紹介
2026/07/15
挑戦
多古定置網は現在、沖合約1.2㎞に網を仕掛けています。
私たちはこの度、現在の網より沖に網をもう1ヶ統増やすことにしました。
この網の設置箇所や、設計には専門業者が潮流調査、海底調査を重ね協議し決定しました。
新たな網は二段式となっており、他の定置網では主流の箱網が2つ並んだ設計となり、規模も現在の網より2倍近く大きいです。
2ヶ統になるということは、単純に水揚も増えるということ、そして、その新たな沖に出た網が灘網の道網となり、灘網にもまた魚をよぶことにもなるといいます。
水揚を増やし、浜を活気づけること、乗組員たち従業員の福利へ還元し、次の担い手を育てていくことが、私たちが担うべき役割と感じています。
伝統を守りつつ、新たな挑戦を試みながら前進していきます。
2026/06/15
多古定置網の歴史
多古定置網はその名の通り、島根県松江市島根町多古にある多古漁港で水揚げをしています。
多古も昔はたくさんの漁師がいて、イカ釣り船や漁船で湾がいっぱいだったそうです。
そんな中、多古定置網の前身、多古大敷網組合は昭和38年に操業を開始しました。当時は多古区全件が株主となり、操業・運営をしていました。その歴史の中では、クロマグロが114本獲れ(今のようにまだ規制枠がないころの話です)、多古の海岸がマグロの血で真っ赤になったほど大漁の年もありました。しかしまたその逆で、不漁の年が続くこともありました。
そして、時代とともに先が見えない漁師のなり手が少なくなっていったのです。
このままではいけないと、漁師の人たちの雇用確保と福利厚生を充実させるため、多古大敷網組合から株式会社多古定置網として漁業権の移転を行い、漁師の収入の安定と手厚い福利厚生を図っていくこととなりました。
昔から続いている多古の大敷、日本海の豊かな漁場を継承し、次の世代へと繋いでいくことを使命とし、私たちは日々海に向かいます。
2026/05/15
島根半島が育む海の恵み!伝統の定置網漁をご紹介
島根半島の美しい海岸線に広がる豊かな海で営まれる「定置網漁」をご存知でしょうか。この歴史ある漁法は、古くからこの地の海の恵みを私たちに届けてくれています。潮の流れや魚の習性を巧みに利用し、固定された網で魚を獲る定置網漁は、海の資源に配慮した持続可能な漁業としても注目されています。
夜明け前から漁に出る漁師たちは、その日の海の様子をしっかりと見極めながら、丁寧に網を起こしていきます。定置網には、季節ごとに旬を迎える多種多様な魚たちがやってきます。活きの良いブリやイカ、アジなど、豊かな海の幸が次々と水揚げされます。網にかかった魚は、傷つくことなく新鮮な状態で港へと運ばれるため、その味わいはまさに格別です。
定置網漁は、単に魚を獲るだけでなく、海の生態系を守りながら自然と共存していく知恵と工夫が詰まっています。漁師たちは、海の恵みに深く感謝し、この豊かな漁場を未来へと大切に受け継いでいくために、日々情熱を注いでいます。水揚げされたばかりのきらめく魚たちは、地元の食卓を彩るだけでなく、訪れる方々にも島根半島の海の豊かさと魅力を伝えています。
島根半島の海の恵み、それに関わる人々の温かい情熱を感じて下さい。
