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船とハナウタ無事に終わりました
10月26日㈰
無事に出展が終わった。何日も前から天気予報は雨。日が近づくにつれ、大きな雨マークとなり、
前日には土砂降りの予報となった。テンション下がりそうな気持ちを必死に持ち上げて、雨なら
雨なりに、と考えて、そうだ!どうせお客さん少ないと思うから、来てくれた貴重なお客さん、
中でも購入してくれた方に、ストロースターをプレゼントしよう!と思いついた。
せっせと荷物の中に材料を詰め込んで、早朝まだ暗い、雨降りの中、静岡市に向けて出発した。
ガラガラの東名高速は、さすがの私でも気持ちよく運転できた。夜が明けて、明るくなってきて
から、時折日も差した。あれ?もしや晴れる?なんて、淡い期待を抱いたりしたけど、余計な
期待はのちにがっかりするだけだから、すぐに打ち消した。
今回、二回目の出展で、場所も同じだというのに、やっぱり道を間違えた。いつものことだけど、
なんでナビは私を間違いの方向に誘導するのだろう。どこまでもナビのせい。
ナビの開発をするときには、ぜひ私を検証実験に呼んでいただきたい、と、いつも思う。
それでも無事に到着。空気はあたたかいし、雨も降ってない。なんかいい感じかも・・と、気持ちが
上向きになっていたところに、天使と言っていい、神々しいスタッフ様たちが私の元へ駆けつけて
くださり、なんとテントを立ててくれた!こんなことをして頂いたのは初めての経験で、感謝感激
雨あられだった。土砂降りを想定していたから、前もって主催者さんにテントの組み立てを手伝って
ほしいとお願いDMを出していたのだった。それがちゃんと現場に伝わっていて、なんて素敵なチームワーク
なの!と、さらに気持ちが上を向いた。
確かにお客さんは少なかった。全体的にも。だから余計に、ブースに立ち寄ってくれた方々がありがたく、
会話も楽しむことができた。インスタを見て駆けつけてくれた方や、偶然お友達に会ったからと、その
お友達の手を引っ張って来てくれた方もいて、大笑いしてしまった。
ある時は、小学生の女の子が、一人でずっとヒンメリを見つめてくれていた。なんでも、造形教室で
ヒンメリを作ったことがあるとのこと。だから、その難しさを知っているようで、なんと「もっと値段を
高くしてもいいと思います」と、びっくりの発言をしてくれた。そうなのよ~、値段つけるの、難しいの
よ~と、ついおばちゃん口調で返してしまったが、本質の価値を知っていてくれて、とても嬉しかった。
お小遣いで買えるものを、とポストカードを購入してくれた。
また、息子と同じ年の女の子も、熱心に見てくれた。就職して、一人暮らしを始めたそう。うんうん、
我が息子と同じだわ、と、すっかり母親の気持ちで、自炊はしてるの?と聞いてみた。
そしたらなんと、午前中に一週間分の作り置きをしてきた、って!素晴らしい!
いつかヒンメリが買えるように、頑張ります!なんて、いじらしいことを言ってくれたけど、もうね、
こんなことにお金使わなくていいんだよ、と言いたい気持ちだった。もっと生活に必要なものを買いなさいね、
って。でも、あの子にとっての生活に必要なものが、私の作ったものであったとしたら・・・こんな幸せ
なことをないんじゃないかと思った。そういうものを作っていくことが私の目標だなと、この気持ちを胸に強く刻んだ。
この子も、ポストカードを選んでくれて、とても嬉しそうにしてくれた。
ありがとね。おばちゃん、あなたの幸せを心から祈っているからね。
たった一日の出展だったけど、ブースに来てくれたすべてのお客様がとても特別な一日になった。
船とハナウタのスタッフさま、お立ち寄りくださった皆様に、心から感謝。
