデンウィーク登山となった。
6)祖母山(1,756m) 大倉 記
・日 時: 5月30日(土)
・メンバー: 吉武、高路木、大倉、橋本、工藤、中本、安藤(大倉友人) 計7名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: A北谷登山口~国観峠(短縮コース)~祖母山~国観峠~北谷登山口
B北谷登山口~国観峠(短縮コース)~祖母山~国観峠~神原登山口
宮崎県との県境に聳える日本百名山の山祖母山に登ってきた。月例山行とは別に祖母山に登ることにしたのは、3月から入会した中本さん(一時別府滞在)が5月一杯まで別府に滞在、31日には京都に帰るということで、やはり大分県を代表する山の一つとして祖母山に登ってもらわなければ、ということからでした。竹田から県道8号線に入り、宮崎方面に走ります。途中熊本県を通過、宮崎県に入るとほどなくして、北谷登山口の標識が現れ、そちらに左折。最初は舗装されているが、途中で未舗装になる。未舗装とはいっても、以前は石がゴロゴロしていて、車の底にガタガタ当たっていたがが、今は走りやすく整備されている林道だ。15分ほど走ると北谷登山口駐車場。20台ほど駐車できるが、満車状態。仕方なく、ちょっと下って道幅が広くなったところで、道路横に駐車。朝食タイムと登山準備して、出発。
今回のルートは、正式な登山道としては認められていない北谷登山口から国観峠に直接登るルートに登ることにした。これは、YouTubeで紹介されていたルートで、国観峠に真っ直ぐに登るルートで、勝手に国観峠短縮ルートと呼んでいる。
北谷登山口からすぐ左に登り始めるのが本来のルート、そこには行かず直進すると、右に風穴コースという案内標識が出ます。そちらにも進まず真っ直ぐ進む。やがて、通行止めするように道全体を大きな網で通せんぼしている。
ある人は鹿よけネットと言っていたが、それはないだろう。下から潜れないようしっかり留めているので、横から行くことにした。登って行くと、やがて舗装道は終わり、登山道らしくなっていくが、緩やかな傾斜で登りやすい。国有林だからか、整備されていて、薄いながら踏み跡もり、快適である。「ここは作業道で、登山道ではありません」との標識が建っている。横目で見ながら登って行くと、小さな渡渉ポイントがあるが、問題なく渡ることができる。そんな緩やかな登山道が続き、たまに道迷いしてしまいそうな箇所もあるが、注意深く登っていくと、やがて国観峠に到着した。登山口から1時間40分、かなりの短縮になったようだ。
国観峠には、数日前に遭難した登山者捜索のために数人の捜索隊が集まっていた(この原稿を書いている時点でも、発見されていない)。
国観峠からは、本来の登山道を登って行く。登山道は荒れているが、危なくはない。やがて九合目小屋と山頂との分岐点まで来た。「←Q合目小屋」の標識がある。小屋を見ていないものがいるので、その組と分かれる。山頂近くになると、急登になって、最後の一登りで山頂到着。絶好の天気で360°の大展望だ。
登山者も多く、我々がランチを摂り休憩している時も続々登ってくる。ゆっくり休んで、山頂写真を撮って、下山。国観峠まで下山して、一部メンバーが行方不明者捜索の一助になるかもと神原登山口の方に下山するということで、神原登山口を使ったことのない者を含めた3人は、国観峠から神原登山口の方に下山していった。我々は、再確認の意味も含めて下りも短縮コースを使い、下山した。そして神原登山口の方に下山したメンバーを迎えに行き、無事合流できた。
その後、神原登山口の近くに深田久弥記念碑があるということで、折角だから見て行こうということになって、探してみたが、結局見つけられずに帰った。後から、グーグルナビで検索すると、一発で出てきた。
7)八方ヶ岳(1,052m) 吉武 記
・日 時: 5月19日(火)
・メンバー: 吉武、高路木、河野、中本、荒牧(河野友人) 計5名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 矢谷渓谷キャンプ場~八方ヶ岳登山口~穴川分岐~山頂 ピストン
熊本県菊池市と山鹿市に跨る九州百名山の八方ヶ岳に登った。中本さんと私は6時40分に別府市で高路木さんの車にピックアップしてもらい全員同乗で熊本県の小国町経由で日田市中津江村の「鯛生(たいお)金山地底博物館」の前を通り9時前に「矢谷渓谷キャンプ場」駐車場に到着した。
早速準備を終え登山口に向かったが、キャンプ場は夏の繁忙期に向けた大掛かりな整備工事の最中で、以前と様子が変わっていたが、何とか登山道を探し当て、沢沿いを登り出した。夏のキャンプ時期になると川にある岩が大きな滑り台になり、大滝や小滝もあって大勢の子供達で賑わう矢谷渓谷キャンプ場である。
川のせせらぎを聞きながら休み休みひたすら登ること2時間強で穴川分岐。休憩後1時間強でやっと待望の山頂に到着した。
山頂は「八方ヶ岳」名前のとおりの360度の大展望。菊池市や山鹿市の山から阿蘇や久住の山々まで見える。
汗をかいて登った人だけが味わえる特権である。山頂でゆっくりランチを済ませ、集合写真を撮り、ピストンでキャンプ場まで下山した。皆さん、お疲れ様でした。
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原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)会計:若狭日出子




























