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おだわら森林・林業・木材業再生協議会
【団体の概要】
2024年春のおだわら木工団地フェスから出店してくれるようになった「おだわら森林・林業・木材産業再生協議会」さん。
2011年に発足した団体で、小田原市土木建設協同組合や小田原地区木材業協同組合など11の個人・団体からなる組織です。
市域面積の4割を森林が占める小田原市で、川上(林業従事者)から川下(木材加工業者)の課題を収集し、森林の整備、流通、木材加工にいたる一連の流れを効果的に行う目的で活動しています。
小田原産木材の産地認証制度や小田原の木を使った製品開発の実績を持ち、現在は川崎や横浜、品川など都市部に向け、小田原の森林・林業・木材業の普及や木材の利用促進を目的としたイベントに参加することで、そうした都市との連携の方法を探っています。
【木フェスへの出展】
木工団地フェスティバルでは、子どもたちが木製玩具に触れ合える「木の広場」を提供しています。
「木の広場」はひのきのボールプールとかまぼこ積み木の木製玩具のこと。床一面に広がる木片に埋もれるように、たくさんの子どもたちが靴を脱ぎ、無心になって遊んでいます。付き添いの親御さんたちにとってはひとときの休憩場所・時間にもなり、利用者の姿が途切れない人気のスペースです。

ヒノキのボールプールとかまぼこ積み木の香りと感触に誘われ、毎回だいにんきの「木の広場」
ほかには、木のパーツを組み合わせて犬を作るキット「キイチロウ」や、一枚板、端材の販売も行います。小さめのテーブルや時計の台(文字盤)に適したものなど、さまざまな大きさの材は毎回人気です。
協議会事務局の井上源太さんは、「木の広場で親子に木の良さを感じてもらい木育を推進することで、木材や木製品への興味や理解を醸成したいと考えています。今後、家具や購入する際に木製品を選択の一つにしてもらい、最終的には小田原の森林・林業・木材産業のさらなる活性化につなげたいです」と話してくれました。
都市部でのイベントでも、「木の広場」は常に人気で多くの賑わいを見せると言います。木に直接触れることでその良さは伝わっているという手応えを感じつつ、木製品の購入や小田原産材の利用促進といった次のアクションに結びつける難しさも実感しているそう。
今後は、SNSでの情報発信やパンフレットの作成・配布など、人の目に触れ、手に取れるツールの活用を視野に入れています。
過去の出店の様子。掘り出しものが満載の一枚板はファンも多い
【小田原の森林・林業・木材業の展望】
事務局の井上さんは小田原市農政課の職員です。
普段は市内や都市部での木材普及啓発イベントの実施や、現場視察等の受入れに対応し小田原の魅力をPRすることも業務の一つ。例えば自治体関係者の受入れでは、森林散策や伐採見学ののちに製材所訪問を経て、小学校やハルネおだわらといった木質化の実施場所へ足を運んでいます。
視察参加者からは、木のなりたちから加工、製品化までの流れを目の当たりし、小田原駅から森林までの近さや他事業者同士の垣根を超えた横のつながりに驚きの声があがるようです。
駅周辺には、寄木などの木製品を扱うTakumi館やWaza屋、内装に小田原産のヒノキとスギを使った三の丸交流センター、樹齢300年のスギで出来た大鳥居を持つ二宮神社、直径45㎝のスギの将軍柱が迎える小田原城天守など、私たちが気軽に小田原の木づかいに触れられる施設が林立しているのも大きな利点です。
また近年のインバウンド需要により日本の伝統工芸や木工業が注目を集めていることも、小田原産木材の利用促進の観点からは見過ごせません。
小田原産木材の多くはスギやヒノキの針葉樹。材質や節の多さから製品にすることが難しい点も踏まえつつ、小田原産材を使用した製品が増えていくことに期待しているそうです。
井上さん自身は「表情が豊かなスギが好き」で、軽くて手に心地よくフィットする木の食器を愛用中と話してくれました。
「木の広場」はフェス会場の中心に位置するセンターハウス内で、物販はセンターハウスからほど近い屋外スペースで行う予定です。
ぜひ、おだわら森林・林業・木材業再生協議会のブースにお立ち寄りください!

