電子かわら版
春に備える身体
2023 如月号
春に備える身体
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春という季節、頭の緊張した縫合部が緩んできます。そうした頭の緊張と密接にあるのが顎関節です。日々いらした方々の身体を拝見していますとそれこそ睡眠時においての歯ぎしり、食いしばりなどが変化する季節、時期でもあるのです。中には食いしばりが強すぎて口の中に骨隆起が出来てしまったという方もいらっしゃいました。お話を聞きますと縦の力が強い分、歯の骨が折れないように横の力が働いて骨隆起ができるようなのです。またその方は何度もマウスピースが割れてしまったようですが、睡眠時の食いしばりというのはそれだけの力が加わるのです。そして操法を終えて「この後、あくびが出るようになりますからね」とお伝えしましたらあくびなど出たことがないと。
あくびというのは頭の緊張をゆるめる無為運動です。ですから春先というのはそうしたあくびが増してくるわけです。そしてあくびをすることにより顎関節をゆるめ、頭を休めているのです。まさに「春眠暁を覚えず」なのです。
そして先月も書きましたが、一月の中旬に左後頭部が緩み、二月の中旬で左肩甲骨が緩んできます。三月の中旬で左骨盤が緩んで本格的な春の身体です。
そこで春先は骨盤が緩んでくる季節だからこそ、春先に歯を抜いたり歯の治療を控えたほうがいいのです。緩んでくる骨盤がまた緊張してしまうのです。
□ 季節に順応できる身体の弾力とは
春という季節の変わり目、木の芽時とういうのは、過去の骨折や身体の打撲などが治りきっていないものが表に出てくるのです。人によっては、出産時に尾骨にヒビが入ってしまう方が時々いらっしゃいますが、産後うつの背景にはこの尾骨の骨折や打撲が影響している場合があります。それだけ尾骨というのは頭と逆に位置しているために、精神面、心理面に関係している領域なのです。
そうした骨盤が動いてくる季節、時期だからこそ、過去の尾骨の骨折やヒビなどからきちんと骨盤が緩みきれないために春先に精神が不安定になったりもするのです。
人間も自然界の一部だからこそ、きちんと季節に順応する身体の弾力がとても大切なのです。また、春は左が動いてくるというのは暖かくなってきて心臓の血流が活発になってくるからです。そうした左の骨盤が動ききれないと春先に痔になるのです。そして痔の手術をすると本格的に心臓がやられるのです。ですから痔というのは心臓の保護なのです。
春という季節を満喫する意味においても左側がきちんと緩んで動くからこそお花見など満喫できるわけです。
整体ヨガ道場 悠遊塾