「こめらの森・南会津」への想い





2011年3月11日、想像を絶する東日本大震災。

ご家族やご友人を失ったみなさま、被災地のみなさまに心からのお見舞いを申し上げます。

地震、津波、さらに原発という2重、3重の激甚な被害。

前代未聞の状況に際し、今後も長期にわたる支援が必要であることは間違いありません。



その中でも特に世界のFUKUSHIMAで起きていることは大いなる自然の息吹とは別に考える必要があります。

これは単なる原子力発電所の事故で はなく現在進行形の「人災」です。

 

私たちの存在や価値観、社会の在り方そのものが根底から揺さぶられています。

私たちはこのまま歩むのか。この生き方を続けてゆくのか。

問いの答えは未来の子ども達に手渡されます。


 

今、ここで私たちは自らの歩みをふりかえり、間違いは認めた上で、

子ども達がイキイキと暮らせる場作りをしませんか。

個人や団体の垣根を越えて「知恵」と「チカラ」を結集し、

小さな共同体をみんなで創り、継続して支えることが今ほど、

求められている時はありません。

 

本活動は子ども達の「元気な笑顔」を取り戻すための「暮らし」に焦点をあて、

それを日本列島のみんなで支える活動です。

 

小さいなが らも、人と人が響きあう場作りをする。

そのために顔と顔の見える連携を大切にする。

アタマも身体も汗をかいて、本気で子ども達のために働く。

 

相互扶助の精神と共同作業によって多くの方が関わり、

共に生きることで産まれる「小さな森」に、

みなさまのご支援とご参画を賜りたく、お願い申しあげます。

 

 

NPO法人 森の遊学舎 代表理事 

大西琢也 (おおにし たくや)