Domoto Kougei はじまり
自然に囲まれた癒しの空間にある工房
青葉山(若狭富士)の麓、穏やかな内浦湾を眼前に、静かで優しく流れる時間の中、私たちは組子細工を手掛けさせて頂いています。脈々と伝わる組子細工の技術と文様、更には技術だけでなく、日本人のもつ感性のすばらしさを誇りに思います。
次の世代へ、この技術と文様を、「くみことは」から組子細工の新しい形を作り出していきたいと思います。
組子細工のサンキャッチャー
組子は光を受けて、その陰影を楽しむ装飾品。
障子に差し込む月明かり、お日様の光、隣の部屋からの明かり、雪の反射を受けての雪明かり、それらを受けて組子の影が出来る。直接見ても楽しめ、光を受けて出来る影でも楽しめる組小細工。とても日本人的な風情ある楽しみ方だと思います。
組子をお日様の元で楽しんで頂きたい!と思い、組子細工にステンドガラスを巻き込みました。お日様の光を受け、下に映る組子の影とガラスの色。ホッとする美しさです。
また、冬季の日照時間が少ない北欧では、家の中に少しでも多くの光を取り込む為、窓辺に飾る習慣があるようです。
新しい組子細工のカタチを「くみことは」で生み出す。最初の1歩です。