こだわりとんがりトーク
小森 秀樹(こもり ひでき)
三代目「小森」
1952年(昭和27年)生まれ
「昔の職人の働き方は仕事が来た時は夜なべ仕事で働く、仕事が来なければブラブラしてる。そうではなくて毎日きちんと8時間働いて飯が食えるようにすべきだと思ったね。
注文があろうがなかろうが効率よく働き、仕事量は一定に保つことで自分の生活リズムが確立できる。そうでないとこの世界は若い世代には受け入れられない。親父に感謝しているのは、研修にはいつも快く出してくれたこと。ドイツにも行った。いろいろな会に顔を出して知識を吸収できた。
刃物の切れ味は使う人によって感じ方もさまざま。だから本当の完成はない。どんな小さな仕事でも手を抜かないのが自分のやり方かな。」