活動報告
研修会
5月19日(日)定時総会終了後「日常行っている仕事について」各部会員より発表していただきました。発表者も参加者も自身の業務に対する振り返りや今後のモチベーションにつながる貴重な機会となる研修会です。多くの会員の参加をお待ちしています。
東部 在宅歯科衛生士 細田裕子
「日頃行っている仕事について」
中部 中部歯科医師会 歯科衛生士 岡いずみ
「地域歯科医療連携室の役割 身近な相談窓口をめざして」
西部 西部歯科医師会 歯科衛生士
「連携室~より身近な相談窓口・西部の取り組み~」
日時 平成30年11月18日(日) 10時~15時15分
場所 鳥取県歯科医師会館
内容 ①SPT・メインテナンスに必要な知識と技術
②口腔衛生指導と生活習慣指導
講師 小田 茂 先生(日本歯周病学会歯科衛生士関連委員会 委員)
野村 正子 先生(日本歯周病学会歯科衛生士関連委員会 委員)
対象 歯科衛生士
受講料 日本歯周病学会会員および日本歯科衛生士会員 無料
会員外 3,000円
定員 50名
日本歯周病学会に参加して
平成30年11月18日(日)東部歯科医師会館において開催された、第78回歯科衛生士教育講演会を受講させていただきました。
前半の講師は、野村正子先生をお招きし、「口腔衛生指導と生活習慣指導」について講演していただきました。その中で、患者さんの行動変化のステージに合わせたアプローチが重要であることを学びました。何度指導しても歯間ブラシを使用されない方、ブラッシング技術が向上しても、また後戻りされる方、無関心な方など気合で指導するのではなく、“よく観察し 寄り添うこと”で患者さんの自己効力感を高め、自分自身で健康行動をコントロールできるようになることを目標にするというものでした。
後半の講師は、小田茂先生をお招きし、「SPT・メンテナンスに必要な知識と技術」について解説をいただきました。歯周組織の健康および口腔機能を生涯維持するためのSPT・メンテナンスに必要な知識と技術についてもご紹介をいただき、さらに歯周病に関する最近の話題についてもご紹介をいただきました。
この度の講演会を受講し、これまでに歯科衛生士として携わってきた患者さんを思い出し、思うようにブラッシング指導ができない苦い経験や、ポケット改善のために行ったSPTの一連の流れなどを再確認しながら受講させていただくこと
ができました。今回学んだことを今後の臨床に生かし、また自分自身の知識を深めていきたいです。
金尾朋子
日時 平成30年9月9日(日) 10時~13時
場所 鳥取県西部歯科医師会館
内容 「安全な吸引をするために」
講師 鳥取県看護協会 看護師3~4名
定員 30名
平成30年9月9日(日)鳥取県西部歯科医師会館にて、鳥取県看護協会より鳥取大学医学部附属病院 救命救急センターにお勤めの中本有史さんを講師に迎え、吸引の研修会が行われました。会員15名、会員外7名と多くの歯科衛生士の参加がありました。講演と実習の2部構成で、実際に吸引をする場面に立ち会うかもしれない在宅や施設で活躍されている方も、今はまだ吸引の場面に立ち会う可能性のない方も、みなさん熱心に講演を聞き、実習に取組みました。
講演では、「安全な口腔・鼻腔・気管吸引を実践するために」という事で『呼吸とは』という所からお話をしていただき、吸引での注意点など非常に詳しく教えて頂きました。吸引カテーテルを折って吸引なしの状態で挿入する事や、吸引動作は気管内の必要な酸素もすってしまうことがあるので10秒以内に行う事など、大変勉強になりました。
実習では、5体の模型と5器の吸引器を使用し、中本さんと一緒に来て下さった看護師眞鍋さん、長谷川さんにもご指導いただき、3つの班に分かれ、細かく実習する事ができました。口腔、鼻腔、そして気管からの吸引実習を行いました。私にはとても難しい事でした。しかし、心がけや注意点などを学べ、大変有意義な研修会でした。一回の研修に満足することなく、出来れば継続して学んでいきたいと思いました。
松岡 いづみ