日記
2024.10月 発行会報 468号
会 報
No468
Cima Eterna
2024. 10. 14
1982
大分山の会
1.10月例会 報告
1)日 時
・10月3日(木) 19:00~
2)出席者
・岩田、高路木、大倉、橋本、工藤、坂本(5名)
3)事務局連絡
① 11月例会
・日 時 ; 11月7日(木)19:00~
・場 所 ; 事務局、LINEリモートでも開催
※皆さんの参加をお願いします。
4)山行計画
① 猟師山・合頭山
・日 時 ; 令和6年11月9日(土)
・集 合 ; 長者原前駐車場 9:00
・コース ; 九重高原スキー場駐車場~猟師山~合頭山~牧ノ戸下駐車場
※コースタイム 4時間
2.山行報告
1)北アルプス立山登山(雄山・大汝山) 橋本 記
・日 時: 9月3日(火)~9月5日(木)
・メンバー: 大倉・ 高路木・橋本・佐藤 計4名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 室堂平~雄山~大汝山 ピストン
2度目の北アルプス遠征です。
3000M越えはお初登山、1ヶ月前の山の会、40周年の祝の席で急遽決まった。嬉しくて帰宅後 ほろ酔いで検索するも、8月山小屋はどこも予約で満室、やはりこの時期の予約はさすが遅すぎかと肩を落とす。9月はどうだろうと…3日が空いている。一人で喜び真夜中の予約が完了。
翌日からは毎日 どの様にアクセスするか、安く行くためにはと…さまざま調べもので数週間をついやした。出発前は台風10号に翻弄され出発も危ぶまれたが何とか前日に決行することになり安堵する。
福岡空港から小松空港へ福岡空港まではマイカーで夜中の3時半に出発、福岡発7時20分→小松空港8時45分着。台風の影響で湯布院インターまでの高速が通行止めのハプニングがあったものの無事出発。
初のプロペラ機搭乗
当日は素晴らしい天気に恵まれた。小松空港から立山駅までレンタカーで2時間弱、ケーブルカーと高原バスを乗り継ぐこと1時間、今夜の宿泊 室堂山荘2450Mへ到着。途中 高原バスの時間まで美女平で持参したお弁当でランチを食べ、ちょっと散策しながら1時間ほど過ごした。
立山ケーブルカー
標高977Mの景色を眺めながら、くじゅうの長者原ぐらいかな?と思いながらも、もっと高いところにいるような気がした。
室堂平石碑前、撮影スポット
室堂駅から山荘までは徒歩10分程、山荘のなかでは駅から一番近い。360度の景色はお天気にも恵まれたせいか、済みきった空気の中そびえ立つ山々や景色がとても綺麗だった。早々、山荘に重い荷物をデポし、ミクリガ池や地獄谷周辺を散策。
みくりが池前で
地獄谷周辺に近付くとガスの臭いがきつく、辺りは煙で覆われ立ち入りは禁止となっていた。
地獄谷
1時間程散策後 室堂山荘に戻り、早々温泉にと思ったのですが、先に飲もうと言うことで、外のテラスで自販機で購入したビールを頂いた。知ってはいたのですが、忘れてました。標高高いところでのアルコールは下界より酔いが早いと…案の定 酔っ払ってしまた。
室堂山荘前からの夕日
翌朝 6時出発予定、朝食が6時30分からとのことだったので、お弁当に変更して頂き、30分遅れで出発。気温は10度 雨かと思う程水滴が落ちてきた。山荘スタッフの方が『今日は降りませんよ』とハッキリ言われたので、持参したカッパを山荘に他の荷物と一緒にデポした。出発直後は寒かった。
1時間30分弱で一の越山荘到着、ここで朝食を頂くも中には入れず、寒い中 外で頂いた。(私は二日酔いで食べれません)(笑)
一の越山荘
ここから雄山までは岩場続きで、見上げると結構な急登、ガスがかかったかと思うと一瞬にして景色が開けたりと、目まぐるしく変わる。登りながらガスが開けた瞬間を今だとばかりにシャッターを押した。実行できないかもとも思った数日前、こんな素晴らしい天気に2日間も恵まれるとは思いもせず。
