「業務報酬基準」は法定で定められていますが、その算出法よりも割安になるように提示する事務所が多い様です。よって 一般的な木造の2階建住宅で建築工事費用が税込で3,000万円程度であれば、設計監理料は10%で、消費税込で330万円です。
これ以下の工事費用の時は率が上がりますし、金額が大きくなるにつれて率は下がります。
増改築の場合は異なってきますし、構造計算が必要な場合は別途費用が必要です。
設備設計料も規模などによって別途となります。この例のような一般住宅では3階建以上や木造以外の構造でない限り、発生しません。
増改築(改修)工事の場合は15%からとお考え下さい。
行政や許認可の申請費用、敷地測量、地盤調査および交通費などは実費精算をお願いしています。
実施設計を開始してからの中断は、進捗状況に応じた設計料を請求申し上げます。
都度、ご相談に応じますが、目安この程度です。ただ、おおよそ1割という費用は競争見積という方式で施工会社の選別をすることにより最も高い金額の会社と安い会社の差額未満である場合が多いです。
設計料はあくまでも工事に必要な図面の作成費用で、監理料は施工内容のチェック業務代です。
「図面一枚いくら?」は、設計の仕事をしている人間が最もガッカリする質問です、枚数ではしておりません。