縁起のよい神社巡りや自然・文学にふれ、自身の再生（Refresh）を楽しめる旅（日南町）
石霞渓や旧日野上小学校の大イチョウなど、紅葉シーズンに走ると最大限に楽しめます。希少性の高い植物や生き物にも会える自然の宝庫。満天に輝く星空と、ヒメボタルとゲンジボタルが饗宴乱舞する「福万来ホタル乃国」は日本一のホタル観賞スポット。
- 距離36.5km
- 登り獲得標高582m
- 下降標高△583m
- 最大標高481m
- 平均所要時間3時間
- おすすめの時期新緑の時期､秋から冬
ルートマップ
サイクルde大山時間コース.pdf (24.4MB)
このルートの観光情報
1. 道の駅日野川にちなんの郷
サイクルステーション。
道の駅では春は新緑、夏は鮎の遡上する日野川、秋は紅葉、冬には山水画のような雪景色など、四季折々の表情をみることができます。準高冷地のきれいな水で育てた自慢の新鮮野菜や米、餅、豊富な手工芸品を取りそろえています。レストランでは『日南ダムカレー』が人気を集めています。
2. 日南町美術館
日南町出身でサクラクレパスの創始者でもある「佐武林蔵氏」が収集した梅原龍三郎、川合玉堂、林武、藤島武二といった近代芸術家たちの絵画や彫刻、同じく日南町出身でフランスで活躍された画家「足羽俊夫氏」の洋画、版画、デッサンなどを所蔵、展示しています。
3. 旧日野上小学校(大イチョウ)
日南町の旧日野上小学校の校庭に立つ大銀杏。樹齢は約１００年。
卒業生や地元の方にとって、思い出の木です。雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられたことから人気が高まり、葉が黄色く染まり見頃となる11月中旬頃には、県内外から多くの方が訪れます。特徴的な樹形が写真映えします。
4. 松本清張文学碑
多くのファンを持つ社会派文学の巨匠、松本清張氏ゆかりの地。特に父・峯太郎が生涯愛してやまなかった日南町矢戸は、清張のエッセイや小説にも度々登場する場所です。矢戸にひっそりと佇んででいる、全国でも数少ない清張直筆の文学碑。
5. 樂樂福神社
孝霊天皇とそのご一族を祀っています。社伝によると孝霊天皇と皇子鶯王が当国の悪鬼平定に御幸の折、ここに笹で屋根をふいて行宮を建てたので楽々福の宮と称したと伝えられています。創建は１１００年以上前とされ、古くは奥日野大社と称されるほどの格式を持つ鉄の神様です。
6. 福栄神社
「福が栄える」と読む大変縁起の良い名前の神社。古くは、「田中大明神」と呼ばれ、地域を守る産土神として信仰を集めていたが、1913年に近隣の8神社と合併、福栄神社と改称されました。玉依姫命を主神とし、菅原道真公など３０柱の神々を奉斎しています。
7. 大石見神社
『古事記』によると、大国主命は嫉妬深い腹違いの兄・八十神に２度殺され、２度とも復活したと伝えられています。この地はは２度目の復活の地と伝えられており、もとは大国主大明神と呼ばれていました。度重なる受難から復活再生するパワースポットとして有名な神社です。
8. 石霞渓
ダイナミックな自然美に包まれる奥日野の一角、日野川と石見川の合流地点を中心に広がりを見せる南北12kmの一大渓谷。奇岩・怪岩が目を引く男性的な『南石霞渓』と、ゆるやかで女性的な『北石霞渓』に分かれ、四季折々の表情豊かな渓谷です。昭和８年に文部省から指定された景勝地です。
井上靖野分の館
文豪井上靖疎開の地に井上靖直筆の原稿、書籍、年譜等を展示。日南町へ疎開した時期の事を「生涯忘れることのできないたくさんの思い出に満たされた半年」であったと述懐し、隣に立つ文学碑には、日南町を”天体の植民地”と表した井上靖の詩が刻まれています。井上文学愛好家必見の地。
コース（スタート地点）へのアクセス方法
車の場合
江府ICから約40分
電車の場合
JR伯備線生山駅より徒歩30分。