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2010 / 01 / 08  

蛍という名前のコーヒー豆があります。そしてまたまた美味パナマコーヒーをどうぞ。

年末に、

生豆の在庫を切らしてしまって、ご迷惑をおかけしてしまった銘柄があります。

コスタリカです。

ハニーコーヒーで有名な精製方法の農園がいくつもありますが、
これはハニーではないコスタリカです。

「蛍」というそのコーヒーの名前は、水の綺麗な産地から名づけられました。

フルシティローストまでローストポイントを持っていくのは、
ナッティとチョコレートのフレーバーを出すためです。

舌の上を心地よく滑る質感はプレス抽出だからだけではありません。

コスタリカ ラ・カンデリージャはフルシティローストコーヒーの醍醐味をいつも感じさせてくれます。
ファンが多いのも納得のコーヒーです。

再入荷お待たせして本当に申し訳ありませんでした。




そして…、

パナマコーヒーです。


昨年末、ベストオブパナマ2位のパナマをご提供させていただきましたが、
カルメン農園ピーベリーも中煎りのコーヒーでは絶大な人気を維持しています。

このパナマはゲイシャ種でもピーベリーでもありません。

パナマのBoquete地区。

霧や雨が多く、そのために虹があちこちで見ることができるそうです。

パナマシティーから1時間ほどの標高1500メートルに
避暑地としても有名なBoquete地区の奥の産地に農園があります。

Escondido Del Panama Finca Camiseta

ローストポイントはハイローストです。

柑橘系の香り・微かにバニラのアロマ。

酸味はクリーンでその甘味が温度がちょっと下がるとまるでハチミツのように感じられます。

赤く完熟したコーヒーチェリーのみを手摘みして収穫しているからでしょうか。

ティピカ種80%に、この上質の酸味があるんです。。。


それにしても、どうしてパナマのコーヒーはこんなに美味しいのでしょう?!
おいしいコーヒーだらけで現地では選り取りみどり…
逆に困ってしまうんでしょうか。


先ほどパナマとコスタリカのティスティングを終えて思ったことがあります。

「このコーヒーだけあればどこにいってもあとはいらないのでは?(ちょっと大袈裟だけど)」

中煎りと中深煎りでは
それぞれの特長を代表する銘柄のひとつだからなのでしょうけれど。。。

それでも後日、また、別の産地のものを飲むと
「これだけあれば…」
と思ってしまうものなのです。

年頭に感じます。

こんなおいしいコーヒーは、
出来るだけはやくお客様にご紹介して、味わっていただいて、幸せを感じていただかなくては!!

最近はおいしいコーヒーをテイスティングすると、
使命感のような心境に成長しつつあります。