♪ 近況&インフォメーション ♪ 

2011 / 10 / 25  

おいしいコーヒーはその人によって違います。

コーヒーが好きだという人がいたら、

その数だけおいしいコーヒーは存在します。

誰かから「これがおいしいものだ」と押し付けられる性質のものではありません。

商業主義にのっとってそういう方法をとるケースもあるのかもしれませんが、味覚は人によって違うというのが当店のスタンスです。

実は根拠は、

脳機能学的に言えば、他人と同じ体験は絶対に出来ない(人間は同一の体験は決してできず、近似値でしか体験しかできない)という説を認めているからです。

そうでなければ地球上に有史以来戦争が無い時代が無かったことの説明が出来ません。同一のAという現象に遭遇したとき、万人がそのことで同じ受け止め方は決してできません。

聖戦という名の戦争があったり、東日本大震災に対する人々の温度差をみると、人の数だけその人なりの受け止め方と考え方があると、残念なことでもありますが思わざるをえないです。

ですから、当店では押し付けることはせず、感じてもらうしかないと考えていますが、お店の味作りのスタンスというものは間違いなくあります。

その味作りの方向についての説明のページをつくりました。

なぜ、こんな味なのか?

共感しなくとも理由が存在することはご理解いただけないかと思って書きました。

時間があるときに是非ご一読いただければと思います。

コチラへ→〈幽玄な〉味覚のコーヒー