山頂雄山神社では順番待ちで700円を払い、御祈祷と万歳三唱をすませ、早々 大汝山(3015M)へ向かう。
雄山神社
アップダウンを繰り返し大汝山下で休憩、ちょうどお昼ごろになった。狭い山頂は順番を見計らって登り写真を撮った。
タテヤマリンドウ
大汝山山頂
下山はほぼ休憩無しで下った。
今夜は富山市内に宿泊のため、室堂駅からの高原バスの時間が迫っていたのです。立山駅から富山市内まで車で一時間足らず、夕方6時に到着。
2泊3日の遠征も無事終わりました。遠征を振り返り、お酒の飲みすぎは要注意と反省いたしました。素晴らしいメンバーに同行していただき、有難うございました。何事もなく帰宅できたことに感謝いたしております。又、来年も素晴らしい仲間と新たなアルプスに登りたい。
2)立山(雄山3003m、大汝山3015m) 登山 大倉 記
・日 時: 9月3日(火)~5日(木)
・メンバー: 高路木、橋本、佐藤、大倉 計4名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 室堂平~雄山~大汝山 ピストン
北陸の名峰、日本三名山の一つ立山に登って来ました。日本百名山の一座、山頂に神社がありご祈祷してくれて、また手軽に登れる3000m峰ということで、とても人気の山です。以前登った時は、劔岳登山の通過点として、サッと通り過ぎただけでした。標高2400mの室堂平で泊まってみたいと思っていたこともあり、皆さんの立山遠征に同行させていただきました。
先ずは、富山までのアクセスが色々あります。車移動、飛行機移動(大分?東京?富山)、飛行機+車移動、飛行機+JR、フェリー+JR又は車。色々検討した結果、福岡空港まではマイカー、福岡空港から金沢小松空港まで飛び、空港からレンタカー、というルートにしました。
乗った飛行機(ボンバルディア機)
初日、未明の時間に大分を出発、湯布院IC付近が通行止めのため空港まではやや長くなりました。朝一の便で小松空港へ行き(飛行機がプロペラ機だったのはビックリでした)、レンタカーで立山駅、そこから室堂平まで、ケーブルカー+高原バス、当初室堂平から黒部ダム観光ということも考えていたのですが、立山駅での駐車場探しに時間を要してしまい、時間切れで、室堂平まで帰ってくる最終便に間に合わなくなってしまい、黒部ダム観光はパスすることになり、この日は室堂平散策になりました。
ケーブルカー
美女平で、バス待ち時間があるため、食事休憩して、室堂平へ進む。たっぷり時間があるので、この日泊まる室堂山荘でチャックインし、室堂平散策に出かけた、まだ猛暑の時間だろうが、さすがに標高2450m、爽やかさばっちりでとても気持ちがよい。ゆっくりとみくりが池や地獄谷辺りまで歩いて行った。戻ってもまだ夕食までには時間があったので、山荘前のテーブルで、事前の一杯ということで、自販機で買ったビールで前祝いして夕食までの時間を過ごす。それから風呂に入った後で夕食。夕食はなかなか盛りだくさん、普通の山小屋よりは重質していた。高路木さんの差し入れてくれた焼酎をボトル2本飲んで、酔っぱらったかも。翌朝が早いこともあって早々に就寝。
隣室の団体、遠方の山に登るのであろう、3時過ぎから起きだして、ゴソゴソと出発準備がうるさい。そんな中で我々も朝食時間前には出発、一の越山荘山荘までは緩やかな登り、普段靴でも歩けそうな位道も整備されている。たっぷり休憩した後再出発、ここからは結構な急登だ。それに岩ゴロゴロの厳しい登り、ゆっくりと登って行く。
槍穂連峰
剱岳
途中南東の方向に雲の切れ間に槍穂連峰の頭が見えており、また左手には剱岳も頭を出していました。一時間ほどで雄山山頂下の休憩舎に到着。休憩舎正面は大きな谷になっているのですが、下に白い雪渓のようなものが見えます。実はこれは氷河なのです。数年前に氷河と判明したとのことです。
