日記
2025.12月 発行会報 482号
会 報
No482
Cima Eterna
2025. 12. 16
1982
大分山の会
1.12月例会 報告
1)日 時
・12月4日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、吉武、高路木、大倉、橋本、坂本、工藤、若狭、次森夫妻 (10名入会順)
3)事務局連絡
① 1月例会
・日 時 ; 1月8日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
4)山行計画
① 両子山
・日 時 ; 令和8年1月11日(日)
・集 合 ; SPジャパン駐車場 7時
・コース ; 両子寺駐車場(登山口)~走水観音~600mピーク~トンガリ山
~両子山~両子寺~両子寺駐車場 周回コース
2.山行報告
1)市房山(1,720.8m) 登山あれこれ記 高路木 記
・日 時 ; 11月22日(日)
・メンバー ; 高路木、大倉、河野、橋本、工藤、次森夫妻 計7名(入会順)
・天 候 ; 快晴
九州山地の南部に位置し、熊本県水上村と宮崎県西米良村に跨る、九州百名山にも数えられる「市房山」を目指し、23日の午前6時、レンタカーに乗り込む。運転プロの工藤氏に命を預け、大分市高尾山駐車場を出発。
高速道路を降り、「道の駅 北川はまゆ」にて朝食。皆さん一緒のおにぎり、汁物、ゆで卵に漬物で手早く済ませ、再び高速道路へ。高鍋インターから一般道へ、219号線から265号線へと進み、西米良村に到着。すぐさま役場に立ち寄り「マグカップ」を願い出たところ「廃止しています」との回答に一同がっかり(後日確認したところ、昨年に廃止されたものと判明)。それでも車内は始終歓談歓笑で時が経ち、市房山5号目に到着。
9時40分頃より登山開始。スタートからしばらくはなだらかであったものの、7号目辺りから9号目にかけて足元が悪く、なかなかの急坂。しかしその後は平坦な箇所が2つほどあって割と楽に進み、13時頃には全員が登頂を果たす。頂上は360度展望が開け、実に心地良いひと時。晴れやかな快晴の中にも、北側には3センチ程の霜柱が。
頂上には「心見の橋」の案内板があり、5分程降りたところに大きな巨岩が縦に数メートル以上V字型に割れ、その上に巨岩の橋が渡されており、案内に相違いなくまさに心見の橋。誰もが尻込みの中、橋本氏が代表して敢行。
その後下山は事故もなく、18時頃コテ-ジ型宿泊施設カリコポーズの宿「西米良温泉ゆたーと」に到着。温泉にゆっくり浸かった後、19時より夕食。食っているのか、飲んでいるのか、雑談しているのか・・・判然としない楽しさの中で21時にお開き。以後、二次会が部屋で行われた様子。
翌日は、村内の観光施設で食事宿泊ができ、趣のある茅葺屋根が特徴の「おがわ作小屋村」を見聞。次に門川町の「桃源郷」に立ち寄り、アジサイ、スイレン
の季節に訪れれば、海の景色とあわせてさぞや素晴らしい眺めであろうと想像。全くの蛇足ながら、桃源郷とは「俗世間を離れた平和な理想の地」のこと。
今回の企画、立案、交渉は全て橋本女史によるもので、寸分違わず始終スムーズに進行し、無事に終了することができました。参加者全員にてお礼申し上げます。ありがとうございました。
2)久住山(1,787m)・天狗ヶ城(1,780m)・中岳(1,787m) 大倉 記
・日 時 ; 11月16日(日)
・メンバー ; 大倉、大倉友人 計2名
・天 候 ; 晴れ
・コ ー ス ; 牧ノ戸峠→久住山→天狗ヶ城→中岳→牧ノ戸峠
11月16日、久住山に登ってきた。東京時代の友人M氏から、9月末で退職したので九州旅行に行き、その時会えますかとの連絡があった。「もしかして山にも登りたい?」と訊ねたら「登りたい」との返答、それで久住山に登ることにした。元々M氏は趣味が乗り鉄だったので、鉄道旅で周遊している途中でのついでの山だった。
当日牧ノ戸に向かうと、8時半頃でしたが長者原も満車状態、大曲登山口も駐車場の上下にも路肩駐車がずらり、牧ノ戸峠前後も路駐でほぼ一杯になっていたため、猟師岳登山口にある駐車場の方はまだ数台余裕があったので、こちらに停めることにした。
