最近、読書にハマりつつあります

鍼灸治療には、標治法と本治法とあります 標治法は、患者さんが訴えている局所(腰や膝)に直接的に鍼灸を施すもの。 大体の方が、鍼灸治療のイメージとするのは、標治法のことだと思いますが、それだけではないんです 本治法というのがあってこれは、自然治癒力・元気などの根元的なエネルギーを強めるアプローチになります。標治と本治どちらかといえば、本治の方が重要で本治のアプローチをすると身体の不調が良くなるだけでな　 く、再発しづらい強い身体作りをすることができます

鍼灸治療をしている途中で、突然に呼吸か深くなる方多くいます。 患者さん本人は、呼吸が浅いという自覚はなくて驚かれます

お腹の中央にある中カンというツボ、今まであまり注目していなかったのですが、いろいろな書物や記事に中カン穴がいいと書いてあるので試しに患者さんの中カンにお灸してみると、気持ちが落ち着く・お腹がぐるぐるなったり・もちろん、あちこちの反応が取れていきます。位置的に経絡の始まりと終わりのツボなので、全身に影響を及ぼすツボなんだと思います。あとは胃の調子を整えることで、腎(原気・元気)の補充にもなるみたいで下腹部の張り具合がしっかりしてきます

原穴と言われるツボが身体には12個あります。原気(元気)を賦活させるツボなので、よく使われるツボです。自分もよく使います。 特に　大陵(心包の原穴)、陽池(三焦の原穴)は五臓六腑によく効きます。12個ある原穴だけでもツボのリーダー格の集まりなのにそのまたリーダー…というか神様のような存在のツボです