日記
2025.7月 発行会報 477号
会 報
No477
Cima Eterna
2025. 7. 14
1982
大分山の会
1.7月例会 報告
1)日 時
・7月3日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、高路木、大倉、橋本、坂本、工藤、若狭、次森夫妻 (9名)
3)事務局連絡
① 8月例会
・日 時 ; 8月7日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
4)山行計画
① 岳滅鬼山
・日 時 ; 令和7年7月20日(日)
・集 合 ; エスピージャパン駐車場 7時半 岳滅鬼峠駐車場 9時半
・コース ;
② 熊群山
・日 時 ; 令和7年8月3日(日)
・集 合 ; エスピージャパン駐車場 7時半 神楽殿駐車場 9時
・コース ;
2.山行報告
1)津和戸山(529m) 橋本 記
・日 時 ; 6月7日(土)
・メンバー ; 高路木、大倉、橋本、坂本、キング 計5名
・天 候 ; 曇り
月例山行き8日(日)の予定でしたが雨予報との事で1日前倒しとなった78座目となる津波戸山、山腹を取り込む奇岩怪峰群を巡る楽しみ、とある。大分市内から1時間半 解りやすい民家の中に広い駐車場に仮設トイレの設置もある身支度をしていると長老の男性が民家から出てこられ、駐車の仕方の説明を受け車を移動する。駐車場の近くに数件ある民家は廃墟となり、このご主人の1軒のみとのことでした。
駐車場の前には、カフェと民宿もある。コースは西尾根コースと東尾根コースがある。殆どの方たちも西尾根コースを登りに選ぶとか・? わたしたちも西尾根コースから登ることにした。
駐車場から登山口まで舗装道を歩くこと10分、ほどなくして右手に登山道があるが標識が回転して見落とす。直進旧海蔵寺跡地に着きそこも直進して行き止まりになりヤマップを確認して間違ってることに気づき少し後戻りする。旧怪蔵寺に登るも左手にりっぱな石段があったが全員が見落とした。
登り始めると直進ばかりを見てなかなか回りをみることを忘れる。谷沿いに登っていくと途中右手に東尾根に登る登山口があったさらに登ると左手に3番の標識がありここが西尾根への入り口となる。
幾つも点在する仏像には番号が振られ弘法大師ゆかりの八十八霊場めぐりが始まる。ここからは登ってるのか下ってるのか解らないほど岩場を渡り、狭い岩場の間や足元が見えない鎖場を下ったりと緊張感が半端無い。鎖場があるのは知ってはいましたが、「一体幾つの鎖場があるの?」「もう終りだよ」と言った先からも何個か続いた「左京の橋」や「針の耳」などを通過して下った先は谷、なんと急登150mほどある。極めつけの長蛇の鎖があるではありませんか、谷を登ると水月寺奥の院で岩洞の中に避難小屋がある。場所も谷の中とあって薄暗く避難小屋は暗く不気味。中に入るのも薄気味悪い。こんな場所ひとりではこれませんね。横には湧水が出ており柄杓も置いてあった。
これより最後の鎖のある急斜面を少し登れば明るい稜線にでる。展望台を経由して三角点へ、ここが山頂であるがうっかりすると見落とす。通過する足元に標識が置いてある。
その奥へ進んだ先に展望台があり、私はここが山頂と勘違いしていた。
3時間15分、12時40分到着。余り広くない頂きですが、展望はまぁまぁよい遠方から写真を撮って頂いた御3人さんと合流、ライン交換しお互いの写真を送信したなかなか撮れない写真でとてもお気に入りです。
計画では東尾根コースを下山予定でしたが雲行きが怪しくなり、急きょ中央谷ルートを下山する。アップダウンはないものの展望もなくひたすら下る・そのうち雨が降り始め強くなる前にと急ぎ足になるが、ほどなくして雨はあがってほっとする駐車場に着き車に乗り込み出発すると待ってましたかのように降り始めた。
東尾根の稜線からの眺めは南画(中国二大流派の一つ)そのものらしく、絶景とガイド書にある。ちょっと残念でしたが、機会あればもう一度登ってみたい山です。低山ですが侮れない変化にとんだ山でとても気に入りました。
楽しかった~♡ お疲れ様山でした♪
2)三俣山(1,744m) 橋本 記
