お酒
日本酒
武勇・雨後の月「白鶴錦」
武勇
濃厚にしてサバケがよく、しっかり熟成させる事で落ちついた味に仕上がっています。
使用原料米は、兵庫県特A地区産の山田錦、富山県産の五百万石。
仕込水は、鬼怒川水系の伏流水。
鬼怒川水系の水が軟水の為、発酵はゆっくりとした低温で進み、きめの細かいお酒ができあがっています。
雨後の月「白鶴錦」
全国の選りすぐりの蔵元にゆだねられた門外不出の貴重な酒米「白鶴錦」で初醸造の「雨後の月」です。
「上品・美しい・透明感」をコンセプトに丁寧な造りをし、上槽・瓶詰め・火入れ後はマイナス2度の冷蔵庫でゆっくり熟成させています。
白ぶどうを思わせる上品な香りに繊細な甘味とキリリとした瑞々しい酸味、クリアな余韻が続きます。
料理の素材を引き立てる綺麗な食中酒です。
「白鶴錦」について:
「山田錦」の母にあたる「山田穂」と父にあたる「渡船」を約70年ぶりに交配し、「山田錦」の兄弟品種を作りました。
交配によって1年目には800系統におよぶ兄弟米を得て、2年目はそのなかから優れた米100系統を選んで栽培。
3年目はより優れた米を選びぬく…という選抜固定の栽培を繰り返し、8年目の2003年に山田錦にも劣らない品質の米を選ぶことができました。
「白鶴錦(はくつるにしき)」と命名し、2004年4月に農林水産省へ品種登録の出願を行いました。
「白鶴錦」の開発により酒米の最高品種である「山田錦」の優良な遺伝子の解明にもつながりました。
この酒米の可能性を引き出す目的で、日本酒業界を牽引している蔵元でのみ使用できるようになりました。