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第2期修了生の声(井上和仁さん)

技術者から事業者へ。経験を事業に変える一歩

― 鳴海・有松創業道場第2期修了生 Garlond Works 井上和仁さん ―

30年以上培ってきた技術を、会社の中だけで終わらせたくない。

そう考えていた井上さん。FA・制御設計の分野で積み上げてきた経験を、中小製造業の現場にもっと直接役立てたいという思いはありました。しかし、それをどう事業として形にすればよいのか、具体的な道筋は見えていませんでした。

  

「技術者」から「事業者」へ

創業道場に参加して変わったのは、事業についての考え方です。

 

 「同じ課題でも、『どう解決するか』だけでなく、『誰のために、いくらで、どう届けるか』を同時に考える癖がつきました」

 

技術的な課題を解決することと、その解決策を事業として届けることは、同じではありません。創業道場で事業計画を考え、ほかの受講生や小坂先生、商工会職員と議論する中で、井上さんは自分の経験を事業として生かす可能性を感じるようになりました。

また、異業種・異職種の受講生と話すことで、製造業以外の現場にも、似たような課題があることに気づきました。相手が何に困っているのかを聞くことが、自分の経験やスキルを新たな場面で生かすきっかけになっています。

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 同期生とのつながりが、具体的な仕事に

道場修了後、井上さんは自らの技術や経験を事業として届けるため、情報発信にも取り組み始めました。

そうした中で生まれたのが、同期生の朽木さんからのDX支援の依頼です。民間救急・介護タクシー事業「Eighty Aid」を立ち上げた朽木さんから業務の効率化などに関する相談を受け、井上さんは自身の技術を生かして支援を進めています。

 

「事業計画書を作る段階では『本当に顧客が来るのか』という不安がありましたが、まず同期生という身近なところから実績が生まれたことは、大きな自信になりました」

 

製造業の現場で培ってきた経験が、異なる業種の課題解決にも生かされる。道場で互いの事業や考えを知り、つながりができていたからこそ生まれた仕事です。

 

つながりから、自分の可能性が広がる

井上さんは、創業道場で参加してよかったこととして、受講生や小坂先生、商工会職員とつながり、一緒に議論したことで「自分の可能性を感じることができた」と振り返ります。

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これから参加する人へのメッセージは、率直です。

「初めは何ができるのか、何をするのかわからず、参加を躊躇しがちですが、騙されたと思って参加してみてください。そこから人脈が生まれます」

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自分の経験をどう事業に変えるか。その答えは、最初から一人で見つけられるとは限りません。人と話し、異なる視点に触れ、自分の可能性に気づく。そして、そのつながりが具体的な仕事へと発展していく。

井上さんの歩みは、創業道場が目指す「学ぶ。出会う。考える。自分で決める。」を、修了後の実践で示してくれています。

Garlond Works 製造業DX・AI・FAエンジニア https://garlond-works.com/

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2026.10.16 Friday