電子かわら版
初夏の過ごし方
2024 皐月
初夏の過ごし方
一年を通じて一番活動的になる時期は初夏です。春から初夏にかけてリンパの流れ、水の体液の流れは変化してきます。
脇の下の水かきはリンパの流れと関係していますが胸の胸郭が開くことによりこの脇のリンパの流れなどが変化してくるのです。
胸郭は横隔膜の動きや呼吸器官に関係していて、初夏という季節は呼吸器官が活発になる季節でもあります。そうした背景にあるのが下半身の後側の筋肉です。どういうことかと言いますと、わかりやすく言えば、気分が落ち込んでいるような時というのは歩く歩幅が小股になっていきます。反対に大股で歩いているような時は気分が落ち込むということはないのです。そうした事から初夏という季節は大股で歩くことで胸郭が開き、呼吸器官が活発に働く季節なのです。言いかえれば、そのような身体状態でなければ、いわゆる五月病などの精神的変動につながったりするのです。
□ 初夏は汗を上手にかいて、大股で歩きましょう!
そして呼吸器官が働くというのは皮膚呼吸も活発になってきます。
日本の梅雨は高温多湿です。梅雨の時期を上手に過ごす為に初夏の季節から上手に汗がかける身体になってこないといけないのです。私たち人間は恒温動物です。恒温動物とは体温調節能力があり、外界の気温に関係なく一定の体温を維持できる動物です。これは発汗機能を通して体温を一定に保っているのです。そして発汗機能という体温調節だけではなく尿などの排泄ではまかなえない不純物などを捨てる役割があるのです。尿などにおいても腎臓の機能、身体的には足裏の感覚による事が大きいのです。
先に書いた水の流れというのは足裏の機能が十全に働くことにより排泄がスムーズに働くのです。むくみにしても極端に言えば腹水がたまるなどにしても体液の流れがスムーズにいかなくなる現象です。そうした事から梅雨時などが水虫になったりする方が増えるのです。
日本人の足裏の汗腺は西洋人より多いらしいですが、その為革靴などを履いていますと余計に蒸れて水虫になりやすくなります。そうした事からも日本人の草履(ぞうり)などは日本の風土にあった履物だったわけですね。いずれにしても初夏である今の季節、大股で歩き足裏の感覚を敏感にしておくというのが初夏から梅雨を乗り越えるための過ごし方です。
※卯月号は都合により休載させていただきました
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