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キリスト降誕にちなんで様々な音楽があるように、絵画の世界でも洋の東西を問わず、多くの作品が描かれている。渡辺禎雄(1913-1996)は型染(かたぞめ)版画を通して聖書やキリストの生涯を描いてきた。小淵沢町のフィリア美術館では毎年この時期には所蔵する彼の作品を展示している。渡辺禎雄はキリスト教徒として信仰に基づいた作品を残しているが、同じ主題でも西洋絵画とは一味違う日本的な素材を好んだ。例えば『聖晩餐』の食卓は鯛のお頭やお寿司らしいものが並んでいる。
シュトラウス家は、19世紀を中心にオーストリアで活躍した音楽家の家系である。父ヨハン・シュトラウス1世、長男ヨハン・シュトラウス2世、次男ヨーゼフ・シュトラウス、三男エドアルド・シュトラウス1世がいる。ウイーンで毎年元日に、シュトラウス家の楽曲が演奏されるようになったのは、ナチス・ドイツのオーストリア併合によるオーストリア人の不満を抑える目的で、ヨハン・シュトラウスのワルツやポルカのコンサートが、1939年12月31日にクレメンス・クラウスの指揮により初めて開催されたことに始まる。1941年の第2回からは1月1日の正午(CET)に開催されるようになった。2002年には小澤征爾が、日本人として初めて指揮者になった。
(出典:ウィキペディア)
イタリアルネサンスの画家、フラ・アンジェリコ(1390?-1455)は受胎告知の宗教画を数多く残しているが、中でもこの絵は歌詞に歌われている言葉が、天使の口から出ている。「アヴェ」とは「幸いなるかな」「おめでとう」といった意味です。神のお告げ Fra' Angelico作
(1432-34年、イタリア
コルトーナ教区立美術館所蔵)
ケクラン(1867-1950)は20世紀前半に活躍したフランスの作曲家。226の管弦楽曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲を残していながら、その多くはあまり知られていません。知られざる巨匠の音楽に触れることができます。
ヤマハ 11ストップオルガン。
61鍵、低音4列、高音3列リード
1954年製。
才気堂主宰 渡辺祐治氏により完全修復と再塗装されました。
リードオルガンは、足踏み式の送風装置によってリード(金属でできた薄板)を振動させて音を出すオルガンです。ストップと呼ばれるオルガンの音色選択機構によって様々な音色を出すことができます。ヨーロッパで19世紀中ごろに発明され、日本では明治期から昭和期にかけて生産普及しました。当時高価だったピアノに代わって手軽な楽器として学校や教会、家庭に普及しましたが、最近では楽器そのものを見る機会も少なくなってきました。