・日 時 ; 6月15日(日)
・メンバー ; 高路木、大倉、橋本、坂本 計4名
・天 候 ; 曇り一時雨
梅雨の中ミヤマがまだ見ごろの予報を信じて出かける。午前6時ごろは牧野戸駐車場は日曜日なのに数台のみ、霧にガスガス状態(ライブカメラより)集合場所戸次を7時半出発、8時半大曲駐車場は満車 少し下った路肩に空きがあり坂本さんと合流し大曲登山口より出発、歩きだしてすぐ砂防ダムを渡るため梯子を下る雨後で滑らないように気をつけ数歩歩き又梯子を上る。その先の狭い道を潜り上がったら舗装道にでる。
すがもり越えです。何度通っても上を見上げると沢山の岩が落ちてきそうな景色で急ぎ足になる。途中、左手に長者原からの分岐があり暫く進んで左下の谷に下りる。(ここまで25分ほど)そのあとはごろごろの岩の斜面を黄色のペンキを目印にひたすら登る。途中岩場からぽつんとミヤマが顔出してる株を見つけては写真を撮りながらすすんだ。登り着いたところがかつての有人山小屋、今 避難小屋 入り口手前横に【幸せの鐘」正面には三股山が・・・北側斜面を登り西峰1678m到着山頂は沢山の人たちでした。
そこから本峰1744mへ 途中ガスガスの真っ白な景色が強風の流れで一瞬ピンクの山肌が現れた。
すると四方八方から歓喜の声が響きわたる。「もう1回」「もう1回」と声をあげる。本峰1744mに到着 少し早いが昼食タイムにする事に、4人で丸く囲って食事をとっていると、私の右横からスーと女性があらわれ「真ん中通っていいですか・?」と声を掛けられ驚いた。一体どこから来たのか?道らしきところは見当たらないが尋ねると北峰とのことでした。
昼食を終えたころ予報よりも3時間も早くポツリポツリ落ちてきた・・・急いで片づけ、雨具を着用してピストンで下山とも思ったがせっかくなので本峰~Ⅳ峰~南峰~Ⅳ峰~すがもり小屋へ一気に下山する。あんなに沢山の県外ツワーの人たちは誰も居なくなってました。ミヤマは平治岳や大船山他くじゅう山々でも見られるが、それぞれに違う色や味わいがある。特に三股山は登りから移動する間中いろんな方向から楽しむことができる。
何度か訪れた山でしたがこんな三股山は初めてです。見ごろと言っていいほどの花つきで満開です。お天気今一つでしたが、瑞々しいミヤマに逆に雨で暑くなく快適でした。駐車口に無時到着 車に乗り込と前回同様ザーッと本降りの雨になった。
良き山行きでした。お疲れ山でした~
3)尻付山(587m)・華岳(592m) 橋本 記
・日 時 ; 6月27日(土)
・メンバー ; 高路木、大倉、橋本、坂本 計4名
・天 候 ; 快晴
昨日梅雨明けがあった翌日の今朝、すでに23度あり最高34度の予報がでている。自宅から44キロ、豊後高田市に位置する尻付山(新大分百山)に登る。瀬戸内海国立公園に属する。7時に自宅出発して登山口近くの民家の並ぶ路上で坂本さんと9時前合流尻付山の→に沿って左折するも狭い道は車1台がやっと通れる程、ここから登山口までは2、5キロとあった狭い道には落石や倒木が多くなかなかの酷道です。この先道幅が狭くなるのか広くなるのか?Uターンも難しく2キロあたりで少し広い所に車を停め、登山口まで歩くことにした3か所ほどある登山口の上黒土第二登山口から9時18分にスタート。
第一登山口合流点までは緩やかな登りでしたが、そこから先は急な登りがほぼ山頂まで続く。段々汗も噴き出し目に入るほど流れる。登山道はほぼほぼ陰のなかで時折風もあり、休憩すると汗だくの体を冷やしてくれた。解りづらいところや迷いやすいところも何箇所かありましたが、10時7分到着する。
山頂はまあまあ広く、標識の周りはひざ下ぐらいの緑1面の草に覆われ、先に登頂した大倉会長がそこへちょこんと座っているのが何とも絵になった。(笑)
少し休憩し冷やしきゅうりをほうばって、熱くなった体を冷やして下山する。下山ルートは第一登山口へ一直線。車の駐車場所まで戻り昼食とした。
30分ほどの昼食タイムを済ませ、本日の2座目華岳へ向かう。
尻付山登山口から移動すること30分。道路脇左側に4,5台は停められる場所があるここが登山口のようでもあるが、登り口がなさそう?数百メートル車を動かしスマフォ片手に探すと、華岳登山口のオレンジの見慣れた標識があるそれもよく見ないと草むらに埋もれて見落とす位置にある。道路脇とあって車の停め場所が無い。先ほどの駐車場所との中間点に2台ほど停めるスペースを見つけた。