雄山(休憩舎からパチリ)
休憩舎でたっぷり休憩した後、人の少ない時間を狙って、山頂の雄山神社に参ることに。ここは入場料700円を取り、山頂雄山神社で神官が祝詞を上げて、最後に万歳三唱で終わる(この間数分)。一回10人程度しか上がれないので、集中すると待ち行列ができることもあります。我々も揃って上がり、神官に倣って、お辞儀したり、拍手を打ったり、最後に万歳三唱、その後山頂の集合写真を神官に撮ってもらいました。
雄山山頂下の氷河(御前沢氷河)
それからちょっと休憩して、大汝山の方に向かった。大汝山が立山連峰の最高峰なので、登っておくことにした。一旦下って、何度か上り下りを繰り返して、30分弱で到着。ちょうど昼時になったので、ランチタイムにしました。この間も続々と登山者がやってきて、山頂写真も順番待ちがあったが、韓国人登山者にシャッターを押してもらった。ここから雄山まで引き返して下山。バスの時間に合わせて、室堂ターミナルに行き、バス・ケーブルカーで立山駅へ。レンタカーで富山駅近くの東横イン。食事は近くの有名ラーメン店にした。
最終日は、富山→小松空港→福岡空港→大分のルートで帰った。帰りも飛行機だったが、プロペラ機のためか、高度が低く、地上がよく見えていた(行きは雲海だった)。半分位は日本海上空、松江辺りで下の様子がよく見えていました。
宍道湖辺り(飛行機から)
3)乗鞍岳&木曾駒ヶ岳&御嶽山 登山 工藤 記
・日 時: 9月8日(日)~11日(水)
・メンバー: 工藤 単独
・天 候: 晴れ又は曇り
・コ ー ス: 乗鞍岳 畳平~剣ヶ峰 ピストン
木曾駒ケ岳 千畳敷~木曽駒ケ岳 ピストン
御嶽山 王滝登山口~木曽駒ケ岳 ピストン
9月8日(日) 大分空港~羽田空港~新宿駅~松本駅
新宿駅より長野県松本駅 ここから 乗鞍岳登山口へのバス発着場の乗鞍高原観光案内所に 近くにホテルを予約してある 畳平へのバスは朝6時が始発だが、雨が降ると7時になるという
9月9日(月) 幸い雨降らず6時に出た 乗客は30人程度 バスに揺られて50分標高2702mの畳平に到着、とても広い すぐ登頂開始 東大宇宙観測所を横に見ながら肩の小屋を経て山頂へ思ったより楽に登れたが 下山途中で熊がでたとの情報が 無事畳平から乗鞍高原案内所に下山 明日登山予定の木曾駒ヶ岳に向かう 木曾駒ヶ岳はバスとロープウエイを乗り継ぐため 駒ケ根市の菅の台バスセンター近くの民宿を予約 宿の主人が言うには バスとロ-プウエイの切符は今日買って置いたほうがいいと バスの始発は7時15分だが6時にはバス乗り場に行けと 取り敢えず切符は買ったが この宿 素泊まり専門でテレビなし クーラ-なし 風呂なし6畳一間で扇風機のみ 近くのスーパ銭湯に行けと ここで夕食と明日の食糧を調達 (食堂がありおにぎりを)
乗鞍畳平バスセンター
乗鞍・剣ヶ峰
9月10日(火) 朝6時半にバス停に行くと50人程並んでいる あ~あ、やはり6時に来ればよかった でも切符は前日買っていてよかった その後段々人の列が長くなり俺のうしろに200人以上が並んだ 平日の火曜日にこんなに来るなんて 木曾駒ヶ岳はやはり人気の山だ 臨時のバスが出て2台目に乗れた しらび平からロープウエイで千畳敷へ 千畳敷は霧雨だ カッパは着用せず登山開始 20分で8丁坂だ 急坂だが道は広く整備されているので雄山(立山)程きつくはなかった 2時間で山頂へ着いたら晴れてきた ライチョウのひなが目の前をウロウロしてる ラッキイ 今日はツイている 帰りもロープウエイ.バスを乗り継ぎ菅の台バスセンターに無事下山 明日 登る御嶽山の麓のおんたけ休暇村に向かう ここは名古屋市が運営している施設で他に30人程が宿泊していた
乗越浄土
木曽駒ケ岳山頂
