電子かわら版

2022-05-10 19:02:00

初夏という季節

 2022年 五月号

初夏という季節

 

□    自身の身体の要求に添うとは、、、

 

 初夏という季節、一年を通じて一番行動的になる季節です。また、今年のゴールデンウィークはいらした方の身体を拝見しても、昨年などの行動自粛の時とは違って行動の中心である腰椎5番に可動性がある方は実に多かったです。

 腰椎5番。下半身の神経と関係している骨ですから、座骨神経痛の時は腰椎5番が過敏に働くものです。そうした中で座骨神経痛を訴えられていた方何人かが腰椎5番がある方向に行きたがっているのです。

 人間の身体というのは要求が先に立ちます。そした要求の元、行動に転換されているのです。そこでお聞きしますと、長野の善光寺の御開帳に行きたいのだと。ちょうど七年に一度、ご開帳をされています。(本来は2021年の予定がコロナの影響で一年延期され今年開催となりました)そこで、「どんなことがあっても行きなさい」と、何人かの方にお伝えをしました。

そうした人間に身体というのは頭より先に行動以前の身体感覚があるのです。そうしたことを指導中にお話をしておりますと、多くの方が「身体というのは面白いですね」と仰います。

 

□    初夏は若返りの季節!

 

腰椎5番、下半身である足裏の大腿部の筋肉が伸びてくるのが初夏です。そして足裏の大腿部が伸びるから胸の胸郭がひらいてくるのです。ですから呼吸器が活発に働くのも、この季節なのです。言ってみれば足裏の筋肉が伸びて、腰が伸びてくる、若返りの季節なのですね。

そうした初夏の身体、呼吸器が活発に働くからこそ、暑い時などは汗を通して温度調節のできる身体になるのです。汗が上手にかけるというのは硬直していた箇所が緩むということです。そのために皮膚が緩んでくるわけです。

反対に頭の緊張している時というのは皮膚も緊張しています。ですから汗が上手にかけるというのは頭も休まるということなのです。

 さらに、そうした汗を通して不純物を捨てているのです。解毒能力というのは汗がかけるかどうかなのです。ですから一年を通して新陳代謝が高まる時期なのです。人間の身体も自然界の一部です。季節の順応性を通してはじめて身体の弾力が生まれるのです。 

 また、人間の身体というのは行動を自粛するようにはできていません。動いて初めて様々な機能が十全に動き、働いてくるのです。

 さらに、5月5日は端午の節句ということもありますが、立夏。夏に向けて右の腰が立つのです。そうした身体の勢いが出てくるのも初夏である身体の特徴です。

 

 

文:整体ヨガ道場 悠遊塾 佐藤裕博