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「腰痛」「関節痛」を身体の中から改善!
「独活」「桑寄生」など16の生薬が効果的にはたらきます
◎生長をつかさどる「腎」と、栄養を蓄える「肝」
漢方では、人の成長(漢方では「生長」)に中心的役割を胆っているのが「五臓」のうちの「腎」で(現代医学の「腎臓」とは異なります)、骨の維持・生成などに深い関わりがあるとされます。また、肝は「血(けつ)」という栄養を蓄え、筋肉の維持・生成などに関与しているとされています。そのため、年を取って腎や肝のはたらきが衰えてくると、身体を支えている骨や筋肉の力も低下し、足腰も弱くなってきます。また、年齢を重ねるにつれ、気(エネルギー)や血(栄養)も減少し、元気がなく疲れやすくなるとともに、身体の防衛機能も低下してきます。そのため、病邪といわれる「風(ふう)」「寒(かん)」「湿(しつ)」の邪が侵入しやすくなるのです。病邪が侵入すると、気血の流れが悪くなって痛みを感じるようになります。その結果、慢性の腰痛や関節痛になやまされるようになってしまいます。
◎腰や関節のつらい痛みに効果
肝と腎でエネルギー(気)や栄養(血)が不足して機能が低下した「肝腎不足」の状態に、「風」「寒」「湿」の邪が侵入して起こる腰痛や関節痛には、それらの邪を取り除く「袪風寒湿(きょふうかんしつ)」と、肝と腎の機能を高める「補益肝腎(ほえきかんじん)」のはたらきがある「独活(どっかつ)」と「桑寄生(そうきせい)」が有効とされます。
独活は、「ウド」という名前でよく知られたセリ科の植物の根茎部で、解熱・鎮痛作用があるとして昔からよく使われてきました。また、桑寄生はクワなどに寄生したヤドリギ科の植物で、肝腎の栄養を補って、風邪、寒邪、湿邪を取り除いて腰や関節の痛みをやわらげるとされています。
「独活寄生丸」は、これら「独活」「桑寄生」のほかにも16種類の生薬を配合しており、
つらい痛みをからだの中から改善します。