9月11日(水) 朝6時 朝食がわりに弁当をもらい出発 王滝登山口から登る6時30分 ここ御嶽山は活火山で10年前に噴火して 死者58名 行方不明者5名をだしている危険な山だ 登山者はほとんどヘルメットを被っている 山頂に近づくにつれ避難壕が多く設置されている 4時間で山頂へ30分休息して下山開始 登る以上に下りはつかれたが無事下山 松本駅に直行 これで今回の山行は終わり
王滝登山口
木曾御嶽山山頂
4)富士山・南アルプス登山 坂本 記
・日 時 : 令和6年9月9日(月)~9月15日(日)
・メンバー : 坂本 単独
・天 候 : 晴れ
・コ ー ス : 富士山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳
令和6年9月9日
神戸港を朝出発して高速道をひた走り、昼過ぎに富士宮市の水ヶ塚公園駐車場に到着する。駐車場は満車を心配していたが、割と空いており一安心。ご当地ナンバーの富士山ナンバー(静岡県・山梨県)は見あたらず、県外ナンバーばかり。ここからマイカー規制のためシャトルバスに乗り、富士宮口5合目に15時半頃到着。登山口で静岡県富士登山事前登録システムの提示をしてリストバンドを受け取り、無事登山開始となる。
6合目までは、登山道も広くまた傾斜も緩く、快適に登る。17時前に標高2500㍍にある雲海荘に到着するが、6合目で標高2500㍍というのがさすが富士山。標高インフレだ。ついてすぐに山小屋の方から、今晩は冷えこむとの予報が出ているとお聞きする。見るとすでにストーブを焚いてくれていた。(18時の気温は13度!)。
夕食後、数人の宿泊者の方たちと、宝永山を眺めたり写真を撮りあったりする。眼下に広がる雲海の雲の形を見て、ゴジラがいるとかイルカにそっくりとか、久しぶりに童心にかえり、皆と楽しい時間を過ごした。
明日は、晴れという予報に安心して、20時前に就寝
令和6年9月10日
0時頃、雨の音で目覚め、がっくり。雨が小降りになるのを待って、2時半にカッパを着て出発。霧雨が続くなか、ヘッドランプを頼りに新七合目を目指す。本格的な登りに加え、寒さでかなりの疲労感を覚える。8合目の手前付近で霧雨がやみ、空が明るくなる。振り返ると雲海が!! 今まで雲の中を歩いていたということに気づき、改めて高い山に登っているなと思ったその時、東の空にご来光が綺麗に見える。同時に西の空には虹も出ているという奇跡のような光景。昨年に引き続き、富士山の日の出の写真が撮れたのは本当にラッキーだった。
虹も見れました。
登山道は溶岩の岩盤が目立ち歩きにくかったが、天気がよくなると俄然元気も出てくる。S字を繰り返し描くように尾根状の地形を登り、9合目に到着。9合目の万年雪山荘で休憩後、また歩き始める。やがて頂上がはっきりと見えてくる。目標も見え、最後の踏ん張りどころ。深呼吸をして息を整えながら歩くのだが、空気が薄いうえに傾斜も強く、標高3500㍍を超えると本当にきつい。一番辛かったところだった。それでも一歩一歩踏みしめ、7時過ぎに鳥居をくぐってついに頂上に到着。頂上の浅間大社奥宮前で写真を撮って剣ヶ峰へ。
富士山剣が峰(頂上で再会した山岳ガイドと台湾の方たちと)
ここでは写真撮影のために30人ぐらいの列ができていた。並んでいると、偶然にも山小屋で一緒だった山岳ガイドと台湾の方に出会い、再会を喜びあう。写真撮影をして、下山を開始。富士宮ルートは、登山道と下山道が同一ルートなので混雑を予想していたのだが、登山期間最終日のためか空いており、11時過ぎに5合目バス停に無事到着できた。
午後からは翌日の鳳凰三山登山のために夜叉神峠登山口まで移動し、車中泊を予定していたのだが、睡眠が充分でないのと想定以上の疲労を感じたため、途中芦安の温泉に入り、登山口にある夜叉神ヒュッテに泊まることにする。
令和6年9月11日
