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台湾女子
【ヒストリー】
元同僚で食いしん坊の吉川ひろみさんと高瀬直子さんの二人で店頭に立つ台湾女子。度々台湾へ出かけおいしいものをたくさん食べてきました。中でも高雄の街角で食べた愛玉のおいしさは格別でした。満腹でも、愛玉を食べるとすーっと体がリセットされるような不思議な魅力に夢中になったと言います。
驚くのはここから。「自分たちで愛玉を作ってみたい!」と勢いで退職し1ヶ月ほど台湾へ行こうと計画していたところに、世界中で新型コロナウィルスが蔓延します。台湾へ行けないなら作ってみよう、と原材料の愛玉子(種子)を数種類取り寄せ、試作を開始。愛玉子の品種、水の硬度、揉み方によって食感が変わるところにむずかしさと面白みを見出し、繊細で奥深く魅力に満ちた世界にハマっていきました。
商品化にあたっては、台湾新北市にある卸販売の食品雑貨店との出会いも大きな縁でした。訪台できない自分たちの代わりにリクエストした商品を探してもらったこともあるこの雑貨店とはいまでも関係が続き、頼りにしている存在です。現在使用中の愛玉子もこちらとのご縁で出会ったとか。
一昨年実現した念願の農園訪問は、愛玉子についてより深く知る貴重な機会になったと言います。中でもアイギョクコバチ(雌雄異株である愛玉子の受粉を助ける昆虫)を見られたことに感動したそうです。
創業当初は知人の工房を借りて行っていた製造も、その後2022年の春から大磯町にあるシェアキッチンに拠点を移しました。
ちなみに店名の「台湾女子」の「女子」をぎゅっと合体させると「好」。つなげて読めば「台湾好」。台湾が好きな2人で、台湾で食べた愛玉の美味しさを届けられるよう、心を込めてキッチンに立っています。
イラストレーターの佐々木千絵さんが描いた二人の似顔絵缶バッヂ。手元には愛玉も持っている
【こだわりと木フェスでのイチオシ商品】
今回の木工団地フェスティバルでは、檸檬(レモン)愛玉・台湾鳳梨(パイナップル)愛玉・甘夏愛玉を販売予定です。
初めての方には、台湾でも定番の檸檬愛玉がおススメで、こちらの愛玉には主に広島県大崎上島町産の香りの良いオーガニックレモンを使用しています。10月から出回るグリーンレモンに始まり春のこの時期の完熟レモンまで、その時々で香りと酸味の変化が楽しめるそう。「キュンと甘酸っぱいレモンシロップとともにお楽しみくださいね」と紹介してくれました。
材料にもこだわりを持っています。愛玉(オーギョーチ)の原材料となる愛玉子は台湾固有のクワ科・イチジク属の植物。雲林縣にある『綠色保育標章』(有機農業と環境保全を合わせた認証)を取得し、環境や野生生物にやさしい農家さんの愛玉子を使用しているのだとか。体の余分な熱をとり、喉の渇きをいやしてくれるつるんとした喉越しは、愛玉子100%ならではです。
実は台北市内でも愛玉子を100%使用しその上手作りしているお店は少ないようで、日本でその製法を用いていることを伝えると珍しがられるほど。
愛玉自体に甘みがないため、季節の旬の果物を使ったシロップで味に変化をつけています。このシロップに使用する果物も可能な限り西湘地域のものにこだわっていて、原材料は愛玉子・果物・甜菜糖とシンプルなのです。
店頭にて愛玉子を展示しているので、ぜひ実物をご覧になってください!
【イベント出店情報と愛玉子豆知識】
台湾女子のお二人は西湘地域での出店が多く、大磯市とカミイチはほぼ毎月テントを広げています。
下記のインスタグラムにて出店情報をチェックしてくださいね。
台湾女子のInstagramはこちらから → remon_aiyu_taiwan
⭐︎愛玉豆知識⭐︎
愛玉は日本ではオーギョーチとしておなじみの台湾デザート。「オーギョーチ」は台湾語ですが、台湾では中国語(北京語)で「アイユー」や「アイユィ」と呼ばれることが多いとか。
作り方は
①愛玉子(種子)を布袋に入れ、水の中で8〜10分ほど揉み出す
②愛玉子から出るペクチンと水の中のカルシウムが結合し、水にとろみがついてくる
③そのまま常温で1、2時間ほどおくと固まり完成
勉強になりました!