ここから一旦牧ノ戸峠まで300mほど緩やかに登って行き、いよいよ登山開始。まずは急なコンクリート道を登って展望台まで行き一休み、この日は雲一つない絶好の登山日和、双耳峰の由布岳もクッキリだ。さらに沓掛山まで登って行くと、西の方に雲仙普賢岳が見えている。それだけいい天気だ。一旦下って、後は緩やかに登って行く。朝駆けした登山者が何組も下って行く。こんな時期でも朝駆けの登山者は少なくない。扇が鼻分岐、星生分れ、西千里ヶ浜と気持ちよく歩く。岩場になった道を越えると、避難小屋。トイレ休憩をして、ザレ場の登山道を登って久住山到着。山頂には、登山者が大勢、ランチをしたり休憩したり思い思いくつろいでいた。我々も山頂写真を撮った後、ランチタイムとした。
次に中岳に行くかどうか、友人も迷っていたようだが、ランチ中の話の中で彼が糖尿病だと言われて、先ず体重を落とせと食欲を抑える薬を飲んでいるという話が出た。そういうことならと、ちょっと足を延ばして、九州本土最高峰である中岳とついでに天狗ヶ城も登ろうということにした。隣で単独のおじさん(久留米から来たらしい)にも声をかけて、一緒に行くことにした。ここからは、3人で行動、久住山から下り、天狗ヶ城の方に登り返しだ。ザレ場の急登を登り切って、天狗ヶ城到達、ここも見晴らしがいいが、先があるのでさっさと下山。そして登り返して中岳へ。360°の大展望を楽しんで、山頂写真を撮って、一休み。
後は、一気に下山。下山中、気になったことがあった。星生分れから扇が鼻分岐下辺りで、若い男性二人組が登ってくるのに出会った。ちゃんとした山の格好ではない。「えっ、これから登るの?」「ちゃちゃと行ってきます」。さらにその下の方で、同じように若者二人連れ、「大丈夫か?」との問いに「若いから、平気平気」、この時間(午後2時半前後)にここを登っていて、下山する頃には真っ暗になってしまう。とてもヘッドライトなど準備しているようでもないし、遭難事案にならなければいいがと老婆心ながら心配になった。他にも単独男性が二人登ってるので出会ったが、彼らは「適当なところで引き返します」、これはたぶん問題ないだろう。
下山後は、大分に戻り、反省会と称した飲み会を実施、美味しい生ビールをたらふく飲みながら旧交を温めた。
3)市房山(1,721m) 大倉 記
・日 時: 11月22日(土)
・メンバー: 高路木、河野、橋本、工藤、次森夫妻、大倉 計7名
・天 候: 晴れ
・コース : 市房山五合目駐車場→市房山 ピストン
11月22日、宮崎県と熊本県の県境に聳える市房山に登ってきた。山の会有志での一泊山行で、登った後は西米良村のコテージ泊の一泊二日の山旅でした。市房山は日本二百名山の一座であり、くじゅう連山を1座とすると、九州本土でくじゅう連山、祖母山、国見岳に次ぐ4番目の高さの山になる。なお、市房山山頂にある標識には、北海道の利尻山と同じ標高だと記されている。
当日、大分を6時出発、東九州道を南下、途中道の駅「北川はゆま」で、トイレ休憩&朝食タイムとして、一休みです。高鍋ICで高速を下りて、西都市を通過して、国道219号線を西米良村に向かって走っていく。西米良村に入り、まず向かったのは、西米良村役場、市房山に登るともらえるマグカップが残っているかどうかを確認するためである。そこで確認できたのは、マグカップ配布はもう止めたということだった。
役場からさらに奥へ進み、一ツ瀬川を渡ります。すると、←市房山五合目→一合目の標識が出、当然左に向かい、すぐに右折、登りの林道に入っていく。ここから、急な林道をぐんぐん登り、標高差600m余りを一気に駆け上がり、五合目駐車場(標高980m)に到着。数十台は留められるスペースだ。この日は10台ほどが留まっていて、神戸ナンバーや湘南ナンバーもあり、全国的に人気の山だ。
登山口に設置された登山届の提出ボックスで用紙に必要事項を記入・提出し、出発。細い登山道をゆっくり登って行く。
やがて未舗装の林道に出、やや下って登って、再び登山道へ入る。再び林道出たら、すぐに七合目下の綺麗な避難小屋、トイレも併設されている。
トイレ休憩して、また登山道に入るこの辺りから上は、ずっと植林帯になっていて、登山道も緩やかな登りで、歩きやすい。すぐに七合目の標識があり、杉林の中をゆっくり登って行く。30分ほど登ると、ようやく抜けて、灌木帯です。馬酔木の林です。ほどなく八合目の標識、この辺りまでくると、展望が開けて宮崎県南部の山々が一望です。遠く韓国や高千穂峰が聳えています。
ここからは、傾斜もややきつく、荒れた登山道になり、やや厳しくなる。そして九合目を過ぎ、展望台で、一休み。ここからは、一登りで山頂到着。
