経済動向調査資料

2021 / 12 / 15  13:36

管内総合経済動向  [ 2021年12月15日 ]

中部経済産業局

令和3年12月14日

最近の管内総合経済動向(概要)
~持ち直しの動きがみられる~

・生 産 持ち直しの動きがみられる。 (↑)
・個人消費 持ち直しの動きがみられる。 (↑)
・設備投資 おおむね横ばいとなっている。 (→)
・公共投資 このところ弱含んでいる。 (↓)
・住宅投資 持ち直しの動きがみられる。 (→)
・輸 出 弱含みとなっている。 (→)
・雇 用 需給の緩和に引き締まりの動きがみられる。(→)
このように、管内の経済活動は、持ち直しの動きがみられる。(↑)

【今月のポイント】
<生産>
 主力の輸送機械は、半導体の供給不足に加え、東南アジアにおける感染症拡大に伴う部品供給不足による減少の影響はあったものの回復傾向にあり、乗用車などを中心に持ち直しの動きがみられる。また、生産用機械や電子部品・デバイスなどは、外需の好調や内需の回復、半導体需要の増加を背景として堅調な動きを維持している。以上のことから、判断を「足踏み状態となっている」から「持ち直しの動きがみられる」と
変更した。
<個人消費>
緊急事態宣言等が解除され人流が回復傾向となった。百貨店は、来店客数の増加に加え、気温低下により衣料品に動きがみられた。スーパーは、来店客数の増加に加え、飲食料品に動きがみられた。コンビニエンスストアは、販売額が前年を下回ったものの、来店客数は回復傾向となっている。また、ドラッグストアは、引き続き新規出店効果がみられた。乗用車販売は半導体不足等による減産の影響があったものの、需要は旺盛となっている。
以上のことから、判断を「足踏み状態となっている」から「持ち直しの動きがみられる」と変更した。

2024.05.19 Sunday
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