お知らせ
2024 / 08 / 05 12:51
平飼いは手間も暇も・・・農場の一日

早起きの鶏たちのお世話は、毎朝7時から始まります。
約10kの餌バケツ2個を両手に掲げ、鶏たちのご飯の時間。
お腹を空かせた鶏たちがバケツめがけてまっしぐら。10kのはずのバケツがあっという間に15k以上になることも・・・
それにもめげず、給餌器の中に餌を入れていきます。17部屋を同じように回る、思いのほか大変な作業。
夢中で餌をついばむ鶏たちの姿を見ると、なんとも幸せな気分に。
今度は産卵箱に産み落とされる卵を、手作業で籠に回収します。
抱卵を始めた鶏たちに「ごめん」と言いながら、鶏のお腹に手を伸ばして卵を失敬。
ほとんどが午前中に産み落とされますが、産卵時間はばらばらなので、一日で3~4回採卵作業をします。
集めた卵を洗卵して、パック詰め。
空いた時間に飼料を攪拌機に投入して、餌作り。
攪拌機の中の餌を、バケツに移して計量して、軽トラに乗せて各鶏舎に配ります。
平飼い養鶏の作業は四半世紀前とほぼ一緒。
高額の資金を投入すれば、自動化できる作業もあると思うけど、鶏たちの様子が手に取る様に分かるのは、手作業ならではと、なかば負け惜しみに聞こえるかもですが。