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ヤブタ塗料株式会社
公式キャラクターの「ヤブ蔵くん」が目印の本社営業所(小田原市本町)
【ヒストリー】
明治37(1904)年、工業薬品販売業として創業したヤブタ塗料株式会社は、今年で創業121年を数える老舗企業。小田原市本町の本社営業所のほか平塚と裾野に営業所と工場を構え、塗料の販売や工業塗装、建築塗装を手がけています。
小田原市民の方なら、本社営業所の場所を「あぁ、あそこ」とお分かりいただけるかもしれません。国際通りの一方通行を国道1号に向かって走ると右手に見える、ペンキを手にした犬のキャラクターの看板を掲げた緑の建物です。
店内には、ずらりと並ぶ塗料の缶にローラーや刷毛などの道具類。奥には実験室のようにも見える「調色室」もありプロ向けのお店かと思われがちですが、ドアには「一般のお客様大歓迎」の文字。
DIYをかじったこともない運営Sですが、塗料の缶に書かれた、聞いたこともない色の名前を見ているだけでも意外と楽しいことに気づきました。
ここ本社営業所で塗料販売課に勤務する榊原隼人さん(26)は入社以来、木工団地フェスのブースに立っています。
母の勤務先であったことに加え、現在では上司にあたる部長からの誘いを受け、5年前に入社した榊原さん。普段は社用車に乗り、先輩社員とともに木工店や会社等およそ300軒抱える得意先をまわっています。高齢化した職人さんの愛用品を切らさないための目配りや、「足りなくなりそうだから、今日持ってきて!」といった急な注文に対応しながら忙しく過ごす日々。進化を続ける塗料の情報をメーカーから仕入れたり、上司や先輩の提案力や引き出しの数に触発されながら、研鑽を積んでいます。
榊原さんの案内で見せていただいた調色室に、ひときわ興味を引くものがありました。日本の自動車メーカーの塗料の配合表です。「工業塗装」という言葉だけではピンとこなかった塗料、塗装の世界が一気に身近に感じられました。小学校からの依頼で社会科見学の受入れもしているそうで、やはりこうした生活に密着している内容に興味を示すと言います。
【木工団地フェスでのイチオシ商品】
足を止めて掘り出し物探しをしてみたくなるヤブタさんのブース
木工団地フェスでのヤブタさんといえば、商品数の豊富さに反比例してブース設営のスピーディーさが目にとまります。そしてフラッと立ち寄りたくなるような陳列の仕方が上手だなぁと感じます。
塗料という商材で参加できるイベントはそう多くはないからこそ、「店売りの良さをPRできる貴重な場」と榊原さんが話すように、イベントは貴重な「入り口」だとか。
今はインターネットでなんでも注文できて、すぐに手元に届く時代。価格だけを比較されると敵わない部分もあるのが現状です。
対面販売ならではのきめ細かな対応とアフターケアの強みを活かし、実店舗での購入につなげたいという意欲が、工夫されたブースづくりに反映されているのかもしれません。
さて、ファイナルとなる今回の木フェスでは、近年のDIYブームでヒットした「キシラデコール」を少しおトクに販売予定です。
タレントを起用したコマーシャルでお馴染みのこの商品は日光や風雨に強い耐候性顔料で、色を長持ちさせつつ長期間にわたり木材を保護するのが特長です(人気色のウォルナットやパリサンダも並ぶようです)。
気軽にブースを覗きつつ、塗料や塗装に関する疑問を尋ねてみてはいかがでしょうか。
DIY愛好者なら「知らない人はいない」という人気を誇る木材用塗料のキシラデコール
【ヤブタ塗料の取り組み】
木工団地フェス以降のイベント情報です。
12月13日(土)に自社駐車場で毎年恒例の「ヤブタフェア」を開催します。取引先メインではありますが、特価販売を行うそうです。
このフェアで、14年前から続けていることがあります。
それは東日本大震災の被災地から取り寄せる、三陸産ホタテの振舞い。震災をきっかけに生まれたご縁で、毎年欠かさず用意しています。
榊原さんも震災後、東北沿岸部を訪れました。
石巻市の震災遺構を見学していた時のこと。多くの児童が命を落とした小学校で、奇跡的に助かった同い年の男性に会えました。
彼の口から語られる被災体験が、深く胸に残ったといいます。
いつのFINALの木工団地フェスでも、チームワーク抜群のヤブタさん。
塗料に関する相談を気軽にできるチャンスです。ぜひご来場をお待ちしています!
同社のホームページはこちらからご覧いただけます→ ヤブタ塗料株式会社



