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DENT CRAFT Coffee Stand
【ヒストリー】
箱根ターンパイクの小田原料金所脇に、太い木の幹が整列する不思議な建物があります。そのすぐ隣にあるのが、現在リニューアル工事真っ最中のDENT CRAFT Coffee Stand(デントクラフトコーヒースタンド=以下、「デントさん」)です。
店舗側面こそかわいらしいレモンイエローの壁ですが、正面から見るとシックなグレーの四角い建物。
車の修理会社を営んでいる工場の事務所をリノベした、と聞いて納得しました。
オープンは2022年7月。夫が経営する修理会社の事務を担っていた小出さんに「飲食部門に挑戦してみよう」という声が上がり、安全でおいしいコーヒーを提供したい、とコーヒースタンドを始めることになりました。
立地の良さを味方につけ、〝美味しいものを気軽に買えるスタンドを〟と店づくりの方針が固まり、ひたすら美味しいコーヒーの淹れ方を習得する日々が始まりました。
「先にオープン日を決めてしまったんです。だからあとはやるしかなくて。振り返れば不安しかなかったかな(笑)」。自分たちで味を確かめることはもちろん、お隣の店の駐車場整理のおじさんたちにも試飲してもらったり、とにかく練習に明け暮れました。
無事にオープンの日を迎えて以降も、新たな豆や産地を知れば知るほど深みにはまり、休日やこのリニューアル休業中もコーヒー店めぐりを欠かさず続けてきたそうです。
【木工団地フェスでのイチオシ商品】
木フェスへの出店は、昨春の第17回以来2度目となるデントさん。
店舗では通常30種類ほどのメニューからお好きな1杯やスイーツを楽しめますが、木フェスには3種類のコーヒー豆を用意し、ハンドドリップやバッチブリューで淹れてくれるそうです。
前回出店時に好評だったのが、コーヒー豆の果皮と果肉で作った「カスカラシロップ」を使ったドリンクでした。
普段は捨てられる部分を使ったこのシロップは、コーヒー農家の収益向上や廃棄物の減少という環境問題に関する課題解決につながる商品です。
ポリフェノールやビタミンが豊富で体にうれしい成分を多く含み、華やかな香りと味わいの良さでも注目度の高いもの。
昨春、初めての出会いに舌がよろこんだ1杯でした。
お話を聞きながらふと小出さんの名刺に目をやると、かわいらしい象とサーカスのテントのイラストに目がとまりました。
「サーカス」をテーマに依頼したこのロゴには、「ドキドキワクワクするお店でありたい」という願いを込めたそうです。
1年ぶりのカスカラシロップとの再会に、いまから胸が躍ります。
象とサーカスのテント、2種類のロゴマークにはそれぞれコーヒー豆が隠れています
【これからのこと、店舗情報など】
昨春の木工団地フェスへの出店がきっかけとなり、声をかけてくれたオーナーのイベントに出向いてコーヒーを淹れたり、実店舗を飛び出しての挑戦も楽しんできたデントさん。
いずれの場でも楽しみなのは、人との関わりだと話します。
「最初はカップルで来てくださったお客さまが、次に来られた時には夫婦になっていらして。それからまた、家族が増えましたと赤ちゃん連れで来てくださったんです。人生の節目で報告に来てくださるのが、本当にうれしくて」と小出さんたちの顔には笑みがこぼれます。
4月25日(金)に迫ってきたリニューアル後の店内には、そんな家族連れにもゆったり座ってくつろいでいただけるように、ソファ席も設えられるとか。
「いつかこんな風になったらという夢ですが」という前置きに続き、「お子さまのコーヒーデビューの店になれたらいいな、と想像すると楽しみが増します」と話してくれました。
DENT CRAFT Coffee Stand インスタグラム → DENT CRAFT Coffee Stand
店舗営業 午前9時〜午後5時(水・木休み) 駐車場7台分あり
※リニューアルオープン初日の4/25(金)のみ午前10時半〜午後5時
向かって右のブルーシートで覆われている部分がカフェへの入り口。建物左手にゆったり停められる駐車場があります



