コンクリートであらゆる形をつくる
一般的な住宅の建築では木造建築が多いですが、マンションや公共施設のように規模が大きな建造物になるとほとんどが耐久性のある「コンクリート」で建設されています。コンクリート製の建物は、セメント、水、砂、砂利を混ぜ合わせて作った液状のコンクリートを建造物の形となる「型枠」へと流し込み、硬化後に型枠を外すことで建物を形作っていきます。私たち有限会社司建設は、昭和63年(1988年)よりコンクリート製建造物の構造体である躯体部分を司る重要な「型枠工事」の専門会社として島根県東部~鳥取県西部の建設業を支えています。
大型・特殊形状の建物といえば司建設
液状のコンクリートを「型」に流し込むことで成型する型枠工事では、予定通りの形を作ることはもちろん、大量のコンクリートを注入した時の圧力で型枠が変形しないように水平垂直の精度を点検します。また、特殊形状やデザインの要望に応えるために外壁を凸凹(ランダム型枠)にしたり、R形状(曲面型枠)にしたり、杉板の木目模様(杉板本実型枠)をいれたり、階段を形成(階段型枠)したりと様々なご要望をいただきます。私たちは過去から積み上げた知識、経験、技能を常にアップデートし、工夫をもって新たなご要望に挑戦しています。おかげさまで、地域の大型建造物の型枠を多数担当させていただいております。
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■松江市総合体育館
宍道湖のさざ波をイメージした外壁(型枠で表現したランダム型枠)が特徴的な建物
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■松江市新庁舎
松江城天守閣から嫁が島への眺望を遮らないよう配慮した「だんだん形状」のテラスが特徴的な建物
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■松江歴史館
武家屋敷をイメージした和風の外観 本館の大きくて複雑な屋根瓦の下地はコンクリートで出来ている
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■サーパス松江駅グランフォート
水の都松江にふさわしく、上品なブルーガラスを纏う外観 都会的・先進的でありながらも水辺の景観と調和したマンション
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松江市総合体育館のようにコンクリートがそのまま外壁になっている建物は私たちの施工状況がよくわかりますが、ほとんどの建物では型枠施工でできたコンクリート壁の上に塗装や仕上げ工事が行われるため、完成時には型枠で施工したコンクリートの部分が見えなくなることが多いです。目に見えることは少ないですが、コンクリート建造物は全て型枠工事によって支えられています。
型枠工事施工の魅力
大工さん、左官さんといった職人や測量工事、土木工事、水道工事、電気工事といえば、みなさん、知っておられますし、イメージがつくかと思いますが、「型枠工事」、「型枠大工」と言われてピンとくる方は建設業の関係者以外では少ないのではないかと思います。型枠大工は建物の骨組みとなる躯体部分(建物の強度や耐久性を担う重要な部分)に携わる重要な専門職で、型枠工事ならではの魅力があります。是非、その存在と魅力を広く知っていただければ幸いです。
型枠大工(細木仁)が感じる型枠の魅力
取材時(2025年7月) 25歳 / 職歴7年
松江市内の普通科高校を卒業。就職するにあたり、在学中の3年間はバレーボール部で頑張っていたこともあり、事務系の仕事より体を動かす仕事がしたいと考えていました。そこで先生に司建設を紹介され、縁あって入社することになりました。仕事に就いて当分は何も分からず先輩社員の指示通りに働いていましたが、いろいろな現場作業を経験し各種資格も取得していく中で、少しずつ楽しさや、やりがいを感じられるようになり、目標であった1級型枠施工技能士の資格も今年の春に取得することが出来ました。今後は、現場を任せてもらえる職長となり、難易度の高い型枠や加工図の拾い出し業務など、仕事のレベルUPをしていきたいと思います。また、新入社員の教育係を経験し、後輩に教えることで、自らも成長することが出来ました。これからの目標は、職長として町のシンボルとなるような、また自慢できる建物の施工に携わっていきたいと思います。
近年、全国的にどの業種にも言えることですが、人材不足は深刻な状況です。特に型枠大工をはじめとする建設業や土木業は人財の高齢化と担い手不足が急速に広がっています。この課題解決のため、働き方改革やDX化が急速に進んでいます。当社も働きやすさの追求、若手や未経験者の方でも入職しやすい体制づくり、思考や技能の承継・継承、人財育成、仕事の魅力化など多方面に取り組んでいます。

アクセスマップ
有限会社司建設
〒699-0103 島根県松江市東出雲町上意東354-6
TEL.0852-52-6266 / FAX.0852-52-6235