園長あいさつ

小規模認可保育園は、殆どのお子さまが生まれて初めて保護者様から離れて、長い時間を過ごす場所です。

お子さまの小さな心は、皆ゆらゆら揺れ動いて初めのうちは不安でいっぱいになってしまうかもしれません。

でも、私たち職員は、そんなお子さまの心と体をしっかりと受け止めたいと思っております。

お子さまたちが初めて出会って、初めて生活をともにする大人として、保育士、保育補助、栄養士、調理員、

皆それぞれが役割を担って関わっていくことを、とても幸せなことと思っております。

乳幼児期の心の発達は、脳の発達に関連しますが、0歳から3歳頃までの間に、脳の機能はどんどん発達し、

重さも大人の脳の80%くらいまでに達すると言われています。

そしてその発達を豊かにするのは、乳幼児に関わる大人の「愛に満ちた関わり」なのです。

私たちも、お子さまが不安な時には抱っこをしたり、一緒に歌を歌ったり、楽しく遊んで笑ったり、

そのような愛に満ちた関わりをたくさん行いながら、保護者様がお迎えに来られるまでの時間を過ごしていきたいと思っております。

日々楽しく過ごしながら、集団生活のお約束も少しずつ覚えていくことで、時を経てお友だち同士なかよく遊べるようになると思います。

お子様たちが、職員の愛情とたくさんの遊びに満ち溢れた空間で過ごし、すくすく育っていけるよう、

しっかりお手伝いさせていただこうと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

園長  並木 美知子