におメンマ

美味しく食べて竹林整備を合言葉に純国産メンマの製造販売をしています。
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竹林整備について

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始まりは美味しいタケノコが食べたかった♪

徳島県阿南市は小さなタケノコ農家さんが沢山いる街だったようだ。山林の所有者を調べてみると、小さな山でも沢山の所有者さんがいらっしゃった。家で食べる分プラスアルファで生計の足しにされていたのだ。しかし、昭和が終わる頃には時代はすっかりプラスチックや輸入タケノコを欲したようだ。それから竹林が放置されるようになり、旺盛な繫殖力と成長力でどんどんと近隣の森に侵入し、駆逐し、竹林化、そして放置竹林へ。身近な里山に害獣の住処を作り、浅い地下茎の竹林は土砂災害を引き起こす。竹害と呼ばれる所以である。自宅の裏山で目の当たりし、どうにかしたいという想いとタケノコが自由に採れる楽しみがきっかけで竹林整備を始めた。

想像以上に大変な竹林整備

想像以上に大変な竹林整備

放置竹林は足を踏み入れることさえ厳しいような状態から始まる。始めた頃は独りで作業がはかどらなかった。電線がすぐ横にあったり、崖のような場所であったり、何より枯れた竹の処理が大変だった。竹はなかなか枯れない。更に枝は四方に張り、積み重ねても大きな場所を必要とする。また、真っ直ぐな印象の竹も実は曲がったものが沢山ある。小さく伐る手間も大変だ。

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竹林整備におススメ!!!

竹林整備の転機となったのは【森林・山村多面的機能発揮機能交付金】を知ったことだ。詳しくは林野庁のHPにて→ https://www.rinya.maff.go.jp/j/sanson/tamenteki.html この交付金事業に参画することによって、①仲間ができた、②チッパーを購入できた、③出口戦略を模索するきっかけとなった。3つの大きな進歩があった。独りで寂しく危うい整備をしていたのに仲間が増えたことは大きな進歩のきっかけだった。また、チッパーを購入し、竹を砕くことによって課題であった枯れ竹の処理ができるようになった。しかし、今に至るまでのプロセスにも大切な学びがあったので書き記す。初めは小型のチッパーを購入した。竹の枝を粉砕することができ、太い竹も割ることによって処理もできた。しかし、入れた竹を処理する力が少し足りなく、危険を感じることもあった。また負荷をかけ過ぎていることは使っている感覚的に明らかだった。そして、カルイというブランドの中古チッパーを購入した。中古だったので様々な不具合があったが、竹林整備は格段に進んだ。しかし、エンジンブローなど、嫌になるための要素が沢山あり、オークションで販売した。歴代のチッパーを売却したお金と、コツコツ溜めたお小遣いと前述の交付金によって新品のチッパーを購入したのは2022年12月の事である。少しパワーの不足を感じることもあるが、大切に使っている。3つめの出口戦略については、チッパーをかけた竹の粉、竹パウダーに魅力を感じ、事業化を模索するきっかけとなった。竹パウダーはそのまま山に積み上げているとカブトムシやクワガタの楽園となり、シイタケの菌床にもなる。また、水稲栽培や蓮根栽培などに利用すると美味しくさせる土壌改良材としての利用も可能である。しかし、それぞれ事業化するには課題解決することが難しいという想いに至っていた。

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2024.05.18 Saturday
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