夜叉神ヒュッテは、料理 (夕食・朝食ともに全ての料理が美味しく、ボリューム満点)が最高だった。3日前に大分港を出発してからまともな食事をしてなかったので、体調も一気に回復。朝食は5時半だったが、満腹のため少し休憩して6時半に出発。登山届けを出して夜叉神峠まで急坂を登り、一気に夜叉神峠小屋へ。夜叉神峠小屋からは、北岳・間の岳・農鳥岳の白峰三山が綺麗に望める。コーヒーを飲みながら眺めていたら、30数年前に白峰三山を縦走した当時の仲間のことや、テント泊のため荷物が重かったことなどが懐かしく蘇ってくる。
夜叉神峠からの鳳凰三山
ここから樹林帯の中を杖立峠まで急登。途中登山道に大きな鹿がおり、数人の登山者が写真を撮っていた。杖立峠から苺平まで最初は緩やかな登りだったが、後半はだんだんと傾斜がきつくなる。1時間半ぐらいで苺平に到着。ここから下り道になり、ところどころに「携帯の電波が届きます」という看板があったが、Y!mobileは届かず。30分ぐらいで南御室小屋に到着。この日宿泊する薬師岳小屋には水がないためここで水を補給し、12時頃薬師岳小屋に到着する。そこから4時間弱かかる地蔵岳往復のことを山小屋の主人に相談すると、毎日午後から天気が悪くなっているから明日登った方が良いと言われ、それに従うことにする。午後からは薬師岳や砂払岳を散策。ゆっくり景色を楽しむ。
令和6年9月12日
この日の行程は14㎞と長丁場なので、朝4時30分に出発。薬師岳の頂上はまだ暗く、観音岳頂上でやっと明るくなり、日の出を待つ。遠くに見える神々しい富士山と日の出のコラボ。眼下には360度のパノラマが広がり、南アルプスや遠くには八ヶ岳の山々が見え、息を飲むほどの美しい展望。頂上にいた数人の登山者とこの絶景の感動を分かち合い、写真撮影をする。
観音岳山頂での日の出
観音岳からオベリスクを眺めながら、花崗岩と白い砂が綺麗な稜線を一度下る。また登り返し、赤抜沢ノ頭に出る。そこを下って8時に賽の河原に到着。オベリスクには登れないため、ここに地蔵岳の山頂標識がある。子授け地蔵尊がいっぱい安置されており、神聖な気持ちになる。そんな神聖な場所から眺めるオベリスクは迫力満点で、青空のもとに白い砂と鋭角の岩峰が際だっていた。夜叉神峠登山口から本当に遠かったが、来て良かったと心の底から思った。
地蔵岳のオベリスク
地蔵岳・賽の河原
地蔵岳からは来た道を戻る。薬師岳小屋で預けていた荷物を受け取り、夜叉神峠登山口まで下山。予定より早く、ちょうど12時に到着する。
翌日からの甲斐駒ヶ岳と仙丈岳登山に向けて、南アルプス林道バスの発着場所である仙流荘まで移動。この日は仙流荘前にある広い駐車場で車中泊することにする。駐車場のバスの運転手に確認すると、明日は平日のため6時5分のバスがなく、8時5分が始発となるとのこと。そのため北沢峠から甲斐駒ヶ岳の往復はタイトなスケジュールになることがわかり、泣く泣く諦める。翌日の午前中は伊那市内で洗濯をしたり温泉に入ったりして過ごし、午後2時20分のバスに乗ることに予定を変更する。
赤いテントの右のニーモのテントの奥にあるアマガエル色のテントが私のテント
令和6年9月13日
予定した通り午後2時20分発のバスに乗り、1時間弱で標高2,030㍍の北沢峠に到着する。バスの中は満席で、荷物を足の上に置いていたために窓の外がよく見えなかったが、バスの運転手さんのガイドが上手いのもあり退屈せずにすんだ。
北沢峠からテント場までは歩いて10分ほどで到着。長衞小屋の前を流れている川沿いにあり、色とりどりのテントが張られている。この日から20数年ぶりのテント泊。当時とは違い、快適装備や食料もふんだんに持ってきたのでワクワク感が増し増し!翌日の準備をすませ、お約束のお酒タイム!持ってきたつまみと長衞小屋で購入した生ビールと缶ビールを飲み19時に就寝。
令和6年9月14日