12時42分スタート。登山道入り口は登りの舗装道。2座目のせいか昼食の食べすぎか体が重い、足が重い、気温も上がっているのでしょう。もうすでに汗が噴き出した。舗装道を登り終わるとすぐに平らな道になる。暫くすると急な登りとなり倒木が多くかずらの木もありと、行く手を遮るところ多しです。腐りかかった木が多いのは先ほど登った尻付山によく似ている。登りながらの眺望はなしですが、この時期登るには樹木の中で陰がほとんどなのが良いですね。山頂直下は最後の急登です。汗だくになり登りつめ大分百山2座ゲットしたと気分はルンルンです。
下山は往路を辿るも目印少ないところはうっかり見誤る。駐車場近くまで戻ってくると正面まじかに津波戸山が目に飛び込む。今月7日に登った山です。
山頂でちょっとしたくい違いが・・・「華岳」は「はなだけ」と読むと思い込んでいましたが正式では「はながたけ」地元では「はなんたけ」だそうです。
流石大先輩、有難うございます。
夏の登山は暑さで体力消耗半端無いです。2リットルの水飲み干しました。山も選びますね。直射日光当たらない山を選んで登りましょう。
3時36分ゴール地点到着。
今日も1日お疲れ様でした♪
4)米神山(475m) 大倉 記
・日 時: 5月5日(月)
・メンバー: 高路木、大倉、河野、坂本、キング 計5名
・天 候: 晴れ
・コース : 佐田京石登山口→米神山→熊登山口
宇佐市安心院町の米神山に、登って来ました。ストーンサークルがある山で、山名の由来は、穀物の神・保食神(うけもちのかみ)を米神というところから来ているそうです。大分百山の三訂版で追加された山です。
佐田京石登山口で集合、10数台留められる駐車場で、公衆トイレも設置されていて、立派な駐車場である。道を挟んだ向かいに佐田京石と呼ばれる巨石群があり、その観光用の駐車場でもある。
杉林の中の登山道を登り始めます。すぐに傾斜がきつくなり、ロープが張られている箇所も出てきて、ロープを頼りに登って行きます。第一展望所まで上がると傾斜も緩くなり、ゆったり登って行ます。すぐに次のロープが見えて、厳しい登りになります。「月の神石」との案内が出ますが、登山道から外れたところに大岩が壁になっているだけです。登山道に戻ると、再び急傾斜、ロープが続き、登り切るとようやく山頂です。山頂からは南側に開けていて、由布・鶴見の山群が一望です。
山頂の環状列石も見ものでした。昼には早かったのですが、ここでランチタイム&休憩を取って、下山です。
下山ルートは登りとは変えて、熊登山口へのルートにしました。登りも急登続きだったのですが、こちらのルートはさらに急坂、標高差300mほどずっとロープが張られていて、ロープを頼りに下って行きます。そして熊登山口に下山、ここからは車道を歩いて、佐田京石登山口まで戻ります。
帰り道の途中ということで、経塚山のミヤマキリシマを鑑賞してきました。駐車場から10分余りのお散歩コースで、ミヤマキリシマが見られるっていうことで、そこそこの観光客が来ていました。もう見ごろを過ぎていたのか、ちょっと一面のピンクとまではいかなったのですが、それなりに咲いていました。
5)津波戸山(529m) 大倉 記
・日 時: 6月7日(土)
・メンバー: 高路木、大倉、橋本、坂本、キング 計5名
・天 候: 晴れ
・コース : 登山口駐車場→海蔵寺跡→西岩峰→奥の院→津波戸山
→西展望台→奥の院→登山口駐車場
杵築市山香の岩場歩きで有名な津波戸山に登って来ました。岩場歩き、たくさんの鎖場で有名な山で、大人のアスレチックコースのような山です。九州百名山の一座です。
国道10号線で山香に入り、途中右に入ると地元の人によって整備された駐車場(50台留められるらしい)があります。到着すると既に3台駐車していて、1台(一人の中年男性)は既に下山してきたとのこと、東京から来て、走っている列車の写真を撮りに来たが、道迷いして辿りつけず、下山してきたそうです。いわゆる撮り鉄でしょう。
