小規模ブルワリー   【弱者の戦法】    開業支援

こちらに来て頂いている方は「ブルワリーを立ち上げたいっ!」と少なからず思っている方だと思います。

 

しかしながらビール業界は、なかなか参入ハードルの高い業界で、何から手を付けて良いのか分からない方が大半ではないでしょうか?

私もド素人で、ただの酒好きで始めましたので、本当に本当に大変でした。

 

まずは、醸造免許申請において3要件が立ちはだかります。

 

①人的要件

「ビール作る技術、知識、経験あるのー?」

 

②場所的要件

「ビール作れる場所と設備、道具あるのー?」

 

③金銭的要因

「そもそも、お金あるのー? 借りれるのー? 売り先あるのー? 採算合うのー?」

 

こんな具合ですので、これらを証明する書類を作成したり揃えていくのですが、他にも関係各所に問い合わせて、法律や自治体の条例などなど多種多様な事柄において確認をして、問題がないことを税務署に書面で証明しなくてはなりません。

 

ここから税務署との不毛なやりとりが数か月間続きます。なんとか申請書の完全版を作成して提出。

それでOKになれば次は国税庁の審査に進み、そこでもOKであれば、申請した設備内容や器具の検査、醸造知識があるのかを確認にブルワリーへやってこられます。

現地検査がOKであればその後、醸造免許が付与されるのですが、この一連の流れで6カ月~12カ月くらいでしょうか。

 

例外的にですが犯罪歴があったり税金滞納があったりすると、もうそこでアウトです。

 

免許申請だけでもかなりの労力と時間を費やしますね。

 

現在、クラフトビールブームで毎年100件ほどのブルワリーが新たに誕生しております。

今後もこの様な状況が続いていくと思いますが、市場の拡大が追いついておらず過剰供給となってきており、この先淘汰されていくブルワリーも出てくるのではないでしょうか。

さらにビールの品質は、設備の良し悪しで9割方決まるとも言われており、その醸造設備はとても高額です。

 

私も理想の醸造設備を夢見て、見積を業者さんにお願いした事が何度もありますが、設備だけで概ね3,000万円~8,000万でした、、、(生産能力に比例して変動)

他の費用を考えると、なかなか難しいですし、もし資金を調達できたとしても、かなりリスクが高いですよね。

 

ビール飲料の国内消費が年々減少していくなか、国税庁がいつ醸造免許の付与を停止するかもしれないし「それでもブルワリーを立ち上げたいっ!!」という方向けにスモールスタートでの開業支援を行います。(※有料)

 

『TOYS BREWERY』の醸造システムは、アナログでアメリカで行われているホームブリューイングを参考にDIYメインで作った設備、小ロット(150L)での醸造です。

みなさんがイメージしているだろうカッコいい設備、器具とはギャップがあるかもしれませんが、整備に数百万円ほどの低予算で行えます。昨年実績で約6,500Lの生産能力です。

 

ただ、この少ない生産能力ですと卸売り(卸価格)メインでビールを出荷すると薄利でなかなか経営が立ち行かないかと思います。

ですので、飲食店を併設してこだわりのお料理と自家醸クラフトビールで提供するというブリューパブを提案します。

 

なので主に飲食店をすでに経営されている方、または飲食業界の経験が豊富な方に向けた提案です。

 

コレなら分かりやすく差別化もできますよね。

 

現に『TOYS BREWERY』でも併設のタップルーム(ビール飲料メインの飲食店)での販売がメインで黒字経営をしています。

 ここで一点、疑問がある方もいらっしゃると思います。

 

「さっき醸造設備の良し悪しがビールの品質を決めるって言ってたじゃん!このアナログ設備で大丈夫なの?」

ご心配なく!

 

確かに出来ない事もたくさんあり、原料の歩留まりも悪く、難しい面もたくさんありますが、知恵を絞って工夫をすれば、ちゃんと美味しいビールが作れちゃうのです。

現に『TOYS BREWERY』のビールをコンペに出品した際、敢えて名前は出しませんが超大手クラフトビールメーカーよりも上位に評価された事もあるのです。

 

支援内容としましては、場所選定、設備や器具、醸造免許申請へのアドバイス、レシピ構築、座学、醸造指導(当ブルワリーにて)、原料仕入れ先の紹介などのサポートなどなど。

 

但し実際に行動していただくのは依頼者様で、こちらはサポートとアドバイスのみの提供となります。

 

スタート地点に立つまでのお手伝いで、経営的な安定を保証するものではありません。

 

この他の詳細については、直接お会いして1時間ご説明させて頂きます。

 

ご希望の方は、HP上の『お問い合わせフォーム』からお願いします。

 

※但し、すぐに対応できない場合もありますのでご了承下さい。