日本百名山の著者である深田久弥氏が、「日本十名山を選べと言われたらここは落とせない」と言わしめた甲斐駒ヶ岳を目指して、朝5時半出発。緩やかな川沿いの樹林帯を登り、仙水小屋水力発電を経て仙水小屋に到着。樹林帯を過ぎると露岩とハイマツの登山道になるのだが、順調に進み仙水峠へ。そこから駒津峰の間は、長い長い急登で一番きついところ。やがて山頂付近の景色が右手前方に見え、森林限界を超えると、いよいよ駒津峰に到着。ここでは鳳凰三山と富士山がはっきりと綺麗に見える。いずれの山も今回の山行で登ってきたところでもあり、感動もひとしおだった。山頂に向かって稜線を歩くと、直登と巻き道の分岐があるのだが、安全策をとって巻き道を選択。登山道が花崗岩の道に変わり、山頂までは細かな石や砂のざれ場になっており、滑りそうで高度感もあるため、とても怖かった。大きな岩を登っていき、9時半頃山頂に到着。深田氏が、日本アルプスで一番綺麗な頂上として甲斐駒をあげているが、花崗岩の白砂を敷き詰めた頂上の美しさは本当にその通りだった。加えて360°の大パノラマが広がる眺望の豊かさも素晴らしかった。
ここの山頂標識は、表が甲斐駒ヶ岳で裏が東駒ヶ岳となっている。以前は、西の木曽駒ヶ岳と区別するために東駒ヶ岳と呼ばれていたので、表と裏の表記を変えたのだろうか。登りついて標識を見たとき、違う山に登ったかと少し焦った。頂上で、昼食を食べ下山。
13時にテント場に帰り着いたが、三連休の前の日ということもあり、テントと人の多さに正直驚く。昼寝をして、夕食とつまみを作り、ビールを買いに長衞小屋に行くと、入り口のホワイトボードに絵付きの天気予報が画かれている。見ると今晩から天気が崩れるとなっていた。テントの雨対策をしっかりして早めに就寝。いつもはあてにならない山の天気予報がみごとに当たり、夜中から雨が降り出す。
(編集者コメント:標識は今年8月28日に建て替えられ、山梨側の呼び方が「甲斐駒ヶ岳」で北杜市が設置、長野側の呼び方「東駒ケ岳」は伊那市が設置した。なお「西駒ケ岳」は一般に「木曽駒ケ岳」と呼ばれている山のこと。なお、表裏ではなく、東側西側と言った方が問題にならない。)
令和6年9月15日
朝起きると小降りになったが、この日も翌日も天気が良くないのと仕事のこともあり、仙丈ヶ岳登山を諦め10時のバスに間に合うよう撤収。仙流荘に11時前に着き、そこから自分の車で出発。高速道路をひた走り、四国からフェリーに乗って、16日の昼頃、無事家に帰り着く。
今年も富士山に登って、南アルプスにも登るという計画を連れ合いに言うと
妻 「富士山に一度も登らぬ馬鹿に、二度登る馬鹿という言い伝えがあるみたいよ。」
私 「昨年に引き続き2度目の富士山になるが、今後須走ルートと御殿場ルートを登る予定で、最低4回登るから馬鹿ではない。」
妻 「つまり、2倍馬鹿と言うことね。」
私 「・・・」
という声を振り切り、台風10号のため当初の予定を2度変更する等して、やっと富士山と南アルプスに行くことができた。「富士山・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳は、眺めてよし、登ってよし」と言われるが、まさにその通りの山だったと実感した。天候にも恵まれ、過去ベスト3に入る素晴らしい山行となった。
5)鉾岳(1227m)登山 橋本 記
・日 時: 9月17日(火)
・メンバー: 大倉、高路木、橋本 計3名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 鹿川キャンプ場~パックン岩~鉾岳(雄岳) ピストン
何度も月例山行きに選出されるも天候に恵まれず延期になった鉾岳、宮崎県延岡市鹿川渓谷の最上流部に座する多くの大迫力の花崗岩スラブで多くのベテランクライマーが魅力する山らしい。鉾岳は雄鉾と雌鉾と呼ばれている二つの岩峰から形成されている。鉾岳の魅力はその大迫力の一枚岩のスラブ、又ここでしか咲かない固有種「ツチヒツギ』など希少な植物の鑑賞が出来ること。