駐車場を出発して、細い田舎道を山の方にゆっくり登って行きます。何枚か田植えが終わったばかりの田んぼの横を登ると、行き止まりが海蔵寺跡です。建物はもう残っていないのですが、石段や石垣などは残っています。放置された数十年前の備品や家具などを眺め、しばし古の時代に思いを馳せた後、登山道を登り始めます。やがてはっきりしない谷あいの登山道を登って行くと、「←3」の三番霊場を示す指示標識に従って斜面に入って行きます。すぐに鎖場が現れ、いよいよ岩場歩きの始まりです。ここからは何本もの鎖場・岩場を登って行くと、「左京の橋」に出ます。細い橋の先に霊場があるのですが、今回は誰も渡らず通過です。さらに、尾根を登り詰めると最初のピークです。撮り鉄の方が言ってたようにこの辺りまで登ると日豊本線が見えます。列車が通れば、撮影ポイントになるのでしょうか。
一旦下って行きますが、下りも鎖場の連続、注意しながら慎重に岩場に足を置きながら、下ります。狭い縦になった洞窟のような「針の耳」をくぐって下ります。ここからは登り返しで、再び鎖場・岩場を何本か繰り返し登って行く尾根歩き、そしてまた下ります。そして谷筋の登山道に出ます。かなり傾斜のきつい谷筋の登り、ここにも長く鎖が張られています。奥の院に到着し、登山者休憩所が設置されており、一休み。
ここからは急登の谷道をロープを頼りに登っていき、尾根筋の道に出ます。あとは緩やかに登って行って、山頂到着。
この山頂全く展望がないため、通過、西展望台と呼ばれる展望ポイントがあるので、そちらまで進み、ランチ休憩とします。西方向に展望が開けていて、正面に御許山、右奥に八面山が見えていました。ちょうど地元宇佐の登山者らが登って来ていて、色々説明してくれました。
山頂写真を撮りランチを済ませた後は、下山。尾根筋を戻り、谷筋の急坂を激下り、奥の院を通過、途中東側の岩尾根歩き(こちらには65番から88番の霊場がある)ですが、今回はパスして、そのまま下山しました。
6)三俣山(1,744m) 大倉 記
・日 時: 6月15日(日)
・メンバー: 高路木、大倉、橋本、坂本 計4名
・天 候: 曇りのち雨
・コース : 大曲登山口→諏蛾守越→三俣山西峰→本峰→Ⅳ峰
→南峰→諏蛾守越→大曲登山口
三俣山にミヤマキリシマ鑑賞登山に行きました。たぶんくじゅうではミヤマキリシマがかなり遅い山ということで、三俣山を選択しました。大曲の登山口駐車場は当然のごとく満車だったのですが、その先の道路横の路肩は空いていたので、そこに留めることにして、ここから出発することにしました。
大曲からの登山道、かなりえぐれて歩きにくくなっている箇所もあるが、緩やかに登っていき、やがて作業道に出ます。作業道から涸れ谷を渡ると、大きな石がゴロゴロになった斜面を登って行くと、諏蛾守越に到着します。休憩所に立ち寄り、一休み。ここからガッツリと登り、西峰の肩に到達、ミヤマキリシマの群落が現れ、範囲は広くはないもののピンクの花が咲き誇っています。
なだらかな草原を進むと西峰山頂、この辺りは何もないので山頂写真を撮り、先に進みます。一旦下って、本峰とのコル付近まで来ると、本峰側と西峰側の斜面にピンクの花が大きく拡がっています。本峰側に登ったところで、ガスが晴れるタイミングを待って、写真撮影。10人ほどのツアー団体も登っていました。
ほどなく分岐ポイント、左に進み、本峰到着。時間は早いのですが、ここでランチタイムとします。
小雨がパラパラ落ちて来始めたので、一休みしてさっさと次へ進みます。分岐ポイントまで戻り、そのまま真っ直ぐ進みⅣ峰へ登り返します。山頂を通過して、南峰の方に下ります。こちらの下り斜面の方が、より密度の濃いミヤマキリシマの群落があります。たぶん殆どの登山者は本峰までで引き返すようで、こちらでは誰も出会いません。ゆっくりミヤマキリシマでいっぱいのピンクの庭園を楽しみながら、斜面を下り、また南峰に登り返します。ここでは山頂写真を撮ってすぐに下山。
ここからの下りは長かったが、ここでもミヤマキリシマが咲いていて、それらを眺めながらの下り、ようやく諏蛾守越からの登山道に合流し、下山。ポツリポツリ来ていた雨はだんだん小雨模様になってきたが、無事到着した。
三俣山のミヤマキリシマ、さすがに平治ほどは密集していないが、あちこちで咲き誇っていて、その華やかな花を十分楽しむことができた。
7)平治岳(1,642m) サコ 記
・日 時: 6月6日(金)
・メンバー: サコ単独
・天 候: 晴れ
・コース : 男池登山口からソババッケ経由平治岳、直登ルートで下山
前月の甲武信ヶ岳で派手に転倒し、左ひざをやられてしまった。階段すらまともに下りられない日々が続いたが、そんなことは言っていられない。今年はミヤマキリシマの“当たり年”だという噂が飛び交っている。いてもたってもいられず、急遽有休を取って平治岳へ向かうことにした。
男池の駐車場は、朝3時には満車になるという話を事前に聞いていた。渋滞回避のため、夜中に出発。0時に到着すると、第一駐車場はちょうど私の車で満車となった。ぎりぎりセーフ。
5時ちょうどに登山開始。空は文句なしの快晴。登山口から森の冷気と湿り気が心地よく、眠気も吹き飛ぶ。まだ薄暗い登山道を登っていくと、いよいよあの光景が。淡いピンクの花が朝の光を受けて輝き、幻想的な景色を生み出していた。毎年この光景には胸を打たれるが、今年は特に色づきが鮮やかで、まさに“当たり年”の名にふさわしい。
平治岳手前の“なんちゃって山頂”に差しかかると、先行していた3人組のパーティがにぎやかに談笑していた。すれ違いざまに軽く挨拶すると、「写真撮りましょうか?」と声をかけてくれた。ありがたくお願いすると、崖っぷちで何枚も丁寧に撮ってくれた。登山のこうした偶然のふれあいも、何とも嬉しいものだ。
崖がすごい
その後、本当の山頂へと向かう。標高1,643メートルの頂から見下ろす一面のミヤマキリシマ。まるで絨毯を敷き詰めたような景色に、膝の痛みも忘れてしばし見とれる。6月の平治岳は、やはり特別な場所だ。来年もまた、ここに立ちたいと思った。
山がピンク色
山頂では、登山客の多さに驚かされた。とはいえ、皆この一瞬の花の盛りを逃すまいと、思い思いにシャッターを切っている。そんななか、「写真撮ってください」と何人かに声をかけられたり、逆に「撮りましょうか?」と申し出られたりと、今日はやたらとカメラに収まる機会が多い。中には本格的なカメラ機材を抱えた写真家の方もいて、遠目から何枚か撮ってくださった。いつもは自分で記録するだけだが、今日は珍しく“撮られる側”の時間が多い登山となった。
山頂にて
人が増えてきた山頂には長居せず、少し下った場所で休憩をとる。目の前には見渡す限りのミヤマキリシマ、その向こうに広がる山々の稜線。そんな絶景の中で食べる「うまかっちゃん」は、どんな高級料理よりも心を満たしてくれる。湯気の立つラーメンをすすり、ドリップしたコーヒーで一息。なんという贅沢な時間だろう。山の静けさと、時折吹き抜ける初夏の風が心地よく、時間を忘れそうになる。
しかし、時が経つにつれ登山道はますますにぎわいを見せ、下山のタイミングを見計らう。復路は直登ルートを選ぶことにした。距離は短いが傾斜がきつく、足にこたえる。傷めた左ひざが思うように動かず、何度も立ち止まりながら慎重に下る。それでも、目に焼き付いたピンクの花々や差し込む木漏れ日に励まされ、なんとか無事に下山することができた。
最後は男池の冷たい水でのどを潤す。ごくごくと飲んだその一杯が、下山の達成感と疲れをやさしく包んでくれるようだった。ベンチに腰を下ろし、もう一度あの花の景色を思い浮かべる。痛む膝はまだ完全ではないけれど、それを押してでも登る価値が、確かに今日の平治岳にはあった。
無事に男池まで下山
その後のはなし。
整形外科でも見てもらえなかった左ひざだったが、行きつけの整体でグリグリとひざと足首の関節のずれを治してもらったら、今では正座もできるようになった。おかげで夏山にチャレンジできそう。
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原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通0032989 オオイタヤマノカイ
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)






