360°の大展望を眺めながらのランチタイム、一休み後「心見の橋」が近いということで、足を延ばして見に行った。
そして下山。夕方5時頃駐車場に到着。
ここから、この日の宿泊先「カリコボーズの宿」に向かう。コテージ形式の宿で、男女別に2棟を貸切りだった。西米良村の温泉「ゆたーと」の温泉で、山登りの疲れを取り除いた。泉質は、PH8.5のナトリウム-炭酸水素塩泉で肌がつるつるして来、とても気持ちよかった。夕食の時間、生ビールを一杯やりながら、美味しい食事をいただく。
ゆっくり楽しみながら食事を終え、コテージに戻り、二次会。とは言っても、皆早朝出発だったので、すぐに眠りについた。
翌日は宮崎県観光、まずはおがわ作小屋村、西米良村のかなり奥まった場所にある地区、昔は小川城という城もあった場所に昔の茅葺屋根の作業小屋や設営、それに宿泊施設、食事処、売店を建て、山間の憩いの場として整備した場所だ。落ち着いた古の雰囲気が色濃く残る趣のある地域になっている。ここを散策した。
次は大分へ帰る途中、門川町にある桃源郷岬、ここは紫陽花が有名で、6月頃には二百万本の様々な種類の紫陽花が一斉に花開く場所で有名なのですが、この時期「冬桜」が咲いているということで、行ってみた。あいにく閉園中だったが、ちらりと見てきた。
後は、高速道に乗って、途中蒲江のインターパークに立ち寄り、土産物などを買い込み、帰分した。
4)市房山(1,170m) 橋本 記
・日 時: 11月21日(土)
・メンバー: 高路木、大倉、河野、橋本、工藤、次森夫妻 計7名
・天 候: 晴れ
・コース : 西米良コース ピストン
熊本県の南、宮崎県との境にそびえ九州山地のなかでは豊かな自然が残る山。
熊本県側から登るコースは参道の両脇1キロにわたって幹回り6~7mを超える樹齢700~800年とも推定される巨大杉もあり、と見どころ沢山だが、高低差や距離もあることから、今回は宮崎県側、西米良村から登ることにした。
参加者7名 道中も長時間となることからレンタカーを借りて運転手の交代出来る体制を整え1台で向かうことにした。(結果 工藤さんが2日間終始運転して頂いた。)
大分市内6時に出発、途中朝食タイムを設け登山口である西米良5合目登山口まで4時間30分かかった。
広い駐車場には3連休とあって7台ほどの車が止まっていた。身支度をして10時40分スタート開始です。
駐車場のすぐ脇から緩やかに登り始め、すぐに林道へ出て少し登ると避難小屋に辿りついた。ここまで30分、駐車場から車でここまで登ってこられるようでした。ひと休憩して登山道へ入っていく。6合目を見落とし7合目に着くと段々登りがきつくなりだす。
8合目近くになるにつれ少し汗ばみ息を切らせながら登り、段々気温も上がってきて上着を脱ぎ薄着になる。
樹林帯の中を抜けると青空が見え遠くの山並みが見えてきた。この時間になるとすでに登頂済ませ、下山してくる登山者が続く。途中立ち止まって会話を交わしながら「山頂は見晴らしいいですよ~」に励まされた。
それにしても気温といい天候といい最高のお天気に恵まれました。
8合目半の所から目の前に市房山が遠くに見える。まだまだあるなぁ~と思いながら急登が続く。登り始めて3時間20分やっとやっと山頂到着。
2時です。お腹も空いたがその先にある「心見の橋」が気になり、時間も押し迫ってるので昼食もそこそこに行くことにした。
山頂から少し下って行くのですが、「立ち入り禁止」とありロープがはってあったが、なぜか数人が続けとばかりに無心にくだった。
確かに険しい岩場が続いたが危険なほどではなかった。(そうそう来ることもなく近い将来は行けない区域になるかも・・ですね)
往復20分足らずで山頂に戻り、そうそうに下山開始 2時54分~、5時06分に無事下山した。
ここ登山口から車で25分、今夜の宿1泊2食付き西米良温泉ゆた~と内にあるカリコポーズコテージに向かう。
温泉の後は、いつもの持ち込み酒に地元料理を堪能した。下山後のお酒はどんな場面の宴より美味しいです~~~笑
翌日はちょっと遅い8時からの朝食を済ませ、西米良村を観光した。見どころ沢山あり人口1000人ほどの村に年間二万人もの人が訪れる人気の村だそうです。
春の桜の季節がとてもよさそうです。年間いろいろなイベントがあるようです
又 訪れてみたい魅力ある村でした。
※最後に一房山登頂者にその年の干支入りマグカップの配布は2023年の山開きを最後に終了したそうです