急遽 雨予報が続く中休みを狙って決行、鹿川キャンプ場敷地内の登山口から登る。ここのキャンプ場が想定外の山奥、予定時間1時間近くオーバーしての到着。狭い道路、カーブも多く離合車も多いとあって難儀した。9時到着、緑溢れるキャンプ場は静かで利用者は誰もいる様子もありません。広々とした10台ほど停められる駐車場に1台の先発者らしい車、駐車場の横には美しい清流が流れていた。
9時20分出発、林道を10分程進むと気付く。何やらゴーゴーと聞こえる。耳を澄ませると側を流れる清流の音のよう。林道が終わるといきなりの岩場の急登が始まる。苔にまみれた岩や巨石が目にとまる。
険しい登山道
沢沿いを登って行くにつれ、沢の流れが良く見えてくる。凄い勢いの水量が流れている。標高400mほど上げて1時間ちょっと、登り専用滝見新道を通る。登った先に見事な滝、落差100mとか?? 滝100選とも書いて有るのもあった(帰宅後調べてみた)。それにしても一枚岩を勢い良く流れる滝は圧巻。少々美しい景色を堪能、時間も押し迫ったので先を急ぎパックン岩をめざす。手前で沢を渡る。想定通り水量が多く、裸足になり登山靴をリュックに結びつけ渡る。初めての体験、靴を流されたらと色々想像しながら渡った。その先も沢の上の岩をロープを頼りに渡りきる。
渡渉ポイント
足先が冷たくなるほどの冷たい水でした。もちろん帰りも同じように渡った。パックン岩が見えた。
パックン岩
そこも沢を渡たらないとならない。岩を滑らないようにゆっくり渡る。靴のままなんとか渡った。岩の上は濡れていたが思ったほど滑らずほっとする。
大滝
その先も益々 急登続き、少しくだった所に雌鉾岳と雄鉾岳の分岐が沢の中にある。何処を渡るにも水量あって渡れそうにない。又 裸足かと思っていると先発者3名が下山されてきた。何処を渡るのか…みていると少し下流に浅瀬をみつけ渡られた。宮崎市内の方達で何時もはこんなに水量が無いとのことでした。私たちも続けとばかり左の雌鉾岳には行かず右の雄鉾岳へ向かう。
両手両足で登る
鉾岳山頂に2時前到着 随分と時間がかかった。下界は熱中症アラームがでている中、涼しい時間を過ごす。遅い昼食となりお腹も空き、無言で食べる。恒例の証拠写真も食べながらです(笑)。
鉾岳山頂にて
30分ほどの休憩で見張らしもないこともあり、下山を急ぐ。丁度5時に駐車場に着く。
中々の急登や梯子、沢渡りと見所沢山有りの山行きでした。ドキドキ感も忘れられない(笑)水量がもう少し多ければ無理せず、下山する勇気も必要と思っていました。祖母 傾山 大崩山群 ユネスコパークは何処も険しく、水量注意でしょうね
良い経験を致しました。
6)鉾岳(1272m) 登山 大倉 記
・日 時: 9月17日(火)
・メンバー: 高路木、橋本、大倉 計3名
・天 候: 晴れ
・コ ー ス: 鹿川キャンプ場~パックン岩~鉾岳 ピストン
宮崎県延岡市の山、鉾岳に登って来ました。会の月例山行として何度か予定にあがったものの、雨天のためことごとく中止になってしまってました。たまたまこの日は晴れそうだということで急遽決行することにしました。延岡市のかなりの山奥の鹿川集落のさらに奥の鹿川キャンプ場が登山口になります。ここまで大分から3時間ほど、結構遠方の山行になりました。
登山口の鹿川キャンプ場
鹿川キャンプ場から登り始め、やや荒れた登山道、そこそこの急登を登って行くと、谷川の渡渉ポイントに出ます。水量が少ない時には、岩を伝って渡れるのですが、この日はそういう訳にもいかず、靴を脱いで裸足になって渡りました。
渡渉ポイント
渡った先から見事な鹿川渓谷、白い岩山を高さ50mはありそうな滝が落ちています。「大滝」というらしい。落差100m(下から見えない部分もあり)ほどと、日本百名瀑の滝にも負けない位の迫力です。そして、有名なバックン岩、お約束のポーズで写真を撮ります。
