低学年の重要性

低学年のうちから塾通い!?って思う方もいらっしゃると思います。でも、その「塾」はきっとイスにじっと座って計算の練習をしたり、問題を解いたりするイメージの塾ではありませんか?

ふじの学習教室の低学年の学習は、5感を使いながら、「どうして?」を論理的に考えることや、「あっ!」という発見や気づきを大切にして、楽しく進めていきます。とくに2年生は教科の学習ではなく、自由な発想をたくさんすることを通して、思考力やこまったときにどうするのか課題を解決する気持ちを育てていきます。自分の予想した理由や作品の工夫した点などを仲間に説明することで論理的な表現力や、まちがいを怖がらない気持ちも身につけていきます。

授業では保護色の動物を実際に自分で色を塗って作り、それを教室で隠して仲間同士で見つかるまでのタイムを計って見つけあったり、遠近感を利用してデジタルカメラで不思議な写真を撮って不思議さやおもしろさを競ったり、自分でオリジナルの漢字を作ってみたり、などなどそんなわくわくをたくさん経験していきます。

 

感性がみずみずしいうちに、プリントやテストなどの問題をたくさん解いてしまうと、正解のしかたを覚えてしまいがちです。問題が難しくなればなるほどその傾向が強くなるように思います。仕組みが理解できないためにやり方を覚えようとしてしまうのです。なぜそうなるのかを理解しないまま、やり方を覚えているので、問題は正解できますが原理や構造がわからなくなります。

低学年まではイメージしたり、こうじゃないかな?と自分なりに考えたりする力を、またそれを論理的にだれかに説明する力をどんどん育てていくことが大切です。考える土台がしっかりしてくると、学年が上がって問題が複雑になっても自らその課題をクリアするために今持っている知識を動員して考えることができるようになります。逆にいつもだれかに手がかりをもらう癖がついてしまうと、一見してわからないと思うと、そこから粘り強く考えることができずすぐにヒントを欲しがるようになります。今やるのは、問題をたくさん解くことではなく、いかに楽しんでその中で考え、イメージし、共有し、自分の思いを言葉にすることです。そんな大人から見ると遠回りにも思える経験を、小さいうちにたくさんすれば、学年が上がっても自ら考えることができる力がつくのです。 そういった低学年の楽しい学びの経験をふじの学習教室でしてみませんか?