残念でした。
お疲れ山でした
5)根子岳(1,408m) 坂本 記
・日 時: 11月30日(日)
・メンバー: 坂本、他2名 計3名
・天 候: 晴れ
・コース : 釣井登山口→釣井尾根→根子岳東峰→釣井尾根→釣井登山口
根子岳は、猫の爪で引っ掻いたようなギザギザの部分で、仏様が仰向けになっているように見える阿蘇五岳のお顔に当たる山だ。久住山系や祖母山系から遠く阿蘇山の方向を眺めても、見落とすことはないほどシンボリックな山だ。阿蘇の中岳や高岳は何度か登ったのだが、根子岳はいつか登りたいと思っていて登っていない山の一つだった。今回登ったのは二つの理由からだ。一つは、飼っていた猫が8月11日からいなくなり家族で猫を探す中で、『根子岳の神様に呼ばれたからだよ』と多くの人から言われた(竹田地域に残る言い伝えらしい)からだ。根子岳の神様にレイ(飼猫の名前)を我が家に帰らせてくださいとお願いをしに行こうと家族みんなで登ることにした。
TAOの丘近くの駐車場から阿蘇
もう一つは、昨年『ぽつんと一軒家』を見たことだ。阿蘇市の釣井さんという方が、長年根子岳の尾根、登山道の整備をしてきたことが紹介されていた。そして、熊本県山岳連盟が働きかけ、『釣井尾根』との名前が、国土地理院から承認されたということを放送で知りとても感動したからだ。そこで今回釣井尾根から根子岳に登ることにした。
国道57号線を大分から熊本方面へ進行中、宮地駅手前の坂梨交差点を左折し、3.5㎞ほど行くと小さな釣井尾根入り口の看板があった。そこを右折し、細いでこぼこ道を不安になりながら進む。やがて5分ほど行くと釣井尾根登山口に到着する。2~3台止まれるスペースはあったが、私たち以外は誰もいなかった。杉林の中を5分ほど登ると箱石釣井登山口から来た道と合流し草原を歩く。天気は快晴。朝の気温は低く霜が残り、大きな霜柱も至る所にあって、水分のある土も凍っていたため、下山するときは氷が溶けて滑るなと思いながら登る。草原を過ぎると樹林帯に入る。ここから急登・急登、ずっと急登だ。下りといえる所は2カ所ぐらいしか無かった。樹林帯が続き、急登なので地面ばかり見て登ったことと、景色も頂上までほぼ見えないので、頂上に着いたときのその景色に驚く。
頂上(根子岳・東峰)から見た天狗岩・中岳・高岳・外輪山
頂上(根子岳・東峰)
世界最大級といわれる南北25㎞、東西15㎞に拡がる壮大な阿蘇カルデラをほぼ見渡せること。くわえて、輪をなした外輪山の外側に広がる裾野の大きさだった。それは九重や祖母の下まで拡がっていることがわかるのだ。西には、根子岳最高峰の天狗岩、そこへと続く鋸歯状の尾根が見え、その高度感に驚く。家族で昼食を取りながらその景色を満喫した。そして根子岳の神様と天狗岩の天狗様に『どうかレイを竹田の我が家に帰らせてください』と家族3人でお祈りをした。下りは、傾斜が急なためと日当たりの良いところでは少しぬかるみ、ズルッと滑ったところもあったが何とかセーフ。よくこんな急坂を登ってきたなと何度も思いながら、休憩なしで登山口にあっという間に着いた。
今回、久住山系や祖母山系に登ったときにいつも眺めていた根子岳に初めて登ったが、頂上からの景色のスケールの大きさに改めて感動した。その景色が阿蘇山の噴火により、何万年、何十万年という年月をかけてつくられたのだと考えると、今まで感じることのなかった大きな感動を得たのだった。またよく整備された釣井尾根の登山道に釣井氏の思いと努力を感じ、釣井氏の尽力に感謝したい。私の大好きな山が、またひとつふえたことがとても嬉しい。
いなくなったレイ
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原稿作成要領
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・発 行
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Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
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会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)


















