催眠について

催眠ではゆっくりと時間をかけて、顕在意識と潜在意識を逆転させていきます。

 

例えるなら、起きて活動していて記憶が留められる意識が、顕在意識。

寝ていて記憶が留めていられない意識が、潜在意識です。

しかし、どちらかのみしか機能していない訳ではなく、どちらかが活発に働いているだけなのです。

 

例えば、AかBかを決断する時に理性ではAが良いと判断しているのに、Bを選んでしまうこと。

これは顕在意識が優勢な状態でも、潜在意識が在ることを示していると言えます。

また夢を見ても直ぐ忘れるのに、不意に断片的に思い出すこと。

これは潜在意識が優勢だった状態にもかかわらず、顕在意識が記憶していたことを表している言えます。

 

どちらもご自身の意識であり、常に表裏一体の状態なのです。

 

具体的な手順と催眠深度は以下の図をご確認ください。

ご自身がコインになって綺麗な湖をヒラヒラとゆっくり底まで舞い落ちていくのをイメージしてください。

 

 催眠深度図.jpg

 

実際の手順は、催眠誘導に入る前にまず潜在意識を感じるための2つの体験をして頂きます。

潜在意識を感じることが出来ましたら、本格的に催眠誘導を行っていきます。

 

SAM前世療法では以下の3つに催眠深度を分類し、催眠深度を深めていきます。

1.運動催眠

2.知覚催眠

3.魂遡行催眠

また都度、その催眠深度をクリア出来ているかのチェックも併せて行います。

 

最初の運動催眠誘導では、まずリラックスを目的とし深呼吸から始め副交感神経を高めていきます。

次の知覚催眠に到達すると意識の変換(顕在意識と潜在意識を逆転)が行われるので、私からの言葉による暗示に応えられる状態になります。

最後の魂遡行催眠では、名前の通り限りなく魂に近い状態に到達し、霊的な存在に近い"私としか言えないような"状態(魂状態)になります。

魂状態では前世を呼び出すこと(自己内憑依)が可能なため、心に傷を抱えている前世人格と直接カウンセリングを行います。

(またこの時は潜在意識が優勢な状態ですが、顕在意識もあるためセッション中の内容を客観的に聞いている自分も存在します)

 

また場合によっては、魂状態になる前に未浄化霊(ご先祖様含む)や生霊が来ることもありますので、前世療法に入る前に対応いたします。

また前世だけではなく現世(例:インナーチャイルド)に心の傷があっても対応可能です。

 

この手順で魂状態に到達できることを複数回確認し再現性がありますので、催眠は科学であると定義できると思います。

 

 

以上が催眠の流れの概要になりますが、他に何か気になる点がございましたらQ&Aの方も併せてご覧ください。

また個別のご質問はお問合せより承ります。