電子かわら版
身体を整えて美しくなる
悠遊塾かわら版 2023 卯月号
身体を整えて美しくなる
□ 春は一年を通じて一番身体が整う時期
人間は自然界の生き物です。「啓蟄」ではないですが虫が地中から出てくるのと同じように人間においては一年を通じて一番身体が整う時期が春なのです。そうした春だからこそきちんと「立てる」季節なのです。小さい子供などは高いところから飛び降りたり飛び跳ねたりといった行為をします。言ってみれば膝のバネです。我々大人はまず高いところから飛び降りたり飛び跳ねたりといったよほど特殊なことをしていない限り行いません。言ってみれば膝の位置というのは若さの象徴です。ですから思春期ともなりますと膝の位置が上がるのです。
そうした中でもどこか飛躍するような時というのは大人でも膝のバネが出てくるのです。さらにきちんと立てるからこそ膝に弾力が出てくるのが春の時期なのです。
きちんと「立つ」我々人間における直立二足歩行の宿命です。きちんと「立てる」から行動が転換されることができるのです。
□ きれいに「立つ」ことができるとその人本来の美しさが顔に出てくる
春先に多くの方々の身体を拝見していますと腰椎と仙骨をつなぐ関節、腰仙関節に隙間が生まれるのです。そして重たい頭を支えている後頭骨と頸椎二番の間に隙間が生まれてくるのです。そうしたことからきちんと「立てる」から頭がクリアに働くのです。
さらには脳の血流、酸素供給がされるわけです。腰仙関節に隙間が生まれて腰にS字湾曲が生まれます。そして頸椎にS字湾曲が生まれるのです。そうしたことからもいわゆる認知症であるとか、頭の働きがなくなってきますと大概、腰が伸びないのです。脳の機能が十全に働くというのは腰の伸び、腰のS字湾曲なのです。そして腰椎、頸椎にS字湾曲が生まれますと女性においては額に女性本来の丸みが生まれてくるのです。いわばきれいに「立つ」ことが出来るからこそその人本来の顔の表情、顔形になるのです。
先月は顔という部分からの全身性について書きました。今月は全身からの部分です。とりわけ美しく立てるというのは女性に限らずとても大切なことなのです。
さらにきちんと「立てる」からこそ、眼窩などを構成し、中央には脳下垂体がありますが、頭蓋底の中央の蝶が羽を広げたような形をしている蝶形骨(ちょうけいこつ)が本来あるべき位置に動いてくるのです。そうした蝶形骨の位置がノーマルな位置にないと目がくぼんだり顔の表情がどこか強張った感じに見えるのです。
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