パックン岩
そんな渓谷を楽しんだ後、再び登り始めます。ここからの登りが厳しい、ロープ場、ハシゴ場の繰り返し、数十m登って一旦下った先が、次の渡渉ポイント、ここは軽く飛び越えて、進みます。ここからは、歩きやすい登山道、ホッとします。やがて鬼の目林道に出、「←鉾岳」の標識従って進みます。林道から左に折れるポイントを見逃し、かなり進んてしまって、引き返すことになってしまいました。次の渡渉ポイントも飛び越え、雌岳への分岐を過ぎて、10分ほどで雄岳に到着。そして、ランチタイム、ゆっくり休憩した後、大きな岩山で有名な雌岳はパスすることとし、下山しました。
7)霊山 登山 若狭 記
・日 時:9月28日(土)
・メンバー:高路木、橋本、若狭
・天 候:曇り
・コース:霊山寺登山口~山頂~霊山寺登山口
6月13日に久しぶりに扇ケ鼻に登って以来、猛暑を理由に室内でドジャース観戦に明け暮れていたが、橋本さんからのお誘いがあり少しずつ涼しくなったことだし、また山登りを再開しようと思い同行させていただいた。
8時30分に高路木さんの車で長浜のセブンイレブン出発。お昼は下山して長浜食堂ということで、今回は弁当なしなので荷物は前よりも軽い。
9時過ぎに霊山寺を参拝の後、登山開始。登り始めは息が上がり苦しいが少しづつ息も整ってくる。下山する人からもがんばれと励まされ、11時前に山頂に到着山頂標
第一展望台からの展望
休憩してリンゴ、ブドウ、お餅などを食べて、展望所へ移動。第二展望所には、わさだ夢クラブのメンバーが休憩していた。毎月1回いろいろなルートで登山しているとのこと。年齢は同じぐらいかと思った。会員は大分山の会より多いようだ。
わさだ夢くらぶメンバー
下山は登りと違い短く感じる。1時に駐車場を出発。長浜食堂の閉店時間2時に間に合うかと登山前は心配していたが、1時30分に到着。おばんざいは少ししか残っていなかったが、メンチカツ定食を完食し、久しぶりの登山を楽しみました。
高路木さん、橋本さんお世話になりました。
3.その他
今年度発行した「大分山の会40周年記念誌」ですが、大分県立図書館と大分市民図書館に寄贈しました。
この度、県立図書館からお礼状が届きましたので、紹介しておきます。
==お知らせ==
8月の山行報告 会報9月(第467号)
9月の山行報告 会報10月(第468号)
10月の山行報告 会報11月号(第469号)
11月の参考報告 会報12月号(第470号)
については大倉会長が代行しますので、裏面のメルアドまたは住所に送って下さい。
宜しくお願いします。
・送信先(送付先)
・メールアドレス :ohkura001@yahoo.co.jp
・手書き原稿 :〒870-0024 大分市錦町3-4-7-402 大倉眞也
Tel 090-3708-0854
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原稿作成要領
・様 式
・サイズ:B-5 ・フォント:明朝体で11号
・送付先
・メールアドレス : yositake.kunio@coral.plala.or.jp
・手書き原稿 : 〒874-0025 別府市亀川四の湯町4-14-1205 吉武邦夫
Tel 080-8706-2747
・発 行
・「大分山の会」事務局 〒870-0888 大分市三ケ田町3丁目1番22号 岩田靖子様方
Tel,Fax097-543-5979 E-mail iwata.yasuko@oct-net.ne.jp
・会費振込先
・大分銀行日岡支店 普通32989 大分山の会会計 岩田靖子
会費:1,000円/月(家族会員は